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2010年4月

昭和の日

4月29日(木)晴れ。昭和の日。

●午前中ヨメさんと娘が美容院に居る間、ツタヤとブックオフ。先日図書カードが送ってきた事だし、4冊購入。

Kmyfy
http://book.akahoshitakuya.com/b/4167348179

●個人的には「昭和の日」という呼び名が好きではない。自分が生きてきた時代が過去の物にされたような気がするのだ。私が結婚したのは平成元年。人生に大きな変化が訪れた時に時代も変わったともいえる。次の年には子供が生まれるし、転勤もしたし、LPからCDへの(個人的)移行期でも有った。仕事上でも、親族上も、趣味の範囲でも付き合う人物が微妙に変わっていった。考えてみれば「平成」と「昭和」でガラッと変わったのだが、やはり「昭和」は色濃く自分に残っていると思う。当たり前といえば当たり前だが、時間は続いてるので独身時代のチャランポランの日々も私の人生なのだ。こういうのは改めて言わなくても、個人のレベルだと容易く感じ取れると思う。問題は社会全体の捉え方だ。「昭和」で時代を切ってしまい、現在の動きとリンクさせないと間違った理解や底の浅い判断をしかねない。普天間問題を考える時、日米安保まで考える必要があるのと一緒だ。日米安保を考えるなら軍事政権を考えたりしなければならないだろう。よく言われる事だが、日本の歴史教育には「昭和史」や「戦争史」が欠けている。戦国時代や幕末も現代と繋がる部分はあるだろうが、やはり日本の未来を考える時、昭和や戦争は欠かせないと思う。そういう意味では「昭和の日」という呼び名も意味がありそうだが、そこまで考察された結果ではないはず。単なるノスタルジーのような気がする。

♪Duke Ellington "Black and Tan Fantasie"
http://www.youtube.com/watch?v=z2AaLd_vETQ

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電話男

4月26日(月)晴れのち曇りのち雨。

●高校の補習授業が始まったのか、朝のバスが混雑していた。立ったまま乗る事になる。所要20分弱。ガックリ来るけど仕方ない。一台やり過ごしたら、次がもっと多かったりするので難しい。ヨメさんが朝方余裕がある時は送ってもらうので、頻繁には当たらないと思う。

●通勤途上に安く買える自販機がある。暫く売り切れていたが今日は買えた。これでバスの混雑を忘れる。至って単純。

●事業所から出発する時間帯に、いつも携帯を掛けながら出勤してくる男性が居る(別の会社)。彼は一体何をしているのだろう・・・①奥さんにモーニングコールをしている②借金の督促の電話が決まった時間に掛かってくる③実は殺し屋で、毎朝指令を受けている④イヤホンを持ってないので、ダウンロードした曲を直接聴いている・・・当然全部違うだろうけど、妙に気になる。

●本日の読書・・・清沢洌著『暗黒日記』。軍部が日本を牛耳っていた戦時中。情報や知識を生かさず、自信だけは持っている。世界でも珍しい幼児性国家。国民への締め付けも不条理的に厳しく、巷ではやたらと泥棒が増え、人心の荒廃極まった感。それだけに盲目的に日本の勝利を信じていたのかも知れない。

♪ROBERT LEE McCOY "Ol' Mose"
http://www.youtube.com/watch?v=TCnu3_6rKQQ

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思惑仕分け

4月25日(日)快晴。

●ヨメさん今日は寒気がして熱っぽく節々が痛むと言う。体温計がどうも壊れかけてるようで正確ではない様子。手で触ってみるがさほど熱がある様子ではない。体温計を買おうと言うが値段が高く厭だと。どうしても経験しなければならない副作用だろうが、やはり心配ではある。

●普天間基地問題。米軍はグアム移転を想定しており、その費用を日本に負担させたいと考えているという話もある。アメリカ本土の米軍はどんどん縮小されているけど、日本には拘っている(金づる?)という話も。沖縄駐留の米軍はファルージャ潰しの専門家であり、日本を守るのは二の次とも。アメリカの思惑、県民の思惑、政治家の思惑、関連業者の思惑・・・さまざまな思惑が全て満足がいくのは不可能だろう。何かを犠牲にし方針を固めなければ進まない。あ、もしかして、あの人だけ思惑がなかったりして・・・。

●本日の読書・・・吉村昭著『下弦の月』。

♪Lavern Baker & Jackie Wilson "Shake A Hand"
http://www.youtube.com/watch?v=yArGSFFpiK4

