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冬場はつらいよ

1月22日(土)晴れ。

●「寒い」というより、「冷え込む」日々。今朝散髪に行ったら、店主のオバチャンが「寒いですけどいつもみたいに短くしてイイですか?」と妙な気の利かせ方。「どうせ薄い髪なんだから関係ないよ」と思っていたが、やっぱり寒かった。ブルルルル。先日は風呂のお湯がチョロチョロしか出なくなり大変だった。連日の寒さで部品が凍結していたらしい。実はそれを防止するスイッチが付いていてすっかり忘れていた。自業自得なんだろうけど・・・。

To
●講談社から『男はつらいよ』のDVDマガジンが発売されている。最初は第一作で、今週は17作目の太地喜和子版だった。両方買った。最初の内は話題作からリリースされるので順番がメチャクチャである。商売を考えると正解だが、個人的には最初から順番に観ていきたい。実は、以前BSで全作放送されていて、VHSに録画し順番に観た。最初の頃の寅さんはドタバタが強烈で、徐々に笑いの感覚がセリフ回し中心になるのが判る。今回のマガジンの記事によると、山田洋次監督は29作目ぐらいから渥美清の体調の変化に気付いていたらしい。そういう「変化の推移」も含めて、寅さん映画は第一作から最終作までで一本の映画のような気がする。マドンナとの恋愛パターンの変化や、年齢を重ねる寅さんやさくら達の人生ドラマが観て取れる。たとえば多摩川沿いに寝転んで、川の流れを見つめる寅さんの図というのが何度となく出てくるが、回数を重ねる毎に寅さんの表情が深みを増す。今回もし全作初めて揃える方がいたら、是非最初から順番に観るパターンも愉しんで頂きたい。ところで第一作の倍賞千恵子が透き通るような可愛らしさ。考えてみれば、さくらは寅さんファンにとっては永遠のマドンナなのかもね。

http://toramaga.jp/

●全国の児童養護施設にランドセルとかを寄付される方が続出し、とうとう全都道府県に達した。ブームという言葉は似つかわしくないが、刺激を受けた方が連続したのは確かだろう。アメリカでは社会システムの中に「寄付行為」が仕組まれており、たとえば某店で食事をしたら一部が寄付に回されたりするらしい。アメリカ的合理主義でもあるし、キリスト教的博愛主義の表れだろう。考えてみれば仏教は(正確には日本古来の宗教ではないが)個人の内面を深く考察するような部分が強いと思う。それで哲学や思想に繋がりやすいのかも知れない。自己を高めて他者との関係を深化させる気がする。各地で寄付が連続する事を知り、自分の気持ちに慈善の灯りが点くというのは日本人らしいなと思う。寄付を受ける側からすればシステム化されようが一時的な行為だろうが、感謝の思いは一緒だろうが、寄付をする側は、自主的に動いた事で今後の人生にプラスになる気がする。だからといってシステム化を否定するものではないけど、寄付行為について深く考えが及びやすいのは、やはり自主的な場合ではないかと思う。

♪Barbara Lynn "You'll Lose A Good Thing"
http://www.youtube.com/watch?v=jAnSyQA_fT4

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