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2009年10月

意外と若いのね

Isiba Natu
Sido
10月31日(土)晴れ。気温高いが、来週はかなり寒くなるらしい。

●娘は昨日から3日間学園祭。夫婦は人間ドックへ行った。何も無ければ良いが。11月3日は結婚記念日。

●熊本県内で初の新型インフルエンザによる死者が発生。20代男性。

●同い年の人を集めた本を立ち読み。1957(昭和32)年をチェック。自民党の石破茂さんや評論家の森永卓郎さんの名前。森永さんは何となく同世代の匂いがするが、石破さんにはビックリ。完全に年上だと思っていた。あと、物故者はどうしても若いイメージのまま。夏目雅子が同い年だった。もし生きていたら素敵な歳の取り方をしていただろう。大竹しのぶが同い年なので大体あんな感じか?演技的にも二人は伯仲していたろうと思う。セックス・ピストルズのシド・ヴィシャスもタメ。彼が活躍していたのは私が20歳前後の頃。もう少し若いかなと思っていたが、同じだったとは。しかし、50過ぎのシドはどうしても想像出来ない。

●昨日の読書・・・池田晶子著『考える人』。

●本日の一曲

http://www.youtube.com/watch?v=q_BNz_B1PNg

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追悼

10月29日(木)晴れ。

●昨日の話・・・従弟が亡くなりお通夜へ。享年45才。生まれつき腎臓が悪かったが、それで納得出来るものでもない。子供の頃は一緒に遊んでいたが、私は高校を卒業してから県外に居る事が多かったので、次第に疎遠になっていった。亡くなった話もだが、45才という年齢も非現実的に思えるほどだ。彼の現実に関わる事が少なかったからだろう。久しぶりに会って掛ける言葉が「さようなら」では切ない限り。せめて深々と哀悼の意を表します。合掌。

●本日の読書・・・池田晶子著『考える人』。

●本日の一曲

http://www.youtube.com/watch?v=3NvLieJFjh8

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人間ドックへカウントダウン

10月27日(火)朝方曇りだったが直ぐ晴れる。

●今週土曜は人間ドック。今回は、ヨメさんが観念して初受診。今までの病院では婦人科検診が無いので、初めての病院へ赴く。何も出ませんように。お互いにね。

●今月はよく捌けたのか、ここに来て仕事が楽。来週は冒頭から特殊な作業が有るので、嵐の前の静けさの体。

●公判に於けるのりピーの挙措に、スポーツ紙各紙は好印象を与える演技ではないかと。マスコミの決めつけは今に始まった事ではないが、身も蓋もない気がする。私も彼女が覚醒剤を完全に止めるとは信じていない。厳しい目を注ぐ姿勢は確かに必要。ただ、せめて言下に匂わせるような表現に止められないか?受け取る側に考える余裕を持たせて欲しいのだ。

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●本日の読書・・・池田晶子著『考える人』。著者は、哲学用語を使わずに哲学の魅力を語る人。難解な用語に拘るな、飛ばしてでも読めといった勢い。それで理解が進むのか確信は持てないが、なにも、哲学(その他の書物も含めて)を研究しようという訳ではないので、読者側の姿勢としては正しいかも知れない。難解な用語に拘り投げ出すよりは救いがある。尤も、研究する人間も、正しい哲学の理解の為には持つべき姿勢と言われているようだ。

●本日の一曲

http://www.youtube.com/watch?v=ZQIsv_4PuHA

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柿とガキ

10月26日(月)午前中雨、午後から曇ったり晴れたり。

●ヨメさんの実家の仕事場に柿の木がある。先日お義兄さんが摘んだ柿を貰った。ガンザン(元山)という品種らしく、皮を剥くと黒い“ゴマ”が走っていて美味。先日会社の同僚から貰った富有柿は、色は白っぽいがこちらも美味しかった。柿は好きな果物の一つだ。勝手な妄想だが和服美人のイメージが有る。

●オシオもタカソーもまだまだ自分本位の発言に終始している。クスリは抜けてもクスリ以上に厄介な過去の自分から抜け切れていない。

●本日の読書・・・池田晶子著『考える人』読み始める。

●本日の一曲

http://www.youtube.com/watch?v=JpTi35H_Q24

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伝わるもの

10月25日(日)珍しく雨。

●昨日は季節性インフルエンザの予防注射に行く。成人男女はこれでも十分との話有り。さて、どうだろう。気持ちの持ちようか・・・。

●楽天の野村監督は、クライマックス・シリーズ敗退後両軍の選手達から胴上げされていた。その場に居ない者も含めて、直接的間接的に監督の影響を受けた選手達やファンの気持ちも含めて、宙に浮いていた気がする。

