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スペンサー・ウィギンスのゴスペル・アルバム

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サザン・ソウルの聖地の一つ<ゴールドワックス>を、O・V・ライト、ジェイムス・カーと共に支えたスペンサー・ウィギンス。昨年でしたか一昨年でしたか<Pヴァイン>からも編集盤が出ていました。

現在はゴスペルシンガーとして活躍しているそうです。新作のサンプルをCDBabyで聴いてみました。タイトルは『アイム・ゴーイン・オン』・・・私は歌い続けるみたいな感じでしょうか?CDBabyの解説に「カーク・フランクリンタイプのゴスペルも有るけれど、私は昔ながらのゴスペルをやる」みたいな事が書いてあります。その言葉通りの、クラシックスタイルともいえる典型的ゴスペルの世界が繰り広げられています。その為あまりゴスペルを聴いたことが無いと少しキツイかも知れません。ゴスペルに親しんでいれば古き良きゴスペルの音世界に浸れます。特に4曲目とかはソウル・スターラーズとか両ファイブ・ブラインド・ボーイズとかのヴィンテージ期のゴシック感を感じます。 あえてゴスペルから少々離れるかなというのを探すと、ブルース調の3曲目、ややソウルの5曲目、アコースティックソウルともいえる8曲目、女性コーラスが甘めの10曲目、アーヴァン調の11曲目辺りですが決してゴスペルアルバムの範疇を超えている感じではないです。

カーやO・Vと比べると、声の分厚さではハードなゴスペル向きともいえるウィギンス。今後も頑張ってほしいものです。

プロデューサーはThomas Demeritteなる人物。マイアミの<Tavette>レコード発です。

♪サンプル
http://cdbaby.com/cd/wiggins2/from/streasures

♪内容
http://diskunion.net/black/ct/detail/58C081113702

♪サイト
http://home.online.no/~rblomqui/swiggins/index.htm

♪これはソウル時代について書かれた物。私好みの熱い記事です。ぜひご一読を。
http://www5c.biglobe.ne.jp/~ssweet/SPENCER.htm

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