セルフ暑中見舞いとなったアマゾンの収穫(2)
●またしても、腹立ちと共に戦慄を覚える事件。集団で自転車を走らせ、内2人がロープを引っ張り、対向してきた人(自転車乗車中)の首に引っ掛け怪我を負わせたというもの。大事に至らなかったのは不幸中の幸いだが、犯人たちは、「面白がってやっただけ」らしい。なぜ、死ぬかも知れないと思わないのか?集団で行動している為、個々の責任感が薄れるというのはあるかも知れない。しかし、その前に、彼らには「死に対する実感」が無いのだろう。そして、「死に対する実感」が無いのは「生きている実感」が無いからじゃないか?
●「生きている実感」といっても大層な事ではない。友達と喧嘩したり仲直りしたり、恋をしたり、何かに一生懸命になったり、ご飯が美味しかったり、腹の底から笑えたり、悔しくて涙が止まらなかったり、誰もが普通に経験する事である。
●彼らは、生きている実感が無い為、殺那的で刺激的な事を「楽しい」と感じてしまう。それがかりそめの“実感”だという事を本人達が気付かなければ、どうしようもない・・・のか?
●「生きている実感」といっても大層な事ではない。友達と喧嘩したり仲直りしたり、恋をしたり、何かに一生懸命になったり、ご飯が美味しかったり、腹の底から笑えたり、悔しくて涙が止まらなかったり、誰もが普通に経験する事である。
●彼らは、生きている実感が無い為、殺那的で刺激的な事を「楽しい」と感じてしまう。それがかりそめの“実感”だという事を本人達が気付かなければ、どうしようもない・・・のか?
●ジョニー・テイラー『ライブ・アット・ザ・サミット・クラブ』<スタックス>(07)
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2519743
ソウル史上に残る一大イベント『ワッツタックス』は、見所だらけのDVDとなって残されている。
会場はスタジアムなのだが、何故かジョニー・テイラーだけは、クラブでのライブの様子が収録されていた。もっとも、観ている側は、玉の汗を掻きながら熱唱するジョニーに心を奪われ、場所が違う事などさほど気にならない。
背景には、本会場でトリを務めたアイザック・へイズとの確執があったらしいのだが、客との距離が近いクラブだったことで、迫力と親密感は、度合いを増しているのではないだろうか?
ここに、CDではあるが、ライブの全貌が公になり、当時ソウルファンの話題となった。遅ればせながらの購入である。
とにかくファンキーな曲が多く、観客の熱狂ぶりも手に取るように伝わる。歌がそのまま語りになったり、語りがそのまま歌になったりする局面などでも、客とのコール&レスポンスが過不足なく達成されている。
このアルバムにどんな曲が含まれているか、演奏しているのは誰々か?という情報は二の次で良い。先ずはこのソウル空間・ブルース空間に身を置く事だ。耳だけしか参加出来ないのは残念だが、彼の、魂に伝わる歌唱は音のレベルを突き破って心に届く。
「完璧」という言葉を使っては却って安っぽくなるが、歌、演奏、観客の盛り上がり、やり取り、全てにおいて素晴らしいライブ盤。ただ、ブラックネスがどういうものか解っている方のみにお勧め。
♪"Hello Sundown"
http://www.youtube.com/watch?v=qv5ObB1QUdo
♪"Who's Making Love"
http://www.youtube.com/watch?v=XubVsrZJdyE
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2519743
ソウル史上に残る一大イベント『ワッツタックス』は、見所だらけのDVDとなって残されている。
会場はスタジアムなのだが、何故かジョニー・テイラーだけは、クラブでのライブの様子が収録されていた。もっとも、観ている側は、玉の汗を掻きながら熱唱するジョニーに心を奪われ、場所が違う事などさほど気にならない。
背景には、本会場でトリを務めたアイザック・へイズとの確執があったらしいのだが、客との距離が近いクラブだったことで、迫力と親密感は、度合いを増しているのではないだろうか?
ここに、CDではあるが、ライブの全貌が公になり、当時ソウルファンの話題となった。遅ればせながらの購入である。
とにかくファンキーな曲が多く、観客の熱狂ぶりも手に取るように伝わる。歌がそのまま語りになったり、語りがそのまま歌になったりする局面などでも、客とのコール&レスポンスが過不足なく達成されている。
このアルバムにどんな曲が含まれているか、演奏しているのは誰々か?という情報は二の次で良い。先ずはこのソウル空間・ブルース空間に身を置く事だ。耳だけしか参加出来ないのは残念だが、彼の、魂に伝わる歌唱は音のレベルを突き破って心に届く。
「完璧」という言葉を使っては却って安っぽくなるが、歌、演奏、観客の盛り上がり、やり取り、全てにおいて素晴らしいライブ盤。ただ、ブラックネスがどういうものか解っている方のみにお勧め。
♪"Hello Sundown"
http://www.youtube.com/watch?v=qv5ObB1QUdo
♪"Who's Making Love"
http://www.youtube.com/watch?v=XubVsrZJdyE
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