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2011年9月

自転車娘

●夕食に豚汁が出た。シチューのCMを見掛けるようになった。朝晩が冷んやりとしてきたので、通勤のワイシャツも長袖にした。季節の変化を感じるこの頃だ。今年の冬は災害だけは起きませんように・・・。

●数年前、バス通勤していた頃、時々すれ違っていた若い女性。いつも颯爽と自転車を飛ばしていた。車で通勤するようになった最近、別の場所で見掛ける女性が、どうも同一人物のようだ。格好がOLの制服に変わり、化粧も厚めになっている。でも、眉根を寄せながら一心に自転車を走らせるさまは、以前と変わらない。

♪The Angelics "Touch Me Lord Jesus"
http://www.youtube.com/watch?v=OE1AansaNeg

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面白半分・罪甚大

●今回の3連休は、金曜日が仕事。但し溜まっていた仕事も処理できたので、結果的には良かった。昨日は午前中「道の駅」を2ヶ所ハシゴ。ドライブ代わりだ。ヨメさんの誕生日は過ぎたが、某ケーキ屋さんの商品券が有ったのでショートケーキを購入。本日はいつものようにショッピングセンターに行ったぐらい。尚マクドナルドがバーガー無料券をくれるというので昨日も今日もランチはマック。

●三菱重工や政府機関がサイバー攻撃を受けたという話。素人考えではセキュリティーは万全だろうになあと思うのだが、最近のサイバー攻撃は凄まじさを増しているらしい。今回の、政府機関に向かってのものは「DDoS攻撃」=協調分散型サービス拒否攻撃というそうだ。数千台のPCから一斉にパケット送信して標的の機能にダメージを与えるらしい(因みに1台のPCから複数のパケットを送るのはDos攻撃)。ネット上で呼びかけて○月○日○時に攻撃を仕掛けると打ち合わせて攻めるパターンもあるらしい。更に怖ろしいのは無関係のPCまで勝手に加担させて攻撃する方法。家庭用PCなら通常のアップグレードをしておけば大丈夫なのだが、コンビニの防犯カメラ等にも「侵入」できるらしい。防犯カメラのシステムにPC同様のOSが使用されているからだ。いずれにしても顔が見えにくいだけに罪の意識も少ないのだろう。「公徳心」なんて完全に死語になってる。恐ろしい世の中だ。

http://www.bitway.ne.jp/bunshun/ronten/ocn/sample/keyword...

♪Johnny Robinson "Lady Doctor"
http://www.youtube.com/watch?v=Mx7hJX41J9E

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テンサイ

●悪い冗談じゃないけれど、「天災は、忘れた頃にやってくる」という諺は今年に限って、「天災が、忘れてないのにやってくる」と言いたくなるほど猛威を奮っている。台風も、勢力が大きいまま速度が遅いという厭なパターン。しかも、これまで台風の被害を受けていない地域に襲来している。四季もグズグズになった感じで、気温の変化、降雨のタイミングなどがおかしい。自然に痛めつけられた感じだが、天災の陰に人災もある事を忘れてはならない。
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●ジョン・レノン『ロックンロール』<キャピトル>(75)

http://www.hmv.co.jp/product/detail/1805519

ロックンロールやリズム&ブルースの曲をカバーしたアルバムだが、超有名になってジョン・レノンのオリジナルと勘違いしている人もいそうな「スタンド・バイ・ミー」を始めとして、全てジョン・レノン色に染められているのが凄いと思う。それでいながら、演奏陣も含めて黒っぽいフィーリングは失っていないのも特筆すべき。ジョン・レノンやビートルズのファンにはどういう評価を持って迎えられているのか判らないが、私はこのアルバム大好きだ。黒人音楽をベースにしているというのもあるが、人間ジョン・レノンが素直に出ているアルバムのような気がする。まあ、彼の場合他のアルバムもそうかも知れないけど、本盤が違うのは、自分のルーツに近接した上で自分らしさを見せている部分だと思う。「変わりゆく変わらぬもの」の実践だ。

♪"Be Bop A Lula"
http://www.youtube.com/watch?v=aKQB0ezWGOE

♪"STAND BY ME"
http://www.youtube.com/watch?v=1KsemcYtF7E

♪"Bring It On Home Send Me Some Loving"
http://www.youtube.com/watch?v=C1aMH5rjiw0

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スイングしなけりゃ意味ないね

●本日がヨメさんの誕生日。外食は昨日の昼にした。焼肉店のランチバイキング。誕生日前後の客にパフェをプレゼントとの事でラッキーだった。それにしても最近の外食産業は、マニュアル至上ではなく、店員さんが懐っこい上に丁寧でよく気が利いている。正しく「サービス業」だ。満腹だけでなく満足しなけりゃ意味ないからね。