●娘がデジカメを買うとの事で大型電器店へ。新しい型が出たばかりの製品の、前のヴァージョンの物が安く出ていたのでゲット。店員さんもタイミングが良かったです、と。それにしても自分でよく判らない場合は店員さんに聞くに限るね。

●義兄のご友人の奥様が、少し前に亡くなられた。パン教室をされていて、色々な器具が遺っているので、パン作りをするウチのヨメさんに譲るとの事で、戴きにお邪魔した。さすがに本格的な物が有り、ありがたく頂戴する。器具類も使われる事で意義があると思う。

●本日の読書・・・『レコード・コレクターズ』11月号。

●本日の一曲

http://www.youtube.com/watch?v=TULQj0AYHvE

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【映画】『キャディラック・レコーズ』

Chessleonardold 149
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黒人の間にだけ流通していた「ブルース」をアンプリファイドし、刺激的に“加工”して、ラジオなどのメディアを利用する事で“一般的に”広めた功績の中心となったのが<チェス>レコードでした。ブルースファンだけに止まらず、後世のロックミュージシャンにとっても<チェス>は聖地です。その<チェス>レコードを創ったレナード・チェス(映画には出てきませんが弟のフィルも)と、マディー・ウォーターズを始めとするブルースマンやミュージシャンたちの物語が本映画なのですが、<チェス>の内情をある程度知っている事で、どうしてもこの映画に違和感を感じてなりません。

レーベル史を映画化した訳ではないので、<チェス>にはまだまだ個性的なブルースマンが居ると言っても続々出せないでしょうし、増えても混乱するばかりです。今の状況でも十分混乱している感じ。そういう意味では、もっとひとりの人物に集中した方が、ストーリー的には落ち着いた感じもします。

登場人物各々のキャラクターは好く出来ていると思います。リトル・ウォルターやハウリン・ウルフ、チャック・ベリーは、事実かどうかは別として、いかにも彼らが起こしそうな事・言いそうな事かなとも思いました。ただそれも映画の中のエピソードの一つに終わっている印象です。かと言って、主人公(と思える)のレナード・チェスにしろ、深く掘り下げて描き切れてない感じがするのです。

音楽マニア向け映画の宿命かというと、そうでもないと思います。例えば『レイ』辺りは音楽好きを喜ばせると同時に、レイ・チャールズという“人間”の才気や苦悩を見事に表現しています。レイ・チャールズが何者か知らない人でも、愉しめる作品だと思うのです。『ドリームガールズ』にしろ、ビヨンセ、ジェニファー・ハドソン、エディー・マーフィー等の、歌唱を通して演技しているような高度な芸に、ストーリー自体の面白さが相まって、心に残る映画となりました。

ビヨンセの名前を出したので『キャディラック・レコーズ』に於ける彼女について書いてみます。エッタ・ジェイムス役での登場でしたが、美人過ぎた感じがします。蓮っ葉そうな歩き方から下品な物言いまで“熱演”しているのですが、どうしても浮いた感じがします。エッタを知っているからこその思いかも知れませんが・・・。歌に関してはパワフルな“唸り”の部分などよく似せていますが、エッタ本人の場合は、地の声の部分に独特の“はかなさ”があります。それが逞しさと裏腹の色っぽさにつながり深い魅力に繋がっています。ビヨンセは『ドリームガールズ』の時はダイアナ・ロス的に甘い声を出し、この人もこういう歌い方が出来るんだと感心したものですが、今回は変身度が今一つだったかも知れません。もちろんエッタと比較しなければ感動する歌声です。

マディーに関してはもう少し貫禄が欲しいかなとも思いましたが、スターになってもマメで働き者だったらしいので、映画のようにコセコセした感じの人だったかも知れないですね。

私に黒人音楽の魅力を教えてくれた<チェス>レコードの話で、胸ときめかせたブルースマン達を描いているにも関わらず、冷めた印象に陥るのはなぜか?どうも明確に表現できないなあと思っていたら、ふとマーティン・スコセッシが企画した『ブルース・ムービー・プロジェクト』の事を思い出しました。あの一連の作品は一般的なエンターテインメント作品とは言い難いです。しかし、観た人にブルースの爪痕を残す作品群だと思います。ブルースファンなら涙の滲むような深い感動を覚えます。『キャディラック・レコーズ』との違いは何か?ドキュメンタリーに近いというのも有るでしょうが、基本的に、映像に漂うブルース臭の濃淡だと思います。ブルース映画にはなっていないという事ですね。<チェス>やブルースの存在を世間に知らしめはしたのですが、実際に<チェス>作品に耳を傾けた方が、遥かにブルースを理解できる手立てになるというのが、私が経験から結ぶ結論です。

