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愛犬家

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ボルゾイという大型犬を最初に見た時は驚きました。体格の良い大人が四つん這いになったような存在感。真っ白で長い毛並み。細長い顔とスラリとした脚。角から曲がって来る時、犬の姿だけ先に見えたりするとドキーッとしたものです。

近所にボルゾイを二匹(感覚的には二頭と呼びたい所)飼われていたお宅がありました。仲の良い老夫婦で、一度に二匹散歩させておられる姿は圧巻で優雅でした。

ところが数年前御主人が亡くなられた前後にボルゾイも一匹亡くなったとか。いつも二匹一緒だったのが一匹になると、散歩姿も寂しく感じたものです。大型犬なので、奥様一人だと手入れが大変だったんでしょう、毛並みが荒れていたような印象も受けました。

暫く見ないなと思っていたら、残った一匹も亡くなったそうです。病気がちになり、ある日一晩中吠えていたので奥様が御主人に「もう可愛想だから迎えに来て」とお願いされたそうです。朝になると静かに息を引き取っていたそうです。二匹のボルゾイは再会し、天国でも愛されているんでしょうね。

ウチのヨメさんも犬が好きで、我々夫婦も歳を取ったら小さな犬でも買おうかという話になった事もあります。でも亡くなった時の事を先に考えてしまい、今の所取り止めになっています。情を移すという事は生半可な気持ちでは勤まりませんね。

http://www.dogfan.jp/zukan/hound/Borzoi/index.html

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