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トニー・ボーダース『チーターズ・ネヴァー・ウィン』

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http://www.garryjcape.com/sscd7002.htm

http://blog.diskunion.net/user/kurojiru/kurojiru/7070.html

定評有るリイシュー・レーベル<ソウルスケイプ>の2007年発売の一作。これがリリースされるまでは顔写真さえ知られていなかったトニー・ボーダースの<サウス・キャンプ/クインヴィー>(傍系含む)時代(67~70年)を集めたアルバムです。彼の活動自体は61年からだそうです。ディスコグラフィーは下リンクをどうぞ。曲名はサンプルにリンクしてます。

http://www.sirshambling.com/artists/T/tony_borders.htm

ハード・シャウターともクルーナーとも微妙に違い、パンチ力の有る歌手という感じ。ドライブ感の有る曲が一番似合うと思います。そういう意味ではノーザン的表情も感じられます。所謂ディープ・ソウル系とは距離が開く印象です。もう一つの特長はカントリー・ソングへの近寄り。名曲「ジェントル・オン・マイ・マインド」を始めとし、ソウルと耳触りの違う曲も有ります。しかし、非常に丁寧な歌い口は十分愉しめます。頑固なサザン・ソウルファンにはキツイ部分もあるかも知れませんね。

http://www.youtube.com/watch?v=k3ItwR7tG6I

http://www.youtube.com/watch?v=4Hs8p-6Rw-g

http://www.youtube.com/watch?v=38fPknZ4zmg

※本アルバムにはない61年作
http://www.youtube.com/watch?v=3BnwUEBbp7s

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