●先週ヨメさんが変な夢を見た。ヨメ実家の敷地内の見えにくい場所に私が駐車したせいで、車を盗まれた。私は皆に責め立てられたと言う。まあ、私が見た夢じゃないから平気平気と思っていたら、妙な正夢みたいな形となる。当日会社の人間から叱言をくらった。こちらにも言い分は有ったが悪い部分も確かに有ったので言い返せず。ひさしぶりに強烈なストレスとなる。

●その同じ日に、病気に悩むメル友さんへ、元気付けというかリラックスして物事に取り組んだらどうかとストレス抱えた身で送る。とても安心した様子が、そのまた返信から伝わってきた。人間の気持ちというのは、やはり言葉にこもるもんなんだなあとつくづく思う。叱言の件も、翌日には和らぐ。生きていく上でHAPPYな事ばかり起きるわけではない。HAPPYに過ごそうとする為にも苦労が必要だったりする。沈思黙考する局面もあるだろうし、怒りや涙が必要な時もある。ただ、自分の心の動きが、少しでも自分のリズムでスイングしてれば、大抵の事は何とかなると思う。倒れそうになりそうな時でも、一歩でも前に進める気がする。

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●オハイオ・プレイヤーズ『ハニー』<マーキュリー>(75)

http://www.hmv.co.jp/product/detail/73164

ファンク系のアルバムはさほど持っていない。そんな中で、JBやPファンク一派は別格として、特に好きなのはオハイオ・プレイヤーズとザップである。乗りの良さは勿論のこと、バラードのスウィートさが格別なのだ。しかもポップに走り過ぎず、ブラックネスに満ち溢れている。黒人音楽の基底にリズムが有るのを感じるのはもちろん、独特の色っぽさやユーモラスさなどから、人間的な音楽であるのも感じる。オハイオといえば、一連のエロティックな女性をモデルにしたジャケでも有名。その中では『ハニー』は一見大人しい方。でも、LPで持っている人は知っている。大きく広げた時のデザインが・・・ふむふむ、今回貼り付けたYouTubeの動画で確認してくだされ。

♪"Honey"
http://www.youtube.com/watch?v=VtIb5WKDbRM

♪"Sweet Sticky Thing"
http://www.youtube.com/watch?v=GfhVnVTGY0U

♪"Love Rollercoaster"
http://www.youtube.com/watch?v=aBkVV9xxCHE

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発言の真意

●鉢呂前大臣の失言問題。「死の町」という言葉は、確かに刺激が強く住民の方はショックを受けられたと思う。しかし、どういう気持ちで発せられたのかと考えた時、実際に現場を目の前にして衝撃を受けたあまりの発言に思える。「死の町だからもうダメだ」と思ったか「今は死の町だけど立て直さなければ」と思ったかは闇の中。何を言っても後から考えた弁解に思われる。ただ、マスコミ陣は、どういう気持ちで発せられたかの追求より「初めに謝罪・辞任ありき」の態度が強い気もした。揚げ足取りは何も生み出さない。しかし、世の中の風潮は、残念ながらそんな変な方向に流れがちだ。現政権には、周囲に有無を言わせぬ復興策を期待したい。
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●リロイ・ジョーンズ『ブルース・ピープル』読了。アフリカの黒人がアメリカの黒人になった事による社会的・文化的意味合い。ブルースの「個の叫び」がクラシック・ブルース(&商業録音化)によってパフォーマンス化した事。ジャズの誕生と、黒人のジャズと白人が作るジャズの違いなど、詳細に述べてありかなり面白かった。63年の著作なのでソウル・ミュージックや公民権運動前夜までとなる。リロイは本書の上梓後、過激な発言で話題を読んだ事もあり、本書も、論理が極端だと指摘されている部分もある。ただ、私的には強硬な意見というより熱い意見と受け止めたい。黒人音楽ファンならその辺は感じ取れると思う。いずれにしても黒人音楽論の基本的書物である。もし、「黒人音楽論」みたいな講義があれば間違いなく基本テキストになる。あと、解説に、日本人のブルースファンの心情が明確に述べられており、とても面白かった。せめてこの解説だけでも読んでよ。

♪Charlie Parker & Dizzy Gillespie "Hot House"
http://www.youtube.com/watch?v=Clp9AeBdgL0

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生涯愛聴盤

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●マーヴィン・ゲイ『ア・ミュージカル・テスタメント1964‐1984』

http://www.hmv.co.jp/product/detail/3555851

「テスタメントTestament」とは、「神と人との誓約」「遺言」という意味。非業の死を遂げた無類のソウル・シンガー、マーヴィン・ゲイに捧げるタイトルとしては、直接的とはいえ相応しいかも知れない。

聴く者を意識付けるタイトルともいえる。但し、捉われ過ぎず、背景に置きながら、まずは素直に向き合いたい。

ここには「ホワッツ・ゴーイン・オン」「レット・ゲット・イット・オン」「セクシャル・ヒーリング」といった超有名曲はない。

ベスト盤として企図されたものではなく、マーヴィン・ゲイとはどういったアーティストだったかを表現しているアルバムだからだと思う。超有名曲は耳を曇らせるのだ(編集の仕方によっては効果的に使えるかも知れないが)。

