くもり一時晴れ、雨にはならなかった。都会には住んでいないので田んぼ道を走る事も多く、道の両端に彼岸花が連なっている箇所も多い。一種の“彼岸花ロード”だが、なかなか壮観である。朝食は、ミルクロール、ジャムパン、牛乳。
ウォーキング後に外出。肉屋さんで色々買い揃え、ヨメ実家が予約を入れていたちょぼ焼き屋さんに受け取りに行った。ヨメ実家にてミックスちょぼ焼き、オムそば、揚げたこ焼きなど食べる。食後にチョコレートケーキとコーヒー。本日は誕生日のお祝いなので。
ジョージ&グウェン・マクレイの「Winners Together Or Losers Apart」。夫婦だったが離婚したふたりの運命を暗示したかのようなタイトル。シングルは76年に発表されているが、75年のアルバム『Together』に収録されている。ちなみに離婚を発表したのは76年で、このアルバム収録時は果たしてどういう状況だったのだろうか。リードを取るグウェンの歌声が時に迫力を帯びるのを邪推してしまう。音響バランスの関係とはいえ、ジョージの歌声には“距離”を感じてしまう。しかし、もちろん、素晴らしいソウル・チューンである。クラレンス・リードとレイ・マルティネスのふたりがコンポーザー。
少年時代にゴスペルの聖歌隊に所属して海軍で音楽活動もしていたジョージが、ローカル歌手だったグウェンと出会い(彼女も過去にゴスペルを歌っていた)、一週間で結婚を決めたそうだ。67年の除隊後、ソウル・デュオとして<アルストン>と契約。主にグウェンのソロにマネージャーも兼ねていたジョージがバッキング・コーラスを務めるという形だった。やがて、グウェンが頭角を表しはじめた頃、ジョージは大学での勉強を選択しようとしていた。そんなある日、グウェン用に作った「Rock Your Baby」(共にKC&ザ・サンシャインバンドのハリー・ウェイン・ケイシーとリチャード・フィンチの作品)がトラブルで歌えず、ジョージが歌う事になった。ところがこれが大ヒットを生む(74年、ホット100で2週間1位、UKチャートで3週間1位、当然R&Bチャートも1位、1100万枚以上を売り上げた)。何とも微妙な話である。
2024年現在、グウェンが80歳、ジョージが79歳。デュオ(&夫婦)解消後も活動は続け、現時点の終盤だけ紹介すると、グウェンは06年にザ・ソウルパワー・オールスターズと一緒のライブ盤やセルフカバー盤をリリース、2010年にはシングル「Now I Found Love」を発表したものの、2012年イギリスの舞台で脳卒中になり、左半身麻痺で歩行不能となったそう。一方、ジョージは、2016年にアルバム『Love』を発表している。尚このアルバムにはマクレイ姓のリアとソフィアという女性が参加しており、おそらくジョージとグウェンの娘かと思う。
お腹いっぱいだったので、夕食は、鶏レバーを少しつまんだだけ。
♪ George & Gwen McCrae - Winners Together Or Losers Apart
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