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2011年4月

オールド・ファッションド・ニュー・ソングス

●連休始まり、とりあえずウロウロ。昨日は、植木町から玉名方面への新道の渡り初め。早くも車1台ガードレールにぶつかっていた。あらら。新玉名駅まで行ってみた。物産コーナーや薬膳ダイニングが話題を呼んでいたが、ざっと見ただけ。エリア的には狭かった。

http://mytown.asahi.com/areanews/kumamoto/SEB201104220005...

●今日は阿蘇方面へ。阿蘇ファームランドや、はな阿蘇美などへ。ファームランドはたまに行くが、よくレイアウトも変わっており、企業努力が成されていると思う。チーズ関連の試食が無くなったのが我が家的にはちょっと淋しい。セコイ。阿蘇ビールを2種買ってみた。

http://www.asofarmland.co.jp/shopping/beer/

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●エリック・ベネイ『ロスト・イン・タイム』<リプリーズ>(10)

http://www.hmv.co.jp/product/detail/3920887

エリックについてはあまり知識が無かった。本作についてはネット上で評判が良かったので購入。想定外とはこういう時に使う言葉。素晴らしいアルバム。1曲目と3曲目のサビの部分の、硬質なファルセットによるシャウトは失神もの。単純に、歌上手いとひれ伏す。間の2曲目・4曲目をクールに決めた後の、5曲目はエディ・リヴァート参加のオージェイズ・マナーの熱曲。ゲストでいえば、クリセット・ミッシェルやレディシという“個性派”を適材適所で使っている。全体的にオールドマナーなのだが、くすんだ感じがない。よって、サウンドは旧いのだが、やっぱり現代の曲になっている。こういうのが今後のトレンドになれば嬉しいね。明言しましょう。買った方が良いアルバム。

♪"Never Want To Live Without You "
http://www.youtube.com/watch?v=UU7RON_XdN0

♪"Paid"
http://www.youtube.com/watch?v=tb0MjtGqU7M

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メモリアル・デイ

●スーちゃんの告別式で、スーちゃんが生前残していた「お別れの言葉」。喋るのも苦しそうな状態の中で、震災の被災者の方々を思ったり、ファンやランちゃん・ミキちゃんへの感謝の気持ちを述べたりと、その健気さと人間らしい力強さに涙が滲んでくる。彼女も又、亡くなるまで生き抜いた人だ。いや、亡くなってからも生き続ける人だろう。

●私にとって5月5日は「子供の日」というだけではない。昨年人身事故を起こした日だ。長いようで短かった。一年経てば交通違反の点数が戻るのは嬉しいし、節目にはなると思う。しかし、安全運転については、ここで一段落みたいな事はないだろう。個人的で不名誉なメモリアル・デイだが大切にしたい日だ。
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●パティ・ラベル『アイム・イン・ラブ・アゲイン』<フィラデルフィア・インターナショナル>(83)

http://www.hmv.co.jp/product/detail/3804143

音楽に限らず「苦手だけど気になる人」はいる。「苦手だから気になる」のかも。私の場合、プリンスとかがそれだ。彼は特異的存在だから同意される方もいらっしゃると思う。しかし、王道を歩んでいるのに苦手という人もたまに。パティがそれに当たる。何だか全てにおいて“ヴォリュームがデカ過ぎる”感があるのだ。しかし、このアルバムの彼女は割りとすんなり溶け込める。ファンキーな曲もあるが根幹を成すのはメロウ・ムードだ。そこには、シャウト頼みの歌唱ではなく、静かに歌い上げるパティがいる。ジャズ風味の2曲目とかは、ちょっと気合の入ったビリー・ホリデイみたいで興味深い。メロウとは何かを知りたければこのアルバムを聴けば解る。アーヴァン・サウンドよりもウェット感があるのよね。心が静かに濡れてゆき、後半の打ち込みサウンドも温かい気持ちで聴ける。80年代初頭はリアルなソウル・ミュージックはトレンドから脱落し始めている。その哀しささえも加わると思うのは考えすぎか?私が持っているのは、最近展開された紙ジャケ・リイシュー・シリーズの物。このシリーズ、中々考えさせられる。

