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シャウトする女たち

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●ミッティ・コリア『シェイズ・オブ・ミッティ・コリア』・・・私は彼女の歌唱では、声を長く伸ばした時の方が、より好きだ。従ってバラード系、或いはゴスペル度の強い曲の方が好みではある。もちろん、乗りの好い曲も素晴らしい出来。このアルバムはどちらの魅力も味わえる。15曲目まではシングルでリリースされた物。更に、61~68年の録音を、逆の時系列で並べたのは面白いところ。一慨には言えないが(シングルだからか)、アップテンポの物が前半に多く聴かれる。ソウルやロックが生まれた時代だからか?挟まれるバラードはゴスペル調で力強い。「アイ・ハッド・ア・トーク・ウィズ・マイ・マン」「レット・ゼム・トーク」の(優しい)二大感涙バラードは終盤に位置し、アルバム全体のフィニッシュとして効果的である。

http://www.hmv.co.jp/product/detail/2735688

♪"Do it with Confidence"
http://www.youtube.com/watch?v=tzQCxA8YaAI

♪"Little miss Loneliness"
http://www.youtube.com/watch?v=woGtXEiIj24

♪"I had a talk with my man"
http://www.youtube.com/watch?v=6Ow0tXVXCs8

758

●シュガー・パイ・デサント『ゴー・ゴー・パワー』・・・エッタ・ジェイムス系だが、唸り所でエッタより苦し気な感じがする。しかしそこが味になっている。奇しくも2人のデュエット曲(という表現が似つかわしくない)がフィーチャーされているが、微妙な違いが補完作用を生み出している。女版サム&デイブになる瞬間もある。殆んどがダンス曲で、泥臭いドライブ感に満ちており、昔から男性ブルースファンのハートを掴んでいるのも頷ける。インナースリーブの写真を見ると、目がクリクリして小柄で可愛いらしい。ところがステージ上の写真を見ると、猥雑さ丸出しで、迫力ある歌声が伝わってきそうだ。きっとサービス精神旺盛で、真面目な女性なんだろうと思う。確かにエッタ・ジェイムスほどの強烈さはないが、はち切れ度は十分である。演奏もシッカリしているので良質のリズム&ブルースが出来上がっている。特に前半は、初期のストーンズファンの人とかも気に入るんではないかな?

http://www.hmv.co.jp/product/detail/3566758

♪"Soulful Dress"
http://www.youtube.com/watch?v=7_bIjXU2hw0

♪"Slip in Mules"
http://www.youtube.com/watch?v=qLxjKOzuIPw

♪Etta James&"Do I make myself clear"
http://www.youtube.com/watch?v=Sehs_vJWTLs

704

●キャロル・ウッズ『アウト・オブ・ウッズ』・・・YouTubeでは別人のキャロルさんしか検索できず。残念。キャロルはどちらかというと高音域で勝負する歌手かと思うが、決してキンキン声にはならない。私の好きなトミー・ヤングに近い感覚を持つ。ポピュラー系の歌も声に伸びがあるので聴きやすい。決して忘れてほしくないシンガーだ。

http://www.hmv.co.jp/product/detail/3605704

♪せめてものサンプル
http://www.amazon.com/Out-Woods-Carol/dp/B00280WC5Q

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