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2010年8月

手作りと感動作り

8月29日(日)晴れ、申し訳程度の雨。

●お昼は自家製ピザ。生地を延ばすのは難しい。これはヨメさんが上手い。ピザソースを塗り、塩とバジルを降りかけた後、トッピン具。コーン、ベーコン、ウインナー、スライストマト、スライスポテト、から揚げから選んで並べました。最後はチーズ。これは私や娘でもできる。あまり端っこに載せるなと言われたけど、ちょっと遠慮気味なのもできてしまった。やはり手作りは美味しい。生地の感触がシッカリしている。具の組み合わせによってはタバスコとか掛けた方が良かったかも・・・。

●『24時間テレビ』のマラソンを観ていると、感動するというより可愛そうで仕方がない。本人のチャレンジ精神は素晴らしいが、それは日頃の芸能生活でも十分伝わってくる。あえて身体を痛めつける必要があるのかとも思う。最高クラスのトレーナーが密着しているので、後遺症が残るような事はないとは思うが、この炎天下の中、厳しい行為だと思う。それと、この番組はコーナーとコーナーの切り替えが早い。一つ一つのコーナーにおける余韻が残らないのも、私としては感動を呼びにくい。以前はドキュメント番組で各ランナーの特集を組んでいたが、そういう風にまとめられると感動はよく伝わる。番組構成的に難しいのだとは思うが、やはり辛さが先に立つ。

♪ARETHA FRANKLIN "CHAIN OF FOOLS"
http://www.youtube.com/watch?v=8ffl3KxY3g4

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好事魔

8月28日(土)今日もよく晴れていた。

●また事故。コンビニ駐車場にバックで入れようとしていた所、下がってきた車がコツン。損傷は小さくケガ人も出なかったが、ついつい5月の人身事故を思い出しガックリ。クラクションを鳴らしたんだけど相手の方はエアコンをフル回転させていて聞こえなかったとの事。なにしろこの暑さ。集中して運転しましょうよ。特に発進の時とかね。つくづく思う。

●ヨメさんの注射は予定通り終了。しかし、副作用は完全には治まらず。全般的に食欲がなく、時々腕や足が疼くように痛くなる。医者の想定内とは言え、辛そうだ。数値は改善しているので、もう暫くの辛抱かとも思う。

♪Charles Brown "Black Night"
http://www.youtube.com/watch?v=9pOFLzPnZag

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心配り

8月22日(日)晴れ。エアコンもほとんど効き目なし。

●ウチの会社が損害保険の関連会社を持つため、社員は基本的に「損害保険募集人」という資格を持っている。その更新時に受ける試験を先週火曜日受ける。すぐに解答が回って来たので自己採点したら合格点には達していたので一安心。最近の休日は馴染みのない保険の勉強で頭が痛くなっていたのでヨカッタ。

●娘が水筒のキャップをきちんと閉めておらず、そのままバッグに入れていたら携帯を駄目にした。日頃「携帯命」の割には心配りが足りない。自分の金で苦労して買わないからそんなかも知れない。対応も自分でさせたいのだが名義人が私なので、私が連絡しないとダメだという。携帯補償専門の番号にかける。それにしてもこの手のオペレーションセンターの方は対応が丁寧。パソコンメーカーとかにかけた時も、素人同然の私に解るように説明してくれる。マニュアル通りにはいかないだろうし、大事なことは伝えなきゃいけないだろうし、顔が見えないだけに大変だろう。もしかしてネット世代の人ほど上手だったりして・・・。

●昨日は久し振りの休日出勤。短い時間で終わる。

●民主党の代表選の動きより、現在の政治活動の状況が知りたい。

♪Alton Ellis "Rocksteady"
http://www.youtube.com/watch?v=kx3sQzn7loY

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笑顔

8月15日(日)晴れ少し曇り。終戦記念日。

●昨日は墓参りの後ヨメさんの実家で会食。一休みした後ブックオフへ。盆休み期間限定キャンペーンの一つで、400円以上の単行本が400円ポッキリに。池田晶子さんの『14歳からの哲学』と西牟田靖さんの『僕の見た「大日本帝国」』を購入。西牟田さんは以前同じブログサイトに居られ、サイト消滅後も時々お邪魔していた。最近私が気になっているテーマでもあり、中古で申し訳ないですが読ませて頂きます。
14s
Bok
http://book.akahoshitakuya.com/b/4795843023

●先週から、マイカーで、音楽を聴きながらの通勤となる。最近フィリー物を買う事が多かったので車内フィリー詣で状態。フューチャーズのハーモニー、テディペンの安定感、ギャンブル&ハフの曲創りの確かさetc...ホーン・サウンド派の私も、流麗なストリングスに身を委ねた日々でした。家人と一緒の時はヴォリュームも控え目だけど、この時ばかりはね。

●会社の車はハイエース。渋滞気味の一車線道路で動いたり止まったりを繰り返していた時。狭くなった左側を、無理にバイクが通ろうとする。結局、当方のドアにミラーをコツンと当てて突破。若い女性だったが全くこちらを振り返らない。キズになってはいなかったが、会釈の一つもほしかった。それ以前に、ぶつかったら反射的に見そうなものだけど・・・ぶつかるの承知で進み、通れたら周りは関係ないということか?誠に勝手な推測だが、こういう女性の方が、笑顔の見せ所を自分なりに考えている気がする。本当は自然な笑顔が一番美しいし、他人の心に到達するのに、随分損をしているよ。

