2009年の読書メーター
読んだ本の数:19冊
読んだページ数:6374ページ
■面白すぎる日記たち―逆説的日本語読本 (文春新書)
鴨下さんの構成力と本質を掴む力が日記の魅力をリアルに伝えてます。
読了日:12月26日 著者:鴨下 信一
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/4264647
■牢獄 (集英社文庫)
時代小説家の枠を超えたストーリーテラー。人間のカルマと人情味のミクスチャー。
読了日:12月04日 著者:柴田 錬三郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/4049566
■考える人―口伝(オラクル)西洋哲学史 (中公文庫)
哲学を難しいと思うのは哲学者の思考についていこうとするからだろう。思考するのはあくまで自分自身でなければならない。哲学の知識を得ようとするのではなく、自分が哲学しなけりゃ意味ないね☆
読了日:11月21日 著者:池田 晶子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3883505
■レコード・コレクターズ 2009年 11月号 [雑誌]
70年代モータウン特集目当て。まあ、なんということはない。他の記事が面白かったりする。奥田英朗さんのコレクターズ紳士録とか。
読了日:10月31日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3592359
■チャップリン自伝―若き日々 (新潮文庫)
チヤップリン登場までの喜劇はドタバタのみに終始していた。チャップリンは可笑しみだけでなく哀しみを加えた。意図的というより少年時代の貧乏生活の中、母親が劇の一場を演じて見せたり、通りを歩く人々の人間観察をしてみせたりと、笑いと涙が混在していた毎日を送った事が彼の財産となっていた。非凡のクリエイターは自信を持って旧制を打破する。有名になってからの孤独感も彼の映画を観るよう。そうそう、この自伝自体がチャップリンの映画そのものなのだ。
読了日:10月23日 著者:チャップリン
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3520845
■文章読本 (中公文庫)
マニュアル的な文章論に終始せず、文章を書くということのコアな意義から、日本人としてのアイデンティティーに繋がる部分まで論は広がる。現代の文章事情を丸谷氏がどう評するか知りたい。
読了日:10月09日 著者:丸谷 才一
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3409174
■マルコムX自伝
マルコムは単なる過激な思想家ではない。彼の人生を丹念に綴ることで我々は、重要な人物を亡くしたことに気がつく。
読了日:10月04日 著者:マルコム・X,アレックス ヘイリィ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3409142
■一海知義著作集 10
繰り返しが多かった。人から(頼んでもないのに)借りた本でした。自分じゃ買わないね。
読了日:09月19日 著者:一海 知義
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3170646
■素顔のリーダー―ナポレオンから東条英機まで (文春文庫)
努力家もいる、名家のお坊っちゃんもいる、稀代の戦略家もいる、実直だけが持ち味の人もいる、コンプレックスの塊もいる・・・歴史的に著名なリーダーも追究すれば極めて人間的である。本書に続いて、各々の人物に関する書物を読みたくなる。
読了日:09月12日 著者:児島 襄
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3094528
■昭和精神史 (文春文庫)
戦後の占領期までの日本人の「精神」について詳述。西欧文化との関わり方にも日本らしさが必要なんだとつくづく思う。ここで「日本人らしさ」が再確認、というより再発見できました。
読了日:09月05日 著者:桶谷 秀昭
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3019628
■挑発する知―愛国とナショナリズムを問う (ちくま文庫)
国民が自立しないと国家は自立しない。自立した国民が国家を「操縦」する必要がある。しかし、必要な情報の送り手であるマスメディアはジャーナリスト機関というより大企業。日本が目指すべきはEUをモデルとしたアジア・コミュニティーの中で主要な地位を占めること。そのためには盲目的対米従属は不可。ふう~色々考えちゃいました^^
読了日:06月24日 著者:姜 尚中,宮台 真司
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/2290959
■美の呪力 (新潮文庫)
緻密で大きな人。「芸術は爆発だ!」の言葉の真意がよく解る。
読了日:05月30日 著者:岡本 太郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/1991679
■座右のニーチェ (光文社新書 353)
ニーチェはたくましい。
読了日:05月10日 著者:齋藤孝
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/1861497
■菊とバット―プロ野球にみるニッポンスタイル (1977年)
現代の野球界には当てはまらない部分が多い。昔の選手は可愛そうだ。外国人の日本魂ガイドにはなる。
読了日:05月08日 著者:ロバート・ホワイティング
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/1861475
■欲望する脳 (集英社新書 418G)
現代社会の闇の部分に陥らないためには、人間の脳機能=本来備わっている人間力を意識すること
読了日:05月01日 著者:茂木 健一郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/1861486
■黒人の進む道 (1968年)
意外と読みやすい。キング牧師は幅が広い!
読了日:04月11日 著者:マーチン・ルーサー・キング
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/1530819
■東京裁判 (講談社現代新書 1924)
見えにくいものを顕にしたものの、やはり複雑だった。でも複雑さを詳解したのは大功績
読了日:04月11日 著者:日暮 吉延
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/1530817
■スパイM―謀略の極限を生きた男 (文春文庫)
世の中知らないことが多すぎる。サスペンフルでヒューマニティーに溢れる。
読了日:02月01日 著者:小林 峻一,鈴木 隆一
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/1016861
■朝日新聞血風録 (文春文庫)
情報操作の闇
読了日:01月20日 著者:稲垣 武
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/887307
▼読書メーター
http://book.akahoshitakuya.com/
最近のコメント