http://www.imdb.com/title/tt1042877/

http://www.sonypictures.jp/movies/cadillacrecords/

http://www.youtube.com/watch?v=YApNirMC9gM

http://www.youtube.com/watch?v=A1FK620bS7A

http://www.youtube.com/watch?v=ez5izCf2DLI

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もうすぐさよなら2009年

10月23日(金)晴れ後曇り。2日連続の夏日。

●忘年会の話題が出るようになった。考えてみれば今年も後2ヶ月ちょっと。これから、夜の街にイルミネイションが輝き始めると、一年が終わりに向かって加速される。

●前に所属していたブログでは、トラックバック企画を立て、一年間に出会った音楽を纏め、ネット友達の皆さんにもご協力頂いていた。今年はあちこちうろついてリンクする形にするつもり。どうも以前に比べブログも記事を貼り付けているだけの場になりつつある。以前からの知り合いの方にはよくコメントを頂くが、新しい出会いがない。もっとも私の方からも出会おうとしていない。ブログに限らず補うべき所は補っていこう。

●本日の読書・・・中野好夫訳『チャップリン自伝』読了。チャップリンがアメリカで働き暮らす事を決意したのは、イギリスにはびこる階級意識も多少影響している。例え名を成しても、貧乏人から出発している事を上げつらう輩がいるという訳。やがてアメリカで映画業界に転進したチャップリン。喜劇映画のワンパターンさに辟易する。周囲の反対にもめげず、自分の創造性を貫いていく。映画会社のオーナーも安穏としている。チャップリンが創った映画というだけで公開前から注文が殺到する現実に遭遇して、初めて彼の偉大さに気が付く始末。

●本日の一曲

http://www.youtube.com/watch?v=Lt1hPrad3eA

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ブルウレイ

10月22日(木)連日晴れて空気が乾燥している。ばってん荒川さんの命日。

●新型インフルエンザには、緑茶が良いと聞いた。うがいも、水より緑茶でやった方が効果があるという話。

●『ミュージック・マガジン』11月号より。オートチューンというのが解っていなかったが、トラックのフィーリングに合うようにヴォーカルを加工する事らしい。単なる音痴隠しではなく、曲との密着度(絡み度)を高める効果が有るようだ。逆に言うと、周囲を圧するような強烈なヴォーカルが、トレンディーなR&Bには聴かれないという事。

●我が家はシャープの電器店と付き合いがあるので、大抵の家電はシャープ製品。テレビとビデオも。先日ヨメさんがお友達に「ウチも次にビデオ買う時はブルーレイね」と話したら「アラ?あなたの所はシャープでしょ。家電芸人がテレビとビデオは同じメーカーがイイって言ってたわよ」「?」「ブルーレイってソニーでしょ」・・・まあ、人間知らない事もあるから、ブルーレイをソニーだけの製品と思う人もいるだろう。しかし、なぜこの奥さん勘違いしたかというと、たぶん永ちゃんの所為でしょ。テレビのCMで矢沢永吉の顔が大写しになり例の巻き舌調で「スォニイのブルウレイ」とか言ってるとインパクトはある。他のメーカーのブルーレイを誰が宣伝してたか一瞬思い出せない。CMというのはつくづく刷り込みの勝利だ。

●本日の読書・・・中野好夫訳『チャップリン自伝』。もう少し。

●本日の一曲

http://www.youtube.com/watch?v=UPD4QDW80dc

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労働本能

10月21日(水)晴れ。朝寒かった。

●土日にあちこち駆けずり廻った上、仕事に入っても連日遅くなる始末。しかし、そんなに疲労は感じない。却って肩凝りも和らぎ調子が好い。所詮人間は働くように出来ているのか・・・労働は義務や権利である前に本能?