♪"If Only You Knew"
http://www.youtube.com/watch?v=cHg-Zkwndqg

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善は急げど先は急がず

●火曜の朝通勤時、某交差点の信号が黄色から赤に変わったのを確認し停止。しかし、私の後ろに居た車両が、隣りの車線に出て完全赤の交差点へ。対向の右折車両も動けない状態。こんな奴に出くわした後・・・別の交差点の先頭で停止。ここは、距離の長い横断歩道と、短い横断歩道がある。長い方を、一人の女性が左から右へ渡る時、ケータイか何かを落とした。女性は気付かなかった。誰かがクラクションを鳴らしたが判らず。すると、直前に右から左へ渡り終え、短い横断歩道側の信号が変わるのを待っていた別の女性が戻り、落とし物を渡した。彼女は、信号が変わりかけたので左に戻りにくかったのか右へ。つまり落とし物を届けたばっかりに、手前に戻ったのだ。赤信号の交差点に進行し「得した」と思う人も居れば、他人の為に戻り道になっても「損した」とは思わない人も居るって事ね。

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●どんなに女優として名を成したとはいえ、やはり我々の世代にとっては「キャンディーズのスーちゃん」である。田中好子さん、スーちゃん、あまりにも早すぎる。キャンディーズ解散時の「普通の女の子に戻りたい」という発言は、いまだに使われている感がある。しかし、テレビ画面から伝わる彼女達の明るさと親しみやすさは、ある意味「普通の女の子」だったと思う。だからこその、歴史に残るアイドルグループだ。実際は激務の毎日だっただろう。芸能の仕事から解放されたいという思いからの発言だったのは解る。解散してしばらくそれぞれの道を歩んでいたキャンディーズのメンバーも、最近は特に親しく交流していたらしい。「戦友」みたいな感覚じゃなかったのだろうか。故夏目雅子のお兄さんと結婚した翌年に乳ガンを発症したそうだが、自分の病気は伏せ、ガン撲滅運動等も行っていたとの事。「普通」ってのは本当はとても力強いものかもしれない。つつしんでご冥福をお祈りします。

http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-2...

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●エル・デバージ『セカンド・チャンス』<ゲフィン>(2010)

http://www.hmv.co.jp/product/detail/3942445

「ハート・ウォーミングな一枚」で片付けても良いし、「渾身の作品」として称える事も出来る。力作なのに、サラッとしているのだ。復活の一枚なのに、全く力みがない。秋空のように澄み切り、心地好い風さえ感じる。自然体だ・・・。しかも、懐かしのメロディーに終わらず、現代R&Bのフォーマットになっているのは素晴らしい。復活作というより新作と正しく呼ぼう!付録のようについてるクリスマスソングも意外と聴ける。

♪"Second Chance"
http://www.youtube.com/watch?v=CBhw5FUBHY8

♪"Lay With You (Behind The Scenes) "
http://www.youtube.com/watch?v=AIGqrj5bNxw

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70年代ソウルの良心

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●ファクツ・オブ・ライフ『ザ・コンプリート・ケイヴェット・レコーディングス1975-78』<サウスバウンド>(2009)

http://www.hmv.co.jp/product/detail/3511841

タイロン・デイヴィスの妹、ジーン・デイヴィスに、バリトンのキース・ウィリアムズ、テナーのチャック・カーターという男性2人の構成。後ろ盾になっているのはミリー・ジャクソン。

マッスルショールズのソウル・チルドレンと称されている。確かに1曲目2曲目は、ソウル・チルドレンぽいけど、後はそうでもない。彼らにしては、邪魔な呼び名かも知れない。因みに、最初のグループ名はゴスペル・トゥルースで、これもいまいち言い表していない。

まあ、余りそういう事に拘らなくても、このアルバムを聴きさえすれば、自ずとファクツ・オブ・ライフならではの魅力に気が付く。

さて、紅一点とはいえ、ジーン中心のグループではない。むしろ男性シンガーの方が印象に残るし、男性主導の曲が多い気がする。特にバリトン系が、ほど良く灼けつくような歌い口でビンビン来る。

ジーンが、豊かな声量で押して来るタイプではないので中心にはなりにくいのかも。しかし迫力はともかく、リズムに対する自然な反応、バラードの泣かせ所やシャウトの勘所を的確に決めるさま等、しなやかな歌唱は十分魅力的だ。兄貴に似たアプローチとも言えるかな?

