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人情のゆくえ

●母親が二度目の脳梗塞に。脳幹部に近い小脳部での梗塞。脳幹部に影響はないが、今後どうなるかは何ともいえない。長姉の話では、不測の事態になった場合は延命措置をしますかと医師に問われ、高齢でもあり人工呼吸器で生きているだけの状態になるのが忍びないので延命措置はしないで下さい、と承諾書にサインをしたらしい。と、ここまで書くと重篤なようだが、見舞ってみると、本人よく喋る。ベッドに寝たままとはいえ、“元気”だ。呂律もそんなに回らない状態ではない。根が能天気なせいか、周りを心配させまいという配慮か、高齢の為、死に対する「観念」みたいな意識があるのか・・・とりあえずは安心したものの、心配の根が取れた訳ではない。まあ、人生なるようになるでしょう。

●リンゼイさん殺人事件の裁判を取り上げた番組で、テリー伊藤さんが「まず、リンゼイさんが亡くなるまでに、どんな恐怖感を味わったかを考えて欲しい」というような事を言っていた。本裁判の争点の一つとして殺意があったかどうかというのが上げられているが、これをリンゼイさんの立場になってみると「そんなのどっちでも一緒よ!私は事実として殺されたのよ!」という怒りと嘆きしか思い浮かばない。詳しい法律の話は分からないが、人情として、被害者に十分な弔いをして上げたいと思う。それが叶う方向に収束して欲しいと思うのだが・・・。裁判官が一般人の感情から離れてしまわないように「裁判員制度」が制定されたと思う(それが全てではないだろうけど)。でも、本来なら裁判官が一般人の人情を持ち、法律家としての専門的判断を下すのが筋ではないかと思う。もちろんそういう人が多いんだとは信じているが、物事を深く考察すると、人間の自然的感情から離れていきがちなのも事実とは思う。はたして誰のための裁判か・・・。
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●アルバート・コリンズ『ライブ92-93』<ヴァージン>(95)

http://www.hmv.co.jp/product/detail/520608

「アイス・サウンド」と称されたギターサウンドと痛快なパフォーマンスで、モダン・ブルースシーンを支えていた“鬼瓦”アルバート・コリンズが亡くなったのは93年。なんと亡くなる直前の演奏である。発売は没後であるが、決してレクイエム盤的評価に収まらない。当時からそうだった。凄い充実度!辛い表現だが生命感に満ち溢れている。頭にキンキン響くようなギター音なのだが、不快感など全くない。クールだが十分ホットなのだ。ホットというより人肌の温もりだな。王道ブルースからリズム&ブルース感覚の物までこなし、エンターテインメント精神も伝わってくる。アルバート・コリンズの名盤の一つを超えて、ブルース名盤の一つだ。買わなければ損をする。

♪"Iceman"
http://www.youtube.com/watch?v=ihvvf1R_vWo

♪"Shoe on the Other Foot "
http://www.youtube.com/watch?v=7kwr9f-e5z4

♪"I Ain't Drunk"
http://www.youtube.com/watch?v=NjVfc8-Y7sQ

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