●元会社の後輩でバスの運転手に転進した男が居る。今朝の通勤バスが彼の運転だった。彼が辞めてからかなりの年数が経つが、バスの中で会うのは初めて。運転中なので喋る訳にもいかず、挨拶を交わすのみに終わった。

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●先日『レコード・コレクターズ』11月号を買った。音楽雑誌を立ち読みで済ませなかったのは、近頃では珍しい。特集が「70年代のモータウン」だったのでジックリ読んでみたかった。一方『ミュージック・マガジン』は現代R&Bの特集。こちらも興味有り。最初の方だけ立ち読みした。現代のR&Bは黒人音楽の枠の中だけでは捉えられないとか、トラックメイカーとメロディメイカーの関係性、旬のアーティスト、プロデューサー紹介まで、初心者向けに手際良くまとめて有る様子。個人的に現代R&Bに関しては、ハッキリ把握出来ていない部分が多いので、こちらも買うかも知れない。

●本日の読書・・・中野好夫訳『チャップリン自伝』。初のアメリカ公演。チャップリンは渡米前からアメリカ永住を決意していた。ニューヨークの住人には都会の冷たさも感じるが、どんな仕事に就いている人でも自分の仕事を楽しんでいるのが伝わってくる。又、ブロードウェイでは、一般庶民の間でも演劇批判等が活発に交わされている。そんな中チャップリン一行の芝居は酷評される。しかしチャップリン自身の評判は良かった。

●本日の一曲

http://www.youtube.com/watch?v=N8Qko5m8oAw

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ダークエンド

10月18日(日)晴れ。約束の日。

●熊本では、世界的に有名なカントリーミュージックのライブ・イヴェント『カントリー・ゴールド』が20年ぐらい連続して行われている。「約束の日」というキャッチフレーズが使われているが、熊本の人間にはこの言葉、刷り込まれているほど有名。ウチの娘が今日アルバイトで会場に行っている。なんと大学での集合時間は5時45分。帰りは夜中0時ぐらいになるらしい。まあ、いい勉強になるだろう。

●加藤和彦さんの自殺は衝撃的。いつもニコニコとしていて飄々としたイメージが有ったので、心に闇を抱えていたようには思えない。考えてみれば加藤さんは、常にグループだったりコンビを組んだりプロデュースをしたり、あまりソロで活躍していたイメージがない。寂しがり屋でナイーヴな人だったのかも知れない(人間好きには孤独に陥る人が多い)。真のクリエイターだから自分のクリエイト能力が落ちたと感じてしまったら堪らなかったのかも知れない。とにかくご冥福を祈るしかない。洋楽のマネで終わっているヤツらからしたら、この人のポップセンスは抜群だった。

●映画『さまよう刃』を観に行った。単なる復讐譚ではない。暗く深い。映画は終始重苦しいトーンで描かれ、それがそのまま娘を惨殺された父親の心境にリンクしている。結局この映画の登場人物は誰も救われていない。せめて暗さの中の深さを我々は掬い取らなければならない。

●本日の一曲

http://www.youtube.com/watch?v=li3_xj-jqVs

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老け顔

10月15日(木)よく晴れた。阿蘇方面は、朝方相当冷え込んだらしい。明日は霜のおそれも有るとか。

●日記形式にも慣れてきた。短文で日常の出来事や思いを綴ろうとすると、削る部分も結構出てくる。私は、勢いで、脱線気味に書いてしまうタイプなので、短く纏める方向性は自分の為には良いかも知れない。

●昨日の帰途。バス停で知らないオバサンに話し掛けられる。「オタクはもう定年過ぎとられるんでしょ」。私は52歳。「いやいやまだまだ」と否定したものの、よく老けてみられるのは確か。中学生ぐらいからオッサン扱いだった。若い頃は、年齢が高くなれば歳相応に見られるだろうと思っていたが、老け顔は幾つになっても老け顔らしい。90か100にでもなるとやっと顔が歳に追い付くのだろうか?「それを確かめる為に長生きしたんじゃよ」と言ってみたい気もする。

●本日の読書・・・中野好夫訳『チャップリン自伝』。俳優の仕事斡旋所での子供時代のチャップリン。本格的な演技経験はないものの、海外を巡演するような大舞台に採用された。好評も博した。両親が芸人・舞台俳優という血筋ではある。母親が仕事場に連れて行ったり、目の前で演技を観せてくれたりしていた。素養は有っただろう。しかし、彼のそれまでの壮絶な半生が、見てくれに現れていたのではないだろうか?