グループ全体としても、アップテンポの曲も、スローバラードも、語りを交えたタイプの物も、「王道」を行く感じで、ソツがない。たとえヒットを連発するようなグループでなくても、真摯にソウルミュージックに取り組んだ結果が音盤に表れている印象だ。そういえば、ソウル・チルドレンも、ソウルミュージックに関して良心的に取り組んだグループだ。そういう意味では共通点があるのかもね。

蛇足を承知で、ミリー・ジャクソンからこのグループを考えてみる。ミリーという人は、基礎的なディープ・ソウルマナーを心身に染み込ませながらも、エンターテインメント精神に溢れた人だ。個人的には「大衆演劇型ソウル」と呼びたい。どこかイナタさが抜け切れず、哀しさとユーモアと猥雑さを同居させている。しかも深みを失わずに。

特に、ヒップホップ上のラップではなく、お喋りの延長線のようなラップをよく使う。語りや笑い、男女の言い合い等から自然に歌に流れるのは彼女の真骨頂の一つだ。

本盤にも、ミリー本人が参加しているその手の曲がある。ファクツ・オブ・ライフもよくそれに対応している。

必ずしもミリー・ジャクソン的ソウルを継承している訳ではないが、「ソウルかくあるべき」という“肝”みたいなものはミリーから得た部分はあるんじゃないだろうか?

音楽に限らず「良心」は伝わりにくい部分があるが、一度心得たら、人を捉えて離さない。

♪"HUNDRED POUNDS OF PAIN"
http://www.youtube.com/watch?v=OEukVraKWKY

♪"Sometimes"
http://www.youtube.com/watch?v=ZA0Sk8anTCI

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春のカルテ取り

4月16日(土)晴れたり曇ったり。

●希望は、単に「何もかもうまくいくだろう」という楽天的予想とは異なる。「目標が何であろうと、目標達成に必要な意志と手段が自分に備わっていると信じること」である・・・ダニエル・ゴールマン著『EQ-こころの知能指数』。

●今日はヨメさんは、時々給食作りの手伝いに行ってる保育園の職員の方の歓送会でランチ。娘がAKBの写真集を買いたいという事だったので二人で書店に行ったが無かった様子。その後タイヤ交換へ。もうすぐタイヤが値上がりするそうだ。

●娘は今週からインターンシップ。私より早く起きるので、階下でヨメさんと娘の丁々発止が毎日のように展開されている。今の所カルテ出しを担当しているが、研修で通う病院は患者さんの数も多いので、忙しい様子。
月曜だけ大学へ行き、研修の状況を先生に話さなければならないらしい。病院では同じ大学出身者の方が優しく指導されてるようで、一緒にインターンを受けてる娘さんも大人しくて、居心地は良さげ。
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●バイザー・スミス『オール・ナイト・ロング』<デルマーク>。バイザー・スミスの持ち味は、曲が創れる事と、取り入れる音楽の幅が広い事だと思う。本アルバムでいうと、8曲目まではストレートなブルースが続くが、9曲目にカントリーソングが挟まる。アコーディオンもフィーチャーされているので、ザディコ的感覚も味わえる。その他J・B・レノアー風もあったり、「スリル・イズ・ゴーン」を堂々とカバーしたり(タイトルは「ダディーズ・ゴーン」)、飽きの来ない展開だ。ギターの弾きっ振りは流麗だが音が柔らかく、心地好い。旨い素麺を食ってるようだ。歌の上手さが薬味になっているかな?目立たないが一流だ。

http://www.hmv.co.jp/product/detail/3720881

http://bythersmithweb.com/

♪"Daddy's Gone"
http://www.youtube.com/watch?v=jL-kqrLuS5E

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春らしく

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4月10日(日)晴れ。

●今日のお昼はお祝い事の宴席。中華料理のフルコースをいただく。本当に美味しい物というのは、あまり強く自分を主張しない感じ。味わった事のない旨みが、後を引かず一皿・一椀で完結する。

●キティ&ヘイウッズ『Excuse Me, I’ve Got A Life To Catch』(81)。ヘイウッド姉妹と姪からなる女性三人組。オハイオ・プレイヤーズのシスター・グループとして活動し、76年にはファースト・アルバムをリリース。さらに77年にはアレサ・フランクリンの名盤『スパークル』にコーラスとして参加し定評を得る。ポップス、ソウル(ファンク込み)、ゴスペルの要素がバランスよく配合されている印象。三要素の内一つが強調され気味でも、他の要素も隠し味として残っている感じだ。派手さはないが、声の伸びが気持ち良いので、聴いていて気分が晴れる。ディスコ寄りのものもあるが、さほど気にならない。正に春らしい一枚。

http://www.clinck.co.jp/merurido/dtl.php?ky=VSCD315

♪"Excuse Me I've Got A Life To Catch"

http://www.youtube.com/watch?v=eEiT0b3P9R8

♪"MYSTIC STRANGER"

http://www.youtube.com/watch?v=1cPGmxI7kP8

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『ソウルバー・カスタム 30thアニバーサリーMIXCD』・・・共有財産と共有空間