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試食の誘惑

4月24日(土)晴れ一時曇り。布団干したり引っ込めたり。

●娘の初バイト日。某ホテルのパーティーの給仕。まだ先輩にくっ付いた状態との事。服装を始めとする決まり事が色々あるし、勤務時間も長いので結構キツイらしい。しかし、給料も高い方で、女性は中々辞めないとの事なので何とか頑張ってくれると思う。

●気が付いたら来週はゴールデンウィーク。私は5月3日に仕事決定。いつもながら、世間の休日フィーバーとは無関係である。

●スーパー等での試食は、少し食べるから美味しいと言う。考えてみれば音楽の試聴や本の立ち読みも、ちょっとの時間だから面白そうに思える時がある。筒井康隆著『アホの壁』。面白そうだったが読書メーターで検索したら賛否両論。しかも筒井ファンの意見が否定的なのでこれはさすがに考える。あと、“試食”の結果阿川弘之著『大人の見識』、加藤周一著『読書術』が“美味しそうに”思えたけど・・・。

Ah
http://book.akahoshitakuya.com/b/400603024X

●本日の読書・・・吉村昭著『下弦の月』。短編集。休日の朝ベッドの上でチビチビ読んでいる。間が開いても記憶に残っているのは、文章力の確かさだろう。

♪Lattimore Brown "Everyday I Have to Cry Some"
http://www.youtube.com/watch?v=zY9Lg8kZbSs

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ファミリー・アフェア

4月22日(木)夜半から激しい雨。じわじわと収まる。朝方は強風。

●昨日ヨメさんは病院へ。検査結果を確認した上で、服薬の併用が必要かどうか決定するとの事だった。一応ウイルスゼロの状態だったので、注射のみの治療が継続する。身体のダルさはどうしても出てくるらしい。髪の毛が抜ける事も有るらしいが、私ならともかく、ヨメさんの毛髪量なら目立たないだろう。しかも女性の場合はまた生えてくるらしい。

●娘がバイトを始めるようで、昨夜“研修”を受けてきた。派遣の配膳係らしい。友達も出来たとか言っている。大学に入ってからバイト作戦は不発続きだったので、大いに社会勉強して欲しい所。

●本日の読書・・・清沢洌著『暗黒日記』。

♪Frankie Valli & The 4 Seasons "Can't Take My Eyes Off You"
http://www.youtube.com/watch?v=vHtUfMxvhyA

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試聴記】ラヒーム・ディヴォーン『ザ・ラブ&ウォー・マスターピース』

590

http://www.raheemdevaughnmusic.com/

http://www.hmv.co.jp/product/detail/3744590

独特の音世界を展開するラヒームの3作目。リリース数以上の存在感を感じます。今回のは、1枚物と2枚組の二通りあるそうです。前作と同じ時期の作品も有るそうですが、別に気になりません。今回試聴できたのは1枚物の方です。

彼の音楽は、私は必ずしも全面的には受け止め切れてませんが、独特の、拡散し浮遊する感覚は気に入ってます。また、確固たるブラックネスが音の背骨を構成しているので、私のような保守的な人間でもすんなりと聴ける部分はあります。ただ、グルーヴとして昇華した場合、好きな部分とそうでもない部分が有るといった所です。

ミスター・コーネル・ウエストなる人物の、ラップというよりライブMC的前口上に続いて流れるのが、70年代ソウル風の一曲。マーヴィン・ゲイとカーティス・メイフィールドに特に近いなあと思っていたら、カーティスの曲を下敷きにしているそうです。

♪「Bulletproof」
http://www.youtube.com/watch?v=luuQ1McRtGU

中盤には王道的美メロ曲もありますが、アルバム全体で考えると、絶え間ないグルーヴで彩られた、レベルの高い一作だと思います。

♪「Mr.Right」
http://www.youtube.com/watch?v=qF8tNTxg9tc

♪「My Wife」
http://www.youtube.com/watch?v=-QLzQdEWyoA

15曲目は、ゲストの顔触れが興味深いです。ジル・スコット、アンソニー・ハミルトン、クリセット・ミッシェル、レディシ、アルジェブラ、チコ・デバージetc...。ネオ・ソウル系と括るのも失礼な、クセ者揃いです。私がここ何年で気に入った人たちでもあります。類は友を呼ぶといったラインナップかと思います。しかし、曲自体はあまり拡散しない、良く言えば地に足を付けたメッセージソングです。これだけ多数のゲストが要るかとも思うんですが、このメンバーをジャケットに記している事自体、ラヒームの音世界を象徴しているような気がするのです。