●本日の一曲

http://www.youtube.com/watch?v=OjhwuQdIIec

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凝り性

10月14日(水)曇ったり晴れたり少し雨が降ったり。大気が不安定らしい。最終的にはよく晴れた。

●自販機にホット飲料を見掛けるようになった。

●身体が硬い上に仕事で長時間車に乗るので、たまに強烈な肩凝りになる。ヨメさんが仕入れた話によると、グリコのバンザイポーズが良いらしい。片足を後ろに上げて腕が必ず頭の位置より後ろになるように伸ばす。確かに気持ちは好いが効き目は不明。

●仕事はややペースが悪く、少し帰りが遅れた。また、面倒な電話を仰せつかり、状況を整理して電話するも、細かい事情まで不要で拍子抜けする。噛み合わない日もある。

Photo
●本日の読書・・・中野好夫訳『チャップリン自伝』。チャップリンの幼年時代の貧しさと、母の強さと、生活観のある笑いと、人気芸人の悲惨な末路や、ペーソス。読み進んで気が付く。これはチャップリン映画のストーリーそのものだ。彼は自分が表現する世界を既に幼年時代に得ており、それを失わなかったのだろう。

●本日の一曲

http://www.youtube.com/watch?v=hsU6_eSG4k4

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キリンの嫁入り

10月13日(火)晴れ。ジワーと涼しくなってきた。キンモクセイがよく匂う。

●熊本動物園のキリンが一頭、札幌円山動物園に嫁入りするとの事。熊本から札幌とは、移動も環境の変化も大変だろう。ストレスを感じるだろうが頑張って欲しい。実はキリン舎の裏手で休憩をとる事がたまにある。優雅に歩くキリン達を眺めながら、のんびり弁当を食べている。一頭居なくなるかと思うと少し寂しい気もする。しかし、札幌側からすると、キリンだけに首を長くして待ってたりして。

サッポロにキリン?
http://www.news24.jp/nnn/news8681786.html

●昨日栗を頂いて、ヨメさんは渋皮煮を作ると張り切っていた。今朝は柿をもらった。柿は私の好きな果物ベスト5に入る。味覚もすっかり秋モードとなった。

●本日の読書・・・中野好夫訳『チャップリン自伝』

●本日の一曲

http://www.youtube.com/watch?v=BOizSs14Jt8

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お腹いっぱい食べるように書けたら

Brand
10月12日(月)晴れ晴れ。

●朝からヨメさんの実家でチョボ焼き&焼きそばパーティー。お義兄さんが本格的に作る。趣味を超えている。昼前に既にお腹いっぱいとなる。一人家に帰りPC三昧。書きたかった記事が少しは書けたが、まだまだ頭の中の記事は出し切れていない。食べるように書けたら素晴らしいな。

●本日車のHDDで聴いたアルバム・・・ブランド・ヌビアン『エブリシング・イズ・エブリシング』

●本日の一曲

http://www.youtube.com/watch?v=ioWHKWyyb7A

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【試聴記】マーカス・ヒューストン『ミスター・ヒューストン』

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マーカス・ヒューストンはソロになって4作目となります。一枚も持ってないので偉そうな事は書けませんが、最初の頃はヤワなイメージが有りました。「ヤワ」というのは優しさと裏表ですから、必ずしも欠点ではないでしょう。聴く人の許容範囲がどの辺りまでかという問題だと思います。私の「マーカス範囲」は、実はアルバムが発表される度に広がり、今回初めて「買ってもいい」というレベルに達しました。現代R&Bらしい闊達な音世界の中で、テンダーかつセクシー(範囲を超えればヤワ)なヴォーカルを駆使しています。

しかし聴きようによっては、誰かに似ている感覚が付きまといます。バラードとかはジョー的な感じですかね。考えてみれば、私がヤワに思えた部分こそが、マーカスのオリジナリティーだったのかも知れません。ややこしい(或るいはウザイ)話ですが、私が今回気に入ったのは、現代R&Bらしさがよく出た最大公約数的アルバムという事になるでしょう。

しかしながら、現代R&Bファンが十分楽しめるのは間違いなし。更なる飛躍が期待できるアーティストではあるので、今後とも楽しみです。

http://www.hmv.co.jp/product/detail/3589026

http://www.youtube.com/watch?v=z8s8p3XD_4k

http://www.youtube.com/watch?v=h2OE0H-cxGA

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ローリング・ストーンズの黒人音楽カバー@YouTube(2)

Shake Slim
Just
ストーンズのアルバムでどれが一番好きかと言われたら、やっぱり『メインストリートのならず者』を上げますかね。最高傑作かどうかは難しいところですが、ストーンズをまとめて聴こうと思ったら絶対に外してはならないアルバムだと思います。ストーンズの魅力の一つである猥雑さというのがたっぷり味わえる一枚です。今回はその中でも好きな曲「シェイク・ユア・ヒップス」から・・・。

