イントロダクション

このブログは、旧いブルースから現代のR&Bまで広く愛する男のブログです。1957年生まれ、熊本在住です。以下の言葉等をキーワードにしています。

●変わりゆく変わらぬもの by リロイ・ジョーンズ ●曲を聴くより人を聴く ●問題はツールじゃない、その使い方だ by マイルス・デイヴィス ●世の中には歌の上手い歌手と、歌い方の巧い歌手がいる by 阿久悠 ●世の中に真理はない。あるのは無数の解釈だけ by ニーチェ 

●表記の取決め・・・アルバム・書名は『』、シングルは「」、レーベル・出版社は<>、発表年は()で囲みます。

●所属SNS・・・Facebook , Twitter , mixi  , 読書メーター ,  本が好き! , 週刊ドリームライブラリ ,  ブクログ

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聖なるものと俗なるもの

「聖なるもの」と「俗なるもの」は必ずしも対立項ではないと思う。

 

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戦前ブルースマンがギター・エヴァンジェリストを兼ねている事はままある。また、ゴスペル一筋のブラインド・ウィリー・ジョンソンのブルース・フィーリングは、この上なくディープだ。

 

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マヘリア・ジャクソンがもしギターを弾いていたら、結構シスター・ロゼッタ・サープみたいになるんじゃないかと思うのは若干妄想気味かも知れないが・・・。

 

レイ・チャールズやサム・クックがゴスペル感覚を生かしてソウルへの道を切り開いた事に何の違和感も感じない。

 

そして、マーヴィン・ゲイ。特に『レッツ・ゲット・イット・オン』以降、彼が創り出すセックス・ソングにホーリネスをも感じるのは、ごく自然だと思う。

 

神自体は人間を超えた存在だろうが、神を崇拝しているのは人間である。信仰も、苦しんだり喜んだり怒ったりする人間的行為のひとつなのである。

 

感情表現の塊である黒人音楽の世界に接する事で教わった。

 

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Let's get it on

 

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Sexual Healing

 

 

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2019年3月まとめ

koolmuddyjoeの本棚 - 2019年03月 (6作品)
Sonny Boy Williamson
Sonny Boy Williamson
-
読了日:03月07日

DON'T YOU FEEL MY LEG
DON'T YOU FEEL MY LEG
-
読了日:03月21日

KING'S SERIOUS SOUL
KING'S SERIOUS SOUL
-
読了日:03月26日

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ステイプル・シンガーズ

 

「メッセージの発信」というお題目がある以上、ゴスペルはハードさ、ディープさが持ち味である。ステイプルズも例外ではない。ただ、独特の緩さ・温かみが前段にある。無意識に身体が揺れる心地よいサウンド。しかし、軽くはない。確実に奥深いものが伝わる。

 

Wade In The Water

 

 

 

Jacob's Ladder

 

 

 

Why Am I Treated So Bad

 

 

 

For What It's Worth

 

 

HAMMER AND NAILS

 

 

Freedom Highway

 

 

 

Samson and Delilah

 

 

 

Nobody's Fault But Mine

 

 

 

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福岡の収穫結果(3/17)

最初にタワーレコードへ行った。頼みの<オールデイズ>コーナーも縮小気味で、結局は獲物なし。
他店の営業時間まで間があったので、ジュンク堂書店に向かう。途中で複数女性から嬌声が上がったので、ふと見ると、漫才コンビのミキがタクシーから降りてそそくさとビル内に入って行った。ごく普通の兄ちゃんたちだった。後で調べたらM-1関連のライブが行われていたようだ。実はウチの娘がミキ・ファンで、非常に悔しがっていた。ははは。
そんなこんなもあって書店の後グルーヴィン・レコードへ。
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●メアリー・ラヴの<ケント・ソウル>盤。●サイラス・ホーガンの『トラブル』。<Pヴァイン>経由の国内盤の方で、まだ読んでないが高橋英明さんの解説も楽しみである。●タイトルにそそられた感もある<アーフーリー>盤の『ドント・ユー・フィール・マイ・レッグ』。これは聴き終えた。クセのある声と歌い方が面白いブルー・ルー・バーカー、アンニュイ系のウィー・ビー・ブーズ、真っ直ぐな歌唱のベイビー・ディー、<アポロ>3人娘のコンピ盤だ。手堅い演奏陣が盛り立てるのも印象的。ジャズとブルースの蜜月時代の賜物である。
毎度福岡の締めはジューク・レコード。●ステイプル・シンガーズ『フリーダム・ハイウェイ』。<ソニー>のコンピ盤の方。●ユージン・エヴァンス、グロリア・ウォーカー、ビリー・ソウル、パターソン・トゥインズ、トーマス・ベイリー、コディ・ブラック、サム・ベイカーら<ハリウッド><フェデラル><デラックス>のコンピ。<ケント・ソウル>盤。●日<アーカイヴ>(よく知らん)の「ロバート・クラム・コレクション」の一枚『ホウカム・ボーイズ』。オリジナルは<シャナキー>発のよう。●<Pヴァイン>紙ジャケのリル・サン・ジャクソン。60年の<アーフーリー>録音。聴き終えた。行ったことはないが、テキサスの夕暮れ時の抜けかけた暑気を思わせる。This is BLUES!!!
今回は少なめだったが、まぁこんなもんでしょう。タワレコの衰退(超個人的意見)が残念。あぁ、ディスクユニオンがほしい・・・。