♪「Nobody Wins A War」
http://www.youtube.com/watch?v=df6NYp23TAI

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インナーネット

4月20日(火)雨のち曇り。

●最近、春眠暁を覚えずじゃないけど、眠気に誘われる事が多い。特に長距離運転になるとしんどくなる。私の場合、ブラックコーヒーを飲んだり、目に入る看板の文字を読んだりすると、比較的解消できる。気持ちに余裕を持って運転に集中するしかない。

●引きこもりの30歳男性が、親にインターネットを解約された腹いせに一家を殺傷。親の給料をぶん獲ったり、親のカードを使いネットショッピングで借金したりと横暴の限りを尽くした上の最悪の結末だ。現実社会に合わず(合わないと思い込み)ネット社会に引きこもるという図式はよく聞くが、結局現実社会が勤まらない人間はネット社会も勤まらない。ネットの方が「自分中心感」が高まるので、うまく生きているように錯覚するが、実は他人との関わりを現実社会と同様にやらなければ自己満足の深い穴に沈みこんでしまうだけ。“インター”ネットではなく“インナー”ネットという闇だ。繋がりを広げるネットではなく、自分をがんじ絡めにするネット。砂を噛むような駄洒落だ。書いてて暗くなる。

●本日の読書・・・清沢洌著『暗黒日記』。戦争の愚かさを冷静な怒りをもって描出。日本だろうがアメリカだろうが、批判するべき部分を批判している。

●本日の一曲

http://www.youtube.com/watch?v=XCyTqnizcvI

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ファンキー・モンキー

Kono
4月18日(日)曇りのち晴れ。暖かい。

●朝二度寝した時夢を見た。仕事に必要な「何か」を探して、よく夢に出てくる学校の校舎や校庭を探し回っていた。猿が一匹登場。服の袖にぶら下がってきた。毛糸がほつれるように服地が垂れ下がり、ぶらんぶらんと猿が上下する。一度引っ掻かれて、感触もあった。私は猿をぶら下げたまま、先のない空間に消えてゆく。

●ファンキー・モンキー・ベイビーズは真っ直ぐで力強い。最近のJポップの、雰囲気だけで何を歌ってるのか解らない人たちに比べたら、スッキリ聴ける。今の暗い世相の逆を行ってる感。不況の時にお笑いが流行るようなものか。みんな明るさ・元気良さが欲しいんだろう。

●ヨメさんの注射も金曜で6回目となる。大体これぐらいになると今までどうにもなかった人もダルさとかが出てくるらしい。ヨメさんも身体の節々が痛む事があるらしい。C型肝炎の治療には注射のみの場合と服薬を併用する場合がある。今までヨメさんは注射のみだったが、数値の変化次第で薬も併用すると言われている。服薬の方が副作用が出やすいらしいので、まだまだ予断を許さない状況ではある。

●猿と人間の違いは色々あるだろうが、妄想力もその一つかも知れない。普段の生活に関係ない事を考えて生きているのは人間だけじゃないだろうか?自分以外の他者に恐怖を感じたら怖れ、他者を排除しようと怒ったりするのは人間も動物も一緒だろう。しかし、人間にはその人特有の怒りや恐怖のポイントがある。自分なりの考えが加わるからだろう。他人の言葉や態度で傷ついたり、嬉しくなったり安らぎを感じたりするのは人間ならではのリアクションだ。喜怒哀楽。猿から人間に変わる時それを得たのかも知れない。周りの猿から見たらさぞかし「変なヤツ」だったろう。ファンキーなモンキーがホモサピエンスだったのかもね。

●本日の一曲

http://www.youtube.com/watch?v=kHJ5US4sRm0

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運のつき

4月17日(土)晴れ。比較的暖かい。

●娘は朝からサークル合同の(お見知り)遠足へ。一人一料理を持っていかなければならず、ヨメさんのフォローの下、肉巻きを作り持参。帰宅後ヨメさんはパン作り。美味しそうな匂いの中、日記書く。

●昨日朝通勤時、目の前数センチ先に鳥のフンが落ちてきた。もう少し早かったらアウトだった。そこから暫く歩くと50円拾った。朝から調子良いなあと思ったが、やはりここまでだった。

●野党が与党になると理想と現実の摺り合わせが難しいのか?しかも与党内野党みたいなのが居るから余計ややこしい。理想を現実にしようという信念に基づく実行力を発輝すれば、国民にも感じ取れると思う。摺り合わせばかりが道理ではない。