♪湿り気のあるロックサウンドに仕上がっています。ミックの時々力む姿がブルースというよりロック。

http://www.youtube.com/watch?v=EVJUJxCQp0I

♪オリジナルはもちろんスリム・ハーポ。ストーンズファンでまだスリム・ハーポを聴いた事がない人は是非御一聴を。ストーンズの魅力が再認識できるし、ストーンズファンが最も入りやすいブルースへの入り口です。ミックと比べるとヴォーカルが乾いており、粋な感じさえします。ハープの金属音もカッコイイ。

http://www.youtube.com/watch?v=2J9hz2Kw8kA

♪それではもう一曲スリム・ハーポのカバー「アイム・ア・キング・ビー」。今回改めて聴いてみたら、悪くないんだけど表面だけなぞったような感じが否めません。ミックのヴォーカルがまだ弱いのも一因かな?

http://www.youtube.com/watch?v=JSioYLhyVec

♪本家は、ヴォーカルと音世界全体がストーンズに比べ軽いんだけど深みがあるんですよね。このブルース魂是非聴き取ってください。

http://www.youtube.com/watch?v=26VCVItGMIo

♪おまけとしてマディの晩年のライブを観てみましょう。少々衰えて貫禄だけで何とか保っている感じですが・・・スタジオ盤はスゴイですよ。

http://www.youtube.com/watch?v=x9p_NFyVNuM

♪マディが出たついでに、彼のカバー曲「アイ・ジャスト・ウォナ・メイク・ラブ・トゥー・ユー」。ビートを効かせてストーンズの世界にしているのは正解でしょう。

http://www.youtube.com/watch?v=D7eoUPmQRJE

♪これと比較するのはキツイですわ。チェスサウンドの独特の空気感がよく出ています。名曲・名演奏・名ヴォーカルです。

http://www.youtube.com/watch?v=RnlvHP1AXPo

♪エッタ・ジェイムス版をおまけに。こちらはリズム&ブルース仕上げ。色っぽい部分もよく聴いて下さい。

http://www.youtube.com/watch?v=KUgvVAFFzN8

さて、次回はどうなりますことやら・・・。

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時の流れ

10月11日(日)晴れ。

●義父の十七回忌。すっかり十三回忌と勘違いしていた。人間こういう所でもサバを読む心理が働くのか・・・。お義父さんは不慮の事故で亡くなられた。私ら夫婦は、結婚して半年経った頃転勤したので、お義父さんとは余り交流もなく、訃報も赴任先で聞いた。娘がまだ小さく、葬式中ぐぜるので、近くのコンビニに連れて行った事を思い出す。あの頃小学生だった義理の姪っ子も、今はふたりの子持ちだ。時は、止まったり進んだりしているものだろうか?いや、結局の所しっかり進んでいる。後は自分の気持ち次第。次は私の父親の十三回忌。これは間違いない。

●本日の読書・・・海野弘著『陰謀の世界史』

●本日の一曲

http://www.youtube.com/watch?v=CV7cSh1JSBs

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出ずっぱり

10月10日(土)秋晴れ。

●娘が動物園で演奏会。朝早く送り、そのままヨメさんの実家へ。明日が義父の十三回忌なのでお掃除等お手伝い。車もついでに洗う。ワンちゃんの散歩もやる。お昼を頂いた後、買い物と映画の『さまよえる刃』を観に行こうと間近まで行ったが、娘の予定が変わり迎えに・・・車が込み合う中お迎え申し上げて、ゆめタウンはませんへ。店内に紀伊国屋書店がオープンしたので偵察。新しい書店は本も新しく気持ちが好い。時間があまり無かったので買わずに帰る。娘は部活の流れで夜の部宴会。お送り申し上げる。やはり道路混んでいる。家に着いて夕飯食べて、昨日録画した『アメトーークスペシャル』の家電芸人コーナーを観ながらこの日記を書いている次第。

●今日は本読まず。

●本日車のHDDに落としたのはソウル・ジェネレイション『ビヨンド、ボディー&ソウル』。トゥーツ・ヒバート『トゥーツ・イン・メンフィス』。HDDから流したのはグレン・ジョーンズ『ヒア・アイ・ゴー・アゲイン』。

●本日の一曲

http://www.youtube.com/watch?v=NwNuQulK6N0

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インナーなんて要らない

10月9日(金)曇りなのか晴れなのか。運動会日和?

