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同級生

●通勤時、某施設の駐車場脇を通る。朝方、車の出入りが多い時が有り、その際は施設の職員が交通誘導のため立っている。知らない歩行者でも丁寧に挨拶される。その一人に、今朝「○○くん!」と声を掛けられた。しばらく判らなかったが中学の同級生だった。立ち話をするも、ハッキリとは当時の顔が思い出せない。会社に着く頃になって、当時の記憶がよみがえった。少し伸びている事が多かった坊主頭。シャイなヤツだったので、頬っぺたもよく赤らんでいた気がする。長く会っていなかった同級生にふいに会うというのは何だか嬉しい。天気の悪い一日だったが気分は好かった。

●同じ同級生に、間を置いて会うというケースが2件(2人)あった。高校時代の同級生(男)には卒業してから5年ぐらい経ってからと、そのまた5年後ぐらい。「5年に1回ぐらい会ってるね。じゃあまた次5年後に」と言って別れたけど、その後は会っていない。世の中そううまくはいかない。

ある女性とは同じシチュエーションで二度。繁華街のアーケードを右側と左側を逆方向に歩いていて、お互いに気がつき挨拶したもの。挨拶した後、彼女は中学の時一緒だったか高校の時だったか、かなり考えたけど、結局中学高校と一緒だったのを思い出した。

●娘が中学生の頃、吹奏楽部に入っていて、時々大会に出ていた。その日は小中学校のクラブが多数参加していた。パンフレットの指揮者(各学校の担当教諭)に同級生の名前を見つけた。珍しい名前なので間違いない。そういえば音楽の成績が良かった。変声期が遅かったのか、元々の声なのかきれいなボーイソプラノで、学校内では有名だった。しかし、色が白く目が切れ長で、女形のようにも見え、小走りの時ちょっと内股気味だったりしたので、悪ゴロどもにからかわれる事も多かった。

ステージの指揮は、そのイメージを払拭し子供たちの気分を乗せるためか、半分踊っているようなダイナミックな指揮だった。ちょうど会館の入り口で会えたので話ができた。えらく男っぽく生き生きと喋っていた。教師になるまで結構道のりが長かったらしい。それにしても人間変われば変わるもの。彼の教え子たちに昔の写真を見せて上げたかった。

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