一流の人は空気を読まない
●堀紘一著『一流の人は空気を読まない』(角川書店)
http:// www.kad okawa.c o.jp/bo ok/bk_d etail.p hp?pcd= 2008050 00494
本を読んでおりません。タイトルからの連想で書く事を最初に申し上げて置きます。
現代社会で「空気を読む」というと、「周囲に合わせる」という意味合いになっていると思います。しかも否定的に「空気を読まない」と使う事が多いようです。本来「読む」という言葉通りに考えるなら、空気を読んだ上で、周りと違う行動を取るパターンもあるんじゃないかと思います。このままじゃいけないよ、空気を変えようよというニュアンスです。これが出来る人は「一流」だと繋がるのかも知れません。つまり現代用語としては「空気を読まない」人なんだけど、実はシッカリ空気を読んで「自分の考えで」行動している人の事なんだと思います。
熊本弁(だけかどうか知りませんが)で「一流」というとゴーイングマイウェイな人(あるいは変わり者)を表す事があります。意味としては先に書いた事と似ているのかなとも思います。
「一流=一つの流れ」とも考えられます。野球の落合監督の考えとかを「オレ流」とかいうのも彼の独創性に対する表現でしょう。本当は一人ひとりがまず「オレ流」を築き上げ、全体の「空気」を各人で読み、守る部分は守り、変える部分は変える事が出来ればベストなんでしょうけど、これはかなり難しいです。殆ど不可能です。しかし、そのグループでリーダーシップを取る人は最低「オレ流」を持ってなければシンドイでしょうね。先日麻生総理が小泉元首相の事を「あの人は奇人変人だから」と言ったのに対し、小泉氏が極めて筋立てて(しかも熱く)反論していました。これは多分かつて小泉氏が「奇人変人」と言われていたので、自分が言っても“空気的”におかしくないだろうと甘い判断の結果出た言葉だと思います。麻生総理の発言が二転三転したり、漢字が苦手な事をウヤムヤにしたりする姿勢は、彼に「オレ流」が存在していない証明だと思います。自分の信念と他人の話を聞く姿勢が欠けてるんでしょうね。信念ばかり押し付けてもダメ。落合監督でも他人を無視して自分の考えを押し通す人ではないと思います。
しかし、「空気を読まない」といって他人を批判する言葉が現代用語として存在する事自体悲しい話ですね。それとは別の角度から見ると、周りを辟易させ、周囲に迷惑を掛ける(空気を読まないというか読めない)どこかの総理みたいな人が居るのも事実ではあります。
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本を読んでおりません。タイトルからの連想で書く事を最初に申し上げて置きます。
現代社会で「空気を読む」というと、「周囲に合わせる」という意味合いになっていると思います。しかも否定的に「空気を読まない」と使う事が多いようです。本来「読む」という言葉通りに考えるなら、空気を読んだ上で、周りと違う行動を取るパターンもあるんじゃないかと思います。このままじゃいけないよ、空気を変えようよというニュアンスです。これが出来る人は「一流」だと繋がるのかも知れません。つまり現代用語としては「空気を読まない」人なんだけど、実はシッカリ空気を読んで「自分の考えで」行動している人の事なんだと思います。
熊本弁(だけかどうか知りませんが)で「一流」というとゴーイングマイウェイな人(あるいは変わり者)を表す事があります。意味としては先に書いた事と似ているのかなとも思います。
「一流=一つの流れ」とも考えられます。野球の落合監督の考えとかを「オレ流」とかいうのも彼の独創性に対する表現でしょう。本当は一人ひとりがまず「オレ流」を築き上げ、全体の「空気」を各人で読み、守る部分は守り、変える部分は変える事が出来ればベストなんでしょうけど、これはかなり難しいです。殆ど不可能です。しかし、そのグループでリーダーシップを取る人は最低「オレ流」を持ってなければシンドイでしょうね。先日麻生総理が小泉元首相の事を「あの人は奇人変人だから」と言ったのに対し、小泉氏が極めて筋立てて(しかも熱く)反論していました。これは多分かつて小泉氏が「奇人変人」と言われていたので、自分が言っても“空気的”におかしくないだろうと甘い判断の結果出た言葉だと思います。麻生総理の発言が二転三転したり、漢字が苦手な事をウヤムヤにしたりする姿勢は、彼に「オレ流」が存在していない証明だと思います。自分の信念と他人の話を聞く姿勢が欠けてるんでしょうね。信念ばかり押し付けてもダメ。落合監督でも他人を無視して自分の考えを押し通す人ではないと思います。
しかし、「空気を読まない」といって他人を批判する言葉が現代用語として存在する事自体悲しい話ですね。それとは別の角度から見ると、周りを辟易させ、周囲に迷惑を掛ける(空気を読まないというか読めない)どこかの総理みたいな人が居るのも事実ではあります。
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