●鳩山総理が税制調査会を発足との事で、自民党時代の税調と比較していた。当時は「政府税調」(学識者等も参加)と「自民党税調」(自民党議員のみ)の2つの組織が有った。お互いに調整するのかと思いきや、政府税調の意見は全く無視されていたらしい。党税調の力が圧倒的に強く、中でも「インナー」と呼ばれる数名の長老議員の意見がそのまま通っていたらしい。典型的密室政治。ナアナア主義だ。今頃知った私も無知なのだろうが、こういうのはもっと問題視されるべきだと思う(既に問題視されてたら、これも私の無知)。百歩譲ってインナー主導(というか独り決め)で上手く回っていたとしても、政府税調が無駄な存在である事に変わりはない。是非新政権には、税制調査会他常識的で透明な組織立てに取り組んで欲しい。

●本日の読書・・・中野好夫訳『チャップリン自伝』。

●本日の一曲

http://www.youtube.com/watch?v=wf31sWjcvzc

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台風

10月8日(木)鉛色の雲が残る晴れ。キンモクセイの香りが少し。

●他人にストレスを感じさせるような人物自身は、ストレスを感じていない事が多かったりする。

●関東にお住まいのメル友さんから台風情報。風が強く飛ばされそうだったり、停電も発生したりと大変そう。最近の台風は発生数が少なかったり、九州を避ける事が多かったりで、被害らしい被害も受けずに済んでいるが、明日は我が身と思おう。

●今日の仕事は丁度好いぐらい。明日は又忙しそう。日記書けないかも。

●本日の読書・・・中野好夫訳『チャップリン自伝』。今日から読み始める。丸谷才一著『文章読本』は昨日読み終えた。

●本日の一曲

http://www.youtube.com/watch?v=bAfiUDCXKD4

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シチュエイション

10月6日(火)曇り一時雨一時晴れ。明後日台風最接近の予報。

●首の、主に右側が寝違いと凝りが混ざったような状態。借金はしてないけど首が回りにくい。身体が硬いので時々なる。揉んだら気持ち好いのでまだマシな方。

●前を走る車のフロントガラスを、大きな虫のようなものが這っている。と思ったら飛行機が映っていた。運転手の位置から左斜め上に、ゆっくりと移動している。どちらも動いているからか、通常よりスローモー。こういうシチュエイションは面白い・・・普段何気なく見ているものも、意外な場所・状況を通して見るとイメージが広がる。松任谷由実の「海を見ていた午後」に、「ソーダ水の中を貨物船が通る」という歌詞が出てくる。ソーダ水だから恐らく緑色。小さな泡も立っているはず。グラスの中の海に、実際の海上を悠然と走る大きな貨物船が重なって見える・・・このイメージが何故か昔から頭を離れない。

●本日の読書・・・丸谷才一著『文章読本』。もうすぐ読み終わる。

●本日の一曲

http://www.youtube.com/watch?v=jaf4DnzTSVM

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温まろうね

10月5日(月)曇り後夕方より雨。朝は涼しいというより寒かった。今週、一段と冷え込む様子。

●一昨日、昨日と豚汁食べる。具の多い汁物は大好物。そろそろ鍋物の季節でもある。おでん、キムチ鍋、湯豆腐が我が家の三大鍋。すき焼きは敷居が高い。

●昨日『マルコムX自伝』を読み終える。本編も良かったが、暗殺前後の状況を描いた「エピローグ」が鬼気迫る。アメリカの歴史におけるマルコムの「重要度」がよく解る名著。

●本日の読書・・・丸谷才一著『文章読本』

●本日の一曲

http://www.youtube.com/watch?v=c2vKr0P6n-s

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徳のある精神

数日前NHKで放送していた、柔道の父・嘉納治五郎氏のドキュメント。氏は教育者で、人間には「知」「徳」「体」の三つの要素が必要というのが持論です。知力や体力があっても、徳がなければ無意味であるというのが柔道精神の根本にある訳でしょう。「精神」は国を超えて伝わります。へーシング選手が金メダルを獲った時、喜びに湧き立つコーチ陣らを制しました。敗者に対する礼儀からの行動です。時代は変わるもの・・・現代の柔道=JUDOでは「徳のある精神」はかなり見えにくくなっている気がします。

柔道から大相撲を連想しました。朝青龍が優勝の喜びをガッツポーズで表現した件。ポイントは「大相撲」という競技をどう捉えるかだろうと思います。大相撲は神事なのかスポーツ(或いは格闘技)なのかという事。もし神事というならガッツポーズはダメでしょう。常に神が主役なのだから。スポーツならアスリートの喜びの表現としておかしくないでしょう。多分横綱は解らないから好きにやっているんだと思います・・・解ろうとする努力も必要ですけどね。相撲の精神が伝わってないのでしょう。何故伝わってないのかというと、相撲協会のお歴々が理解出来てない(もしくは周囲への説明不足)からではないでしょうか?もし、柔道の様に、時代の流れに沿って相撲もスポーツ化しているんですよと言うなら、女性を土俵に上げたりするべき。協会の都合で、相撲精神がブレている感じがします。どちらでも「間違い」とかじゃないんだから、一本筋を通して欲しい。或いは、神事+格闘技という考えでも今の時代おかしくないと思います。その場合もキーワードは「徳」。そこに日本人らしさを主張してほしいのです。あ、そうか。今はモンゴル大相撲か・・・。