●本日の一曲

http://www.youtube.com/watch?v=W69SSLfRJho

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UQ

4月15日(木)曇り時々晴れ。寒い。

●最近仕事が忙しく、日記も途絶えがち。何日分かを纏めて書く。今日は調整が出来たので有休。床屋と買い物に行った後PC三昧となる。

●娘の誕生日(まだまだ先)のプレゼントは新しい携帯電話に決まっていた。先日ショッピングセンターで見繕っていたら気に入った物が有ったらしい。大型電器店の携帯コーナーが安いかも?と言うので日曜に調査に行き、結局購入(予約)。実際少しは安かった様子。その後ヨメ+娘は「しまむら」へ。私は最近開店したブックオフ田崎店へ。2冊購入。

Tasyo
http://book.akahoshitakuya.com/b/4167679914

●最近タケノコを連続して頂いたのでタケノコ料理が食卓によく上る。春巻きや筑前煮、味噌和えから味噌汁の具など。日曜はタケノコ御飯だった。タケノコ(筍)は「竹かんむり」に「旬」と書くだけあって、旬の食材の代表格だろう。それにしても、最初に食べた人はよく食べる気になったなあとも思う。

590
●ラヒーム・ディヴォーンの新作を試聴。独特の世界観は健在。出来れば別稿に。

●昨日の読書・・・清沢洌著『暗黒日記』。理性的で反骨精神に溢れる、正に生粋の言論人。終戦直前の日記のみ編集したもの。軍部や世論に対する激しい怒りが伝わってくる。

●本日の一曲

http://www.youtube.com/watch?v=LjpIijRirUs

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落ち着く話

4月10日(土)曇りのち晴れ。

●お昼はバイキング料理を食べに行った。熊本ローカルな話だが国体道路沿いの「ポタジェ」。1、260円で90分。容器が小さいので「つまみ食い」感覚で面白い。ガッツリ系の食物が殆ど無いのでお腹が膨らんでも暫く経ったら落ち着いた。

●ショッピングセンターにカードケースを買いに行く。あまりたくさん入らないが薄かったので購入。私は、財布は二つ折りでお尻のポケットに入れるのでカードは一緒に入れたくない。希望の品が手に入ると気持ち的には落ち着く。

●熊本のサッカーチーム、ロアッソ熊本(J2)が好調。5戦で負けなし。第3位にいる。全ては初戦の引き分けが大きかったらしい。昨年までのロアッソは最後の15分間の得点が少なく、失点が多かったとのこと。つまり踏ん張りが効かなかった。ところが今季初戦は終了ギリギリで同点に。克服すべき課題に成果が出た事で選手たちに自信が深まった感じもする。スポーツの魅力の一つに最後の最後まで諦めない姿というのがあると思う。今後とも良い闘い振りを観せてほしい。勝負の世界ばかりは落ち着いちゃったらダメ。

●本日の読書・・・吉村昭著『下弦の月』。

●本日の一曲

http://www.youtube.com/watch?v=t5FdcDDkk6U

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愛犬家

Photo
ボルゾイという大型犬を最初に見た時は驚きました。体格の良い大人が四つん這いになったような存在感。真っ白で長い毛並み。細長い顔とスラリとした脚。角から曲がって来る時、犬の姿だけ先に見えたりするとドキーッとしたものです。

近所にボルゾイを二匹(感覚的には二頭と呼びたい所)飼われていたお宅がありました。仲の良い老夫婦で、一度に二匹散歩させておられる姿は圧巻で優雅でした。

ところが数年前御主人が亡くなられた前後にボルゾイも一匹亡くなったとか。いつも二匹一緒だったのが一匹になると、散歩姿も寂しく感じたものです。大型犬なので、奥様一人だと手入れが大変だったんでしょう、毛並みが荒れていたような印象も受けました。

暫く見ないなと思っていたら、残った一匹も亡くなったそうです。病気がちになり、ある日一晩中吠えていたので奥様が御主人に「もう可愛想だから迎えに来て」とお願いされたそうです。朝になると静かに息を引き取っていたそうです。二匹のボルゾイは再会し、天国でも愛されているんでしょうね。