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横須賀に在る老舗ソウル・バー『カスタム』の、30周年を記念して創られたMIXCD。店内でリクエストの多かった定番曲を中心にリミックスしたもの。米軍基地に近い土地柄で、自ずと本場のブラザー&シスター達の好みを反映したものにもなっている。尚かつ、サンプリングの元ネタとしても有名なものが多いので、ソウルや現代R&B、ヒップホップ系を一通り聴いている人なら十分愉しめる。

http://locosoul.net/?pid=25857327

http://www.youtube.com/watch?v=5LGj5QkoEGI

内容をご紹介する前に、少々戯れ言を・・・そもそも、サンプリングという手法が、黒人音楽の世界を中心に発達したのは象徴的だと思う。常に過去のアーティストへのリスペクトを忘れずに、影響を受けながらも新しい音を創造する姿勢が到達した、一形態だと言えそうだ。

そこでは、元ネタを「利用する」というより、「共有する」という感覚の方が近い気がする。もちろん、音楽には著作権が有り、守られて然るべきものだ。私が言わんとする「共有」は、表面に現れるメロディーやフレーズだけではなく、下地となる「黒っぽさ=ブラックネス」の部分に関わるものだ。フレーズを借用しても、フレーズに練り込まれたブラックネスまで感覚的に把握していなければ、サンプリングやミックスが“決まらない”と思う。

20年代の音楽も、現代の音楽も、ブラックネスが有るからこそ、時代の中で息づき、人々を魅了してきたのだ。そして、共有の財産として光り輝いているのだと思う。

「共有」について、更に妄想を拡げると、アーティスト+アーティスト、アーティスト+リスナー、リスナー+リスナーの3通りが有るのではないだろうか。そして、『カスタム』のようなお店は、共有財産を愛でる、リスナー+リスナーを中心とした「共有空間」なのかも知れない。

いよいよ本盤の話。第一印象は、「とても真面目に創ってあるな」。当たり前だ、と怒られそうだが、日頃MIXCDとやらにまともに立ち向かった事のない“保守的な”私が、思わず襟を正して聴き入るような作品群だった。

定番曲の、馴染みのフレーズだからという部分も大いに有るだろうが、結構大担なミックスが為されている部分でも、戸惑いながらもブラックネスは感じる部分がある。“共有財産”を把握出来ているからこそ成せる業だろう。

冒頭に、私も知っているビギーと2パックが登場。オールドソウルに傾倒しながら、対立していた二人に思い至り、この黒々としたCD自体を彼らに捧げたくなった。

あまり内容について細々書くのも無粋だが、一曲目(1トラック目)、アイズリーズの「ビトゥイーン・ザ・シーツ」で気分が乗ったものの、ルーサー・ヴァンドロス熱愛派が聴いたら絶句しそうなミックスを始め、私の耳からしたらアヴァンギャルドに聴こえる序盤でした。やっとモーメンツで落ち着いた次第。

テディ・ペンダーグラスの男っぽさが強調されたミックス、パティ・ラベルやスモーキー・ロビンソンといった定番の流れ。ボビー・ブランドを突き破るようにして出てくるウィリー・ハッチ辺りまで聴き進むとMIXにも慣れてくる(遅い!)。この後のマーヴィン・ゲイ→スタイリスティックス→ダイアナ&マーヴィン→もう一回スタイリスティックス→メイン・イングリーディエント→マイケル・ジャクソンが、一番美しくポピュラリティーのある流れかと。特にメイン・イングリーディエントが好い抑えになって、マイケルのバラードが一段と光る。一瞬スモーキーかと思う瞬間も。彼がこういう路線に落ち着いていたら果たしてどうなっていただろうとボーッと考えていたら、フェイバリット・シンガーのボビー・ウォーマックに集中出来なかった。続けて、デブラ・ロウズで雰囲気が一新し、ここからEW&Fまでは、女性・中性ライン?プリンスとかはこの位置しか入りようがないでしょ、というハマリよう。この辺の流れも面白い。

