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感情論

11月11日(水)曇り一時雨。風強し。

●森繁久弥さん逝去。個人的には、映画やドラマでの活躍より「知床旅情」や、朗読が印象に残っている。朗読の名手は名優である事が多い。淡々とした調子で心に染み込んでいく。変な言い方かも知れないが、亡くなり方も淡々として名朗読のようだ。正に大往生。日本人の手本となるべき人が又亡くなった。深く合掌。

●市橋容疑者の父母。心中只ならぬ中インタヴューに応えていた。非常に冷静に、罪を償うよう訴えておられた。しかし、言葉を慎重に選び礼を失せず語られる様子に妙な違和感を感じた。クール過ぎる。被害者側のご両親とも会われ、彼女の写真に毎日拝んでいるそうなので、常識の有る方々なのは十分判る。責めるつもりも毛頭ない。ただ、立派な人物が立派な親になるとは限らない。あくまで仮定の話だが、親子関係もインタヴューのように理路整然としてクールなものだったとしたら?人間関係では理屈より感情が先行する。特に親子関係はそうだろう。大義名分は人の感情をフォローする為に有り、相手の心理状況を考慮せずに振りかざすものではない。市橋親子に、理屈では割り切れないような感情の交流はあったのだろうか?勿論、もし無かったとしても人生経験で学習できる。但し現代社会のように、個人の快楽が先行し、情報が表層的に高速度で流れていれば、人生の糧に気付く事も少ないだろう。クールなのは市橋容疑者の親だけではない。

●本日の読書・・・池田晶子著『考える人』。学問は知識の修得ではなく、疑問の解消だ。自分自身が気付いた謎を、色々な手を借りながらも自分で考えを巡らせて一定の結論に達する所に意義がある。というような事は書いてないが、似たような事は書いてある。

●本日の一曲

http://www.youtube.com/watch?v=HrxDb8s_yqE

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