ウチのヨメさんも犬が好きで、我々夫婦も歳を取ったら小さな犬でも買おうかという話になった事もあります。でも亡くなった時の事を先に考えてしまい、今の所取り止めになっています。情を移すという事は生半可な気持ちでは勤まりませんね。

http://www.dogfan.jp/zukan/hound/Borzoi/index.html

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百年の恋

4月6日(火)晴れ。水ぬるむ季節。

●後10年経ったら2020年。私は、黒人音楽に限れば1920年代のブルースから最近の物まで聴いている。これから先の物も恐らく聴くだろう。考えてみれば約100年間(録音の無い時代を考えれば更に引き延ばされる)に渡る同種の音楽を聴いている訳だ。全てが同じ訳ではないが、全てが違う訳でもない。しかし、歴史的繋がりだけではない何か(共通項)はあると思う。ブラックネスだ、とザックリ説明は出来るが、惚れた理由というのは当人にも分かりにくい。恋人が傍にいると心が安らぐのと一緒だ。そういえば、黒人音楽の、時代を超えた共通項の一つとして“人間臭さ”があると思う。喜び、憂い、興奮などが生き生きと伝わる。気持ちを寄せやすいし、飽きも来ない。百年の恋は簡単には醒めやしない。

●本日の読書・・・デカルト著『方法序説・情念論』。

●本日の一曲

http://www.youtube.com/watch?v=ZLb1Iwkt2R0

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毎日の生活

4月5日(月)晴れ。誕生日。

●今日一つ歳を取ったけど、最近は自分の年齢を余り考えなくなった。老けたとか、まだまだ若いとか折に触れて感じる事はあるが、総体的には毎日時が過ぎて行くだけの事。時間は永遠に流れ、その間の何十年間かを生きる人生。ちっぽけな一生と思う反面、時代の流れと共に生きている充実感も感じられる。自分の小ささは自覚している。だからと言って今後に可能性がない人間だとも思っていない。所詮人生は「生活」だろう。高みから自分の一生を眺める事は出来ない。毎日毎日あれやこれやの現実に対応していかなければならない。夢も妄想も抱くし、挫折も停滞もあるだろう。それでも時は過ぎてゆく。我々は「生活」しなければならない。現実離れはあり得ないのだ。信じられないような幸運も、どん底の不幸もリアル・ライフ。諸々の事象や感情をひっくるめて、生活する事、前を向いて生きる事は素晴らしく、幸せな事だと思う。

●事業所に早めに戻ったので洗車する。気持ち好かった。季節が変わったね。

●本日の読書・・・デカルト著『方法序説・情念論』。

●本日の一曲

http://www.youtube.com/watch?v=_Xw1DDBFdFU

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まー、いーか

4月4日(日)晴れ。明日で53歳。

●娘は本日も演奏の練習。昼からとの事で、午前は家族で行動。ヨメさんの実家から、私の母の入院先へ。母は私の誕生日も、幾つになるかも憶えていない(認知症とかではないです)。まあ、そんなもんだろう。ヨメさんが気が付いたが、母が私を産んだ歳と、私に娘が産まれた歳が同じだ。さて幾つでしょう・・・どうでもいいクイズ。お昼はやよい軒。チャーハンセットにした。あ、ご飯のお代わりができない。残念がるポイントがおかしいか。熊大の入学式で、黒い服と笑顔に溢れた人たちが多数。

●娘の中学校の同級生がCDデビューした。舞花と書いて「まいか」さん。転校生だったらしい。どこかの局の天気予報のバックで流れているし、RKKラジオの「今月の歌」にもなってる。聴いてみると声が渋くて面白い存在になりそう。今のトレンドから少し離れている感じが逆に受けるかも。曲創りができるのも強みかと思う。

http://www.universal-music.co.jp/universalj/artist/maika/

●本日の一曲

http://www.youtube.com/watch?v=58VAqKkEbWI

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カウントダウン

4月3日(土)晴れ。53歳まで後2日。

●娘の大学が入学式で、サークルの勧誘やら演奏やらでお忙し。朝から出発。送った後ヨメさんがお見舞いのお返し(ロールケーキ)を買いに行くとの事で、ケーキ屋が開く前にショッピングセンターへ。財布を買う。名刺入れとカードケースを兼ねているようなのも欲しかったがこれは無し。ケーキ屋さんでは(私の誕生日が近いので)ショートケーキも買う。

●ヨメさんは腕や足にダルさが出て来たという。断続的に。医者の話では注射の影響ではないようだ。しかし、具合の悪い所があれば早めに申告してくれとは言われている。特に風邪には注意せよとの事。肺炎の併発も有り得るとの事だ。いずれにせよ無理は禁物。

226062
●午後からはヨメさんが入院していた時に仲良くして頂いた方を見舞いに行くという事で、私は近くのブックオフで時間潰し。ジェイムス・コットンの97年作『ディープ・イン・ザ・ブルース』を購入。ジョー・ルイス・ウォーカー、チャーリー・ヘイデン参加。<ジタン・ジャズ>。

http://www.cduniverse.com/search/xx/music/pid/1177216/a/D...