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泉山真奈美さんの一冊

今日はマイカーを点検に出したり、ショッピングセンターに行ったり、私にしては活動的だった。車を引き取った後、なかなか行き出せなかった古書店「タケシマ文庫」へと。

店内は雑然としており、注意して歩かないと背後の本の山を崩したりしそうだ。ジャンル分けも大まかにはできているが、キッチリとまではしていない。実は、こういう感覚の本屋は好きで、背表紙の追い甲斐がある。例えば、「汽水社」みたいに判りやすく整理され、一冊一冊の状態も比較的良い本屋のタイプとは違う感じだ・・・結果的には双方とも内容が充実しているので、満足感は味わえる。
懐かしい名前、泉山真奈美さんの2001年<ロッキング・オン社>から出ていた『DROP THE BOMB!!』を見つけた。
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泉山真奈美さんは、マーヴィン・ゲイ・フリークとしても著名で(もちろんそれだけではないが)、『ホワッツ・ゴーイン・オン・デラックス・エディション』の解説の、偏愛とも評された細かく熱い文章は白眉だった。実は、SNSでご交流頂き、私みたいな素人でも気を遣って対応して下さっていた。しかし、ネット検索すると彼女に批判的な意見も散見され、気の毒な感じもあった。一本筋の通ったガンコな人なので反発も受けやすいのかなと思う。
70年代ソウルを基点とするなら、泉山さんは新しい世代、私は旧世代方向を主に向いているが、ブラックミュージック好きは変わらない。最近、お名前を聞かないが、2015年には洋楽の訳詞集を出されている。しばし、感慨に耽ろう。

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本日の収穫

本日はゆめタウンはません店へ。いつもの紀伊國屋書店へ行き、『ブルース&ソウル・レコーズ』の最新号を購入。

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『レコード・コレクター紳士録2』を立ち読みしていると、ヨメさんが「あっちにCDが並んでるよ」と。確かにCDとDVDのワゴンセールをやっていた。あまり期待せずに掘っていると、サニーボーイ"ジョン・リー"ウィリアムソンの<ウルフ>盤があった。こんな珍しい事もあるんだなあ。
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姿を消さないジム・クロウ

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ジェームス・M・バーダマン、里中哲彦両氏による対談形式の著書『はじめてのアメリカ音楽史』<ちくま新書>。完読はしていないが、アメリカの歴史と音楽の成り立ちを細かく説明してあり興味深い。

「ミンストレル・ショウ」で演じられていた"ジム・クロウ"に話が及んだ章。後に人種差別を公然の事実にした悪しき体制の総称でもある"ジム・クロウ"は、白人が顔を黒く塗り黒人を侮蔑した言動で話題を呼んだキャラクターが元となる。今年のグラミー賞を受賞したMV「ディス・イズ・アメリカ」でチャイルディッシュ・ガンビーノが、滑稽とも取れる表情や動きを見せているのが"ジム・クロウ"を模したものだとバーダマン氏が指摘する。あの時代から何も変わっちゃいないんだという表現だろうか。
「ミンストレル・ショウ」自体も、黒人の役者が後に登場し、顔を黒塗りにする。「差別する側が作り出したキャラクターを、差別される側が演じる事で差別の非公正さ・醜悪さを浮き彫りにする」姿勢が見える。エンターテインメントの隠れ蓑を、うわ手のエンターテインメントではがす。チャイルディッシュ・ガンビーノの熱演まで続く歴史でもある。
人種差別が間違った考えだという事は我々日本人にも判るが、体感には至らない。しかし、本書で「ミンストレル・ショウ」から「ディス・イズ・アメリカ」まで丁寧に説明されると理論的に腑に落ちる。すると、何年か前にダウンタウンの浜ちゃんが顔を黒塗りにして笑いを取ろうとした事の過ちが理解できるのだ。
事はアメリカに限った話ではない。地域性や歴史の問題もあるだろうが、人種差別に疑いを持たない連中は即ち人間性を喪失していると思う。自分の娘を虐待死させて、普通に生活を送っているヤツや、バイクを車で撥ねながら得意げにしているヤツなど日本にも人間性を喪失している輩がいる。"ジム・クロウ"は人間の醜さを露呈した存在であり、必ずしも昔話ではないのだ。

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日本語で感じるブルース

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チャンピオン・ジャック・デュプリーの『ニューオーリンズ・バレルハウス・ブギー』。<ソニー>の<ルーツン・ブルース>シリーズで、93年にリリース。40~41年、彼の最初期の録音集だ。

