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緩急の妙

●『スタジオジブリ・レイアウト展』へ。アニメにおける「レイアウト画」というのは以前からあったそうだが、システムとして確立したのが宮崎駿さんだそう(『アルプスの少女ハイジ』から)。アニメの元となる画なのだが、単なるデッサンに終わらず、それだけで味がある。売店にレイアウト画とアニメになった画を並べて売っていたけど、比べるとレイアウト画の方が芸術的だ。アニメはやはり動いてナンボだろう。各キャラクターや群集ひとりひとりといった「人間」の表情だけでなく、風にそよぐ木々とか草むらとか建造物とかにも表情を感じる。描写ではなく表現になっている。画家である。アニメになった時、観る人を引き付けるのはこの基礎部分に魂が込もっているからだと納得。『ポニョ』のレイアウト画でクラゲの数やウィンカーの点滅のタイミングを指定したりするのも「表現」の一つだ。クリエイティブの極み。「世界」を創造するって気が遠くなる話だけど、宮崎駿(とスタッフ)はそれを実現している。

http://www.ntv.co.jp/layout/

●年齢のせいか、声が以前よりかすれてきたように思う。そんな自分の声を聞いていると、父親に似てきた気がする。歳を重ねるごとに共通点が増えてくる。

●私の中の梅干しブームをヨメさんが慮ってか、「紀州南高梅」のくずれ梅を通販で買ってくれた。塩気が強い気もするが、ご飯の中に埋もれると、ほど良く美味くなるのかも。
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●ボビー・ブランド『ロングビーチ1983』<チャーリー>

http://itunes.apple.com/jp/album/long-beach-1983/id157360502

今は無きタワーレコード熊本店の最後の収穫の一つ。リトル・ミルトンとかこの人とかは、ライブはどれも間違いない感じ。本盤も十分楽しめる。一曲の中でも、グーッと集中する部分、ブレイクする部分、朗々と歌う部分のメリハリが抜群。「連続うがいシャウト」も飛び出すラッシュぶりもあれば、ハートウォームな声に浸る時も。盟友ウェイン・ベネットも痒い所に手が届く弾きっぷり。買って損はないアルバム。残念なのは、フェイドアウトが乱暴な曲があるところかな?

♪"That's The Way Love Is"
http://www.youtube.com/watch?v=P5mFapKWF54

♪"Today I Started Loving You Again"
http://www.youtube.com/watch?v=TD5ZT-8rMb4

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