さて、いよいよ『カスタム』も閉店間近。いつの間にか店内は常連さんばかりとなり(「メンバーズ・オンリー」)、ブラックフットのシャウトに合わせて「タクシー!」を呼ぶ者も現れ、ドゥーワップに先祖返りしたようなタヴァレスのドリーミーな曲が、お客さんを見送る。それぞれに、心に残る共有空間から、一人(時には二人)の空間へと戻っていくのでした・・・。

変な終わり方となったが、再度纏めると、オールドソウルファンが通常あまり馴染まない打ち込みやMIXの世界でも、創る側にソウルが財産だという意識があるため、十分楽しめる一枚になっているのは確か。かといってオールドに気を遣い過ぎず決めるべき所はバシバシ、ズンズン攻めているのも良い。

♪Luther VanDross "A House is not a Home"
http://www.youtube.com/watch?v=Gu2JBMNBbKo

♪Willie Hutch "Baby come home"
http://www.youtube.com/watch?v=RomJgCFUBbo

♪J.BLACKFOOT "TAXI"
http://www.youtube.com/watch?v=KGpv2Erf79Q

※『カスタム』のマスター、shunさんとはマイミク関係で、以前甥が横浜で結婚式を挙げた際にお邪魔しました。短い時間で、お腹も一杯で、「共有空間」を堪能しきれない部分もありましたが、雰囲気は楽しめました。今回当CDを聴き、shunさんの解説と『カスタム』の歴史を読む事で、30年間の“伝統”の磐石さを感じ取れました。これもブラックネスという共有財産と、それを愛でる人間性が有ればこそかと思います。

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2011年3月の読書メーター

読んだ本の数:2冊
読んだページ数:519ページ
読んでた本の数:2冊
積読本の数:4冊
読みたい本の数:2冊

※一日5分でも読んでいこう・・・これができなければよっぽどだ。

▼マイページ
http://book.akahoshitakuya.com/u/2741

▼読んだ本
Meic
■日本の名著―近代の思想 (中公新書 1)
明治初期から終戦までの、政治・思想・文学・文化関連の重要本紹介。人となりに触れている部分とかは読み易いが、内容に踏み込んで、尚かつ対象が難解な本はやはり頭に入りにくい。特に共産主義弾圧の時代は、発禁を避ける為にわざと難しく書いてるものもあったりして。全般的にある程度の事前知識がないとキツイ。だが参考にはなった。
読了日:03月22日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/10297833
14s
■14歳からの哲学 考えるための教科書
池田さんの著作は(全てを読んでいないが)淡々としながら心に沁み込み、自分の精神的糧になっている気がするが、日常生活では、相変わらず瑣末的事柄に捉われていると思う。なんとか淡々と淡々と「哲学」したい。
読了日:03月05日 著者:池田 晶子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/10043563

▼読んでた本
Ko
■EQ こころの知能指数 (講談社プラスアルファ文庫)
著者:ダニエル・ゴ-ルマン
http://book.akahoshitakuya.com/b/4062562928

■人間通 (新潮選書)
著者:谷沢 永一
http://book.akahoshitakuya.com/b/4106004895

▼積読本
Ba
■晩年の美学を求めて (朝日文庫)
著者:曽野 綾子
http://book.akahoshitakuya.com/b/4022616393

■EQ こころの知能指数 (講談社プラスアルファ文庫)
著者:ダニエル・ゴ-ルマン
http://book.akahoshitakuya.com/b/4062562928

■人生について (中公文庫)
著者:小林 秀雄
http://book.akahoshitakuya.com/b/4122005426

■ビラヴド―トニ・モリスン・セレクション (ハヤカワepi文庫)
著者:トニ モリスン
http://book.akahoshitakuya.com/b/4151200576

▼読みたい本
■現代語訳 般若心経 (ちくま新書 (615))
著者:玄侑 宗久
http://book.akahoshitakuya.com/b/4480063196

■ブルース・ピープル-白いアメリカ、黒い音楽 (平凡社ライブラリー)
著者:リロイ・ジョーンズ(アミリ・バラカ)
http://book.akahoshitakuya.com/b/4582767257


▼読書メーター
http://book.akahoshitakuya.com/

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