●本日の読書・・・吉村昭著『下弦の月』。

●本日の一曲

http://www.youtube.com/watch?v=R8eq_ciae30

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2010年3月の読書メーター

▼マイページ
http://book.akahoshitakuya.com/u/2741

読んだ本の数:2冊
読んだページ数:684ページ
読んでた本の数:2冊
積読本の数:5冊
読みたい本の数:3冊

▼読んだ本
Ni
■日本を創った思想家たち (PHP新書)
日本の思想史は現代の物で語られる事が殆どだったらしい。本書は日本書紀から始まり、宗教家、文学者、哲学者等々幅広いジャンルの人物や書物に言及し纏め上げられている。しかも筆者特有の「筋の通し方」は健在。
読了日:03月21日 著者:鷲田 小彌太
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/5480242

■ヘミングウェイ短編集 (1) (新潮文庫)
名文や名作は若い頃は読んでも読まなくても構わない。年齢を重ね何気ない日常が連続してくるようになったらジックリ読んだ方が良いと思う。経験していない事が書いてあってものめり込む。ヘミングウェイさすが味がある。
読了日:03月06日 著者:ヘミングウェイ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/5244113

▼読んでた本
Hoho
■方法序説・情念論 (中公文庫)
著者:デカルト
http://book.akahoshitakuya.com/b/4122000769

■下弦の月 (文春文庫)
著者:吉村 昭
http://book.akahoshitakuya.com/b/4167169150

▼積読本
■放浪記 (新潮文庫)
著者:林 芙美子
http://book.akahoshitakuya.com/b/4101061017

■陰翳礼讃 (中公文庫)
著者:谷崎 潤一郎
http://book.akahoshitakuya.com/b/4122024137

Koku
■黒人のたましい (岩波文庫)
著者:W.E.B. デュボイス
http://book.akahoshitakuya.com/b/400323331X

■考えるヒント (文春文庫)
著者:小林 秀雄
http://book.akahoshitakuya.com/b/4167107120

■黄金を抱いて翔べ (新潮文庫)
著者:高村 薫
http://book.akahoshitakuya.com/b/4101347115

▼読みたい本
■無頼化する女たち (新書y)
著者:水無田気流
http://book.akahoshitakuya.com/b/4862484387

■100文字でわかる哲学 (ベスト新書)
著者:
http://book.akahoshitakuya.com/b/4584121362

■無常という名の病―受け継がれる魂の遺伝子 (サンガ新書)
著者:山折 哲雄
http://book.akahoshitakuya.com/b/4901679627


▼読書メーター
http://book.akahoshitakuya.com/

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前向きに

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4月1日(木)曇り時々雨のち晴れ。

●本日は業務量が調整出来て有休となる。エイプリルフールじゃないよ。

●少々鼻炎気味。鼻づまりと、突発的にクシャミを連発。薬を飲むと落ち着くが、2日ぐらい経つと一緒。

●午前中、ヨメさんが頂いたお見舞いのお返し品を選びに街へ。同行して私は勝手にアチコチ。パルコの4Fでレコード・CDフェアをやってた。ジョニー・アダムスの91年作を買ってみた。ドク・ポーマスの作品を集めた物。

http://www.cduniverse.com/search/xx/music/pid/1144576/a/J...

●今週は正式メンバーが一人休みなので、応援者と廻る。我々の職種の経験者なので比較的負担が軽い。もっとも経験と同時に気を配れるかどうかが鍵を握る。その辺もOK。二人組みで仕事をしていると、つくづく仕事は経験だけではないと痛感する。何事を成すにも、まず前向きな姿勢。

●本日の読書・・・デカルト著『方法序説・情念論』。今の世の中から見ると非科学的な事も科学的に論証している。そもそも神の存在が大前提になっているし、体内のメカニズムの一端として“動物精気”という現代科学では解釈不可能なものも語られている。だから真実味に欠けるのではなく、スピリチュアルなものとフィジカルなものの関連付けを哲学的につぶさに考察する姿勢に迫力を感じる。それこそ味わうべきだし、カケラでも吸収すべき。

●本日の一曲

http://www.youtube.com/watch?v=nL0DEu7fqcw

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