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街を歩く

10月3日(土)晴れ。朝方かなり涼しかった。

●木曜金曜と仕事が忙しかった。週の前半は身が軽かったが、すっかり肩凝りになってしまった。

●昨日夜10時の、NHKのドラマ『派遣のオスカル』はわりと面白かった。バカっぽくなくて笑えた。役者とストーリーがシッカリしているからだろう・・・これが正しいドラマの姿だけどね。その後の番組も面白い。世界の街をぶらぶら歩いて、地元の人とお喋りしたり、お店や部屋の中におジャマする番組。但し、街歩きするのはカメラで、ナレーションがプラスされる仕掛け。つまり観ている人が街を歩いて地元の人と触れ合ってる感覚にさせている。自分が知らない街を歩くのは、国内外を問わず好きだ。といっても外国は新婚旅行以来行ってないので、こういう番組で擬似的に愉しむ。市場の風景、パン屋やお菓子屋、通学中だったり、遊んでたりの小学生、井戸端会議中の老人達・・・と、人間の生活というのはつくづく万国共通なんだなあと思う。日常という現実と、非日常ともいえる想念の世界と、どちらも素敵な人生だと思う。

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●本日車のHDDに落としたアルバム・・・ダイソンズ・フェイシズ。

●本日の読書・・・海野弘著『陰謀の世界史』。

●本日の一曲。

http://www.youtube.com/watch?v=rlGHBfueOdc

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2009年9月の読書メーター

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610157
記録開始日:2004年1月24日
読んだ本の数:3冊(総数47冊)
読んだページ数:1652ページ(総数16535ページ)
読んでた本の数:3冊
積読本の数:5冊(総数18冊)
読みたい本の数:2冊(総数21冊)

▼読んだ本
■一海知義著作集 10
繰り返しが多かった。人から(頼んでもないのに)借りた本でした。自分じゃ買わないね。
読了日:09月19日 著者:一海 知義
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3170646

■素顔のリーダー―ナポレオンから東条英機まで (文春文庫)
努力家もいる、名家のお坊っちゃんもいる、稀代の戦略家もいる、実直だけが持ち味の人もいる、コンプレックスの塊もいる・・・歴史的に著名なリーダーも追究すれば極めて人間的である。本書に続いて、各々の人物に関する書物を読みたくなる。
読了日:09月12日 著者:児島 襄
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3094528

■昭和精神史 (文春文庫)
戦後の占領期までの日本人の「精神」について詳述。西欧文化との関わり方にも日本らしさが必要なんだとつくづく思う。ここで「日本人らしさ」が再確認、というより再発見できました。
読了日:09月05日 著者:桶谷 秀昭
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3019628

▼読んでた本
■陰謀の世界史 (文春文庫)
著者:海野 弘
http://book.akahoshitakuya.com/b/4167679760

■文章読本 (中公文庫)
著者:丸谷 才一
http://book.akahoshitakuya.com/b/4122024668

■マルコムX自伝
http://book.akahoshitakuya.com/b/4309901042

▼積読本
■ヘミングウェイ短編集 (1) (新潮文庫)
著者:ヘミングウェイ
http://book.akahoshitakuya.com/b/4102100016

■高熱隧道 (新潮文庫)
著者:吉村 昭
http://book.akahoshitakuya.com/b/4101117039

■センセイの鞄 (文春文庫)
著者:川上 弘美
http://book.akahoshitakuya.com/b/4167631032

■「言霊(コトダマ)の国」解体新書 (小学館文庫)
著者:井沢 元彦
http://book.akahoshitakuya.com/b/409402302X

■方法序説・情念論 (中公文庫)
著者:デカルト
http://book.akahoshitakuya.com/b/4122000769

▼読みたい本
■あの戦争は何だったのか―大人のための歴史教科書 (新潮新書)
著者:保阪 正康
http://book.akahoshitakuya.com/b/4106101254

■ルート66をゆく―アメリカの「保守」を訪ねて (新潮新書)
著者:松尾 理也
http://book.akahoshitakuya.com/b/4106101572


▼読書メーター
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▼マイページ
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