「チャンピオン」の呼び名は伊達ではなく、ボクシングの腕も相当なものだったよう。力強いピアノの響きに、腕っぷしの強さを連想してしまう。

内容の良さに加え、編集盤として、ブルースの魅力を日本語で伝えようとする姿勢にも触れたい。こういう場合ギクシャクした訳もあったりするが、風情の伝わる良訳である(沼崎敦子さん)。タイトルも全て邦題で、私のように英語が不慣れな人間には歌世界がぐっと身近に感じられ嬉しい。

特に訳さなくても意味は通じるが、日本語にする事で味わいが増す例は、5曲目「黒人女のスウィング」"Black Woman Swing"、あるいは「だいじょうぶだよ」"That's All Right"あたりか。最も感心したのは、本盤唯一のトラディショナル曲"Oh, Red"を「ああ、レッド」と訳す感覚。なるほど、英語での「オー」は正確な日本語では「ああ」或いは「嗚呼」となるはず。ブルースならではの詠嘆調とも言える。

現代ではあまり使われない日本語を使った例では"Junker Blues"を「ぽんこつブルース」(憂歌団の曲名にありそう)、"Hurry Down Sunshine"が「早く沈め、おてんとさん」と訳されている。歌詞もきちんと訳してあるが、詩を感じる素養が私には無いので、読みが甘いかも知れないが、おてんとさんに向かって早く沈めと願うのは、「明日になれば何とかなる」というささやかだが切実な希望の表れではなかろうか。おてんとさんという太陽を人格化したような表現が、より距離を近づけ現実化させたい思いを感じさせる。

詩的な表現としては"New Low Down Dog"が「新・卑劣な犬」。なんとも面白い。

※リンクを貼っている曲名の中で「雑草あまたの女」となっているのは「雑草あたまの女」が正解。たぶんハッパまみれの女とかそんな感じでしょうか。次に原題の曲名を貼っておきます。

♪黒人女のスウィング

♪だいじょうぶだよ

♪ああ、レッド

♪ぽんこつブルース

♪早く沈め、おてんとさん

♪新・卑劣な犬

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片隅02

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梶尾真治さんの"エマノン・シリーズ"の外伝にあたる「ひとひらスヴニール」は、ロマン溢れるタイムトラベルもの。水彩画のような淡い色付けが成された一編。

片瀬チヲルさんの「かみまい」は、怪談とホラーが合わさったような一編。

菅野樹さんの「さくら奇譚」は、水木しげる作品を思わせる奇妙だがユーモラスな世界。

熊本の個性派書店のひとつ「ポアンカレ書店」の店主牛島漁さんのエッセイ。気負いも気取りもない文章は好感が持てる。

性に合わない作品もあるっちゃあるが、全般的に愉しく読める雑誌である。

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T.K.ソウル

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インディー・ソウル界ではベテランの域に入るT.K.ソウルの14年作。64年生まれなので相当なオッサンである。だが、声の若々しさはどうだろう。私はこの人のアルバムは初めて聴いたので、年齢を調べてちょっと驚いた。
ざっとバイオを。生まれはルイジアナ州ウィンフィールド。本名はテレンス・キンブル。若い頃からギター、キーボード、ドラム、ベースをこなし、好きなミュージシャンとしてスティーヴー・ワンダー、ジャクソン・ファイブ、アル・グリーン、メイズ、リック・ジェイムス、プリンスらを上げている。H・タウンのキーボーディスト(曲も提供)やウィリー・クレイトンのバックに付いた後、自主レーベル<ソウルフル>を立ち上げ、レコード・デビューとなった(02)。本盤は8作目のようで、この後一枚アルバムを出し、あと2017年にシングル盤を出している状態のようだ。
才能豊かなミュージシャンらしいので、各アルバムのコンセプトも様々かと。本盤に関して言えば、アコースティック・ギターと打ち込みサウンドを主体に、オールド・ソウルの薫り豊かに展開する一枚だ。前述の通り、若々しく勢いのある歌声がまぶしささえ感じる。私は打ち込みが苦手なのだが、これだけタメのあるリズムだと乗れる。ただ、80's初期のような機械感の強い曲(5や9)もある。ただ、アルバム全体の流れを考えると、それらの配置は良いアクセントになっているかも。
スタートは特に若々しい。
2曲目はボビー・ウォーマックのようなゆるやかさ。
3曲目は曲調もだが、歌い口にマーヴィン・ゲイを思わせる部分が。ここぞという時のよじったような声は、オールド・ソウルファンの萌えポイントである。
4曲目はカール・シムズやスタン・モズレーらがやりそうな王道インディー・ソウル路線。
8曲目はアイズリー・ブラザーズを思わせる。
ラストは、アコースティック・ギターの調べを前に出し、ベイビーフェイス的な美麗な音世界を体験させてくれる。

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