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過去現在未来

8月8日(日)今日もよく晴れた。

●鶴屋デパートに入っている洋服屋さんが、娘の馴染み。閉店間近だそうで本日家族で行った。私は当然タワーレコードへ。持ち合わせの関係もあり、フューチャーズの『Past Present & The Futures』のみ購入。明日から車通勤なのでお伴にする。ミキ・ハワードの息子B・ハワードという人を試聴。既にライター&プロデューサーとして実績の有る人。非常にポップで聴きやすかった。マイケル・ジャクソンが好きな人は気に入るだろう。
145

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夏の中の秋

8月7日(土)晴れ。一応立秋。

●夏真っ盛り。外に出る機会は少なくなったが、たまに照りつける太陽の下に立つと、熱の圧力を感じる。何度体験しても慣れるものではない。しかし、やっぱりこうでなくっちゃねえ、という気持ちも確かにある。もう少ししたら車で通勤する事になるので、そういう思いもあまり持てなくなるかも。

●ついに我が家にセカンドカー。軽自動車だが新車は気持ち良い。パワー不足は否めないが、空間を広くしようという工夫は見える。助手席の下に収納部が有ったりして、面白い。スーパーの駐車場の「軽専用」に駐められるのも嬉しい所。それにしても結構軽自動車って走ってるなあ。

●小林秀雄著『考えるヒント』読了。エッセイ風の語り口から、やがて深みに引き込まれる。何故こんなに的を得た事が書けるのかとも思うが、先ずは彼が「常識人」である事。「常識」という表現は当たらないかも知れないが、人間を動かす感情の基本的部分をシッカリと捉えている方だと思う。自己と非自己の関係性と書くと小難しくなるが、自分以外のものに照らし合わせる自分自身というものに気付かされる。あと、美的感覚の鋭い方。しかもハイブロウではなく市民的。

●音楽・映画評論家の今野雄二さんが亡くなられた。以前はテレビのコメンテーターもされてたが、最近は『ミュージック・マガジン』の記事でしか触れてなかった。都会的でスマートな印象の今野さんの、音楽や映画の趣味は私と全く合わない。つながるのはデヴィッド・ボウイーぐらいか?しかし、『マガジン』の記事は時々読んでいた。厭味がなく内容は深かった。楽しみにしていた訳ではないが、もう『マガジン』で今野さんの文章が読めないかと思うとやはり淋しい。つつしんでご冥福をお祈りします。

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自分の時間

8月1日(日)晴れ時々曇り。今日もしっかり夏。

●昨日、寝室(2階)のエアコンが壊れる。制御基盤自体がポシャッてるのでメーカーから取り寄せとなる。ところが土日は休みなので、復活は来週となる。仕方なく1階のリビングに布団を敷き就寝。いつもと寝る場所が変わると、我が家ながらプチ・キャンプ感覚。但し、床に直接なので堅いのは堅い。その辺の微妙な不自由さもキャンプ的ではある。

●本当は、この話題は取り上げたくないが、23歳の女性が3歳と1歳の子供を放置して殺した事件。彼女の言い訳が「自分の時間」がほしかったとの事。確かに育児はシンドイだろう。だけど、小さい子供を抱えている限り、子育ても「自分の時間」なのだ。遊びは所詮刹那的な快楽に過ぎず、自分の時間を満喫するというような充実感とは別物だ。ガス抜きは人間に必要だが、新たなエネルギーを発生させる、生産的遊びでなければ意味がない。悲哀感だけが残る。その悲哀を味わいたくないために、またひと時の快楽に溺れていく悪循環。きっと彼女の心は切羽詰っていたのだろう。「子供を育てていく」という一面に心が縛られすぎて、何が自分の時間なのか、何が自分自身なのかが分からなくなったに違いない。現実に向き合い、自分の体験する時間が全て「自分の時間」であり、そこに本物の喜びや悲しみがあり、自分を成長させていくのだという事に気付いて欲しかった。

♪A Taste Of Honey "Boogie Oogie Oogie"
http://www.youtube.com/watch?v=cJsr7Yo34tk

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2010年7月の読書メーター

読んだ本の数:2冊
読んだページ数:613ページ
読んでた本の数:1冊
読みたい本の数:2冊

▼読んだ本
■下弦の月 (文春文庫)
稀代のストーリーテラーは人間への眼差しが温かい。但し、ぬるま湯的温かさではない。
読了日:07月19日 著者:吉村 昭
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6887085

■漢文力 (中公文庫)
漢文や中国古典に限らず幅広い。結局は加藤さんの「哲学」だが、とても解りやすく身にしみる。想像以上に面白かった。
読了日:07月11日 著者:加藤 徹
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6887017

▼読んでた本
■子どもは判ってくれない (文春文庫)
著者:内田 樹
http://book.akahoshitakuya.com/b/4167679914

▼読みたい本
■最後の親鸞 (ちくま学芸文庫)
著者:吉本 隆明
http://book.akahoshitakuya.com/b/4480087095

■自省録 (岩波文庫)
著者:マルクスアウレーリウス
http://book.akahoshitakuya.com/b/4003361016


▼読書メーター
http://book.akahoshitakuya.com/

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