マーヴィンを深く理解するには、彼のヴォーカルが入ってない曲を聴けという話はよく聞く。彼が創った曲ばかりではないが、そこに流れるグルーヴ・・・大人しく優しい感覚を得やすい事が多いからだ。

本盤でも、マーヴィンらしさの象徴である独特のグルーヴは、ほぼ全編に流れている。インストは2曲目の「アフター・ザ・ダンス」だけだが、早くもこの時点で熱いものがこみ上げてくる。

もちろん、彼のヴォーカルが聴きどころ満載なのは言わずもがな。ソフトな歌い口にアクセントを付ける短いシャウト(時々イラついているようにさえ聞こえる)、色気を纏うファルセット・・・曲も、モータウンマナーに則ったドライブ感溢れるもの、アイドルだったと言われるナット・キング・コールを感じさせるもの、少しドゥーワップ調、味わいのあるゴスペル、そしてグルーヴに呼応し溶け込むタイプのもの、まるで観客とセックスしているかのような興奮度の高いもの、極め付けは半アカペラで歌い上げるアメリカ国家、と多彩だ。多彩だが、全てマーヴィン・ムードに統一されている。

優しくて、弱々しいんだけど男らしさを感じる。女性にとっては母性本能を擽るタイプ、男にとっては気の置けない悪友といったところか。ある意味それは大衆性だろう。それが正直に音楽に現れている。それでいながら高いアーティスト性を持つスター。いつまでも忘れられないはずだ。

♪"After The Dance (Instrumental)"
http://www.youtube.com/watch?v=PYMcyy6h8Wk

♪"Distant Lover (Live)"
http://www.youtube.com/watch?v=A4Jso29GvtI

♪"The Star Spangled Banner - Live From the 1983 NBA All Star Game "
http://www.youtube.com/watch?v=Aa4UTkWFb_8

♪"His eye is on the sparrow ( ALTERNATE VERSION )"
http://www.youtube.com/watch?v=qhmaIv9bR58

※私が持っているのは紙ジャケではないです。

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自分の思いと他人の思い

●評価は他人が下すもの。長所や短所はTPOによって意味合いが逆転する事さえある。良くも悪くも自分自身を「こういう人間だ」と自分で決めつけない事。自惚れたり卑屈になったりするのは、反面教師にする以外には意味のない行為だ。

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●ヨメさんが今月誕生日なので、インターネットで花キューピッドの注文を。毎年はやってないけど、たまには殊勝な事をしてみる。

●先日ブックオフの某店に行った時。通路が狭い所を、店員さんが二人がかりで一番下の引き出しから商品を取り出し並べている。とても邪魔。一方昨日行った某店。やはり商品を補充しているのだが、棚を眺めながら近付いていくとフッといなくなり、また別の所を補充し始める。こういうのはマニュアルじゃなく、サービス業としてのセンスだろうか?人としての、と言い換えても良い。

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●ジル・スコット『ライト・オブ・ザ・サン』

http://www.hmv.co.jp/product/detail/4092974

何度も聴いてみた。しかし、気に入る部分、苦手な部分が割とハッキリ出て解消できない。とても細かい部分まで配慮されていて、斬新な感覚も感じ取れるのだが、個人的にダメだ。つくづく私の耳はオールドだと思う。ネオ・ソウル+ヒップホップ系の音が好きな人には絶対的にオススメ。素晴らしい作品だと思う。

♪"Blessed"
http://www.youtube.com/watch?v=AWyRe50FmBM

♪"Shame (feat. Eve & The A Group)"
http://www.youtube.com/watch?v=361P_nyxoPw&ob=av2e

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2011年8月の音楽メーター

聴いた音楽の枚数:13枚
聴いた時間:98分

♪Johnny Newbag "Sweet Thing"
http://www.youtube.com/watch?v=1rLv5Fhbvto

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■THE PHILLY SOUND YOU NEVER HEARD VOL.1(直輸入盤・帯・ライナー付き)
聴いた日:08月17日 アーティスト:Various Artists
http://ongakumeter.com/m/B002FMNPJO

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■Forever New
聴いた日:08月16日 アーティスト:Delfonics
http://ongakumeter.com/m/B00002SWJW

■Love Is About to Start
聴いた日:08月15日 アーティスト:L.J. Reynolds
http://ongakumeter.com/m/B00002SWJQ

■If You Come Back to Me
聴いた日:08月15日 アーティスト:Dramatics
http://ongakumeter.com/m/B00002SWJU

■Long Beach 1983
聴いた日:08月14日 アーティスト:Bobby Blue Bland
http://ongakumeter.com/m/B000003679
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■Light of the Sun
聴いた日:08月14日 アーティスト:Jill Scott
http://ongakumeter.com/m/B004Y1QPXM

■Toots in Memphis
聴いた日:08月10日 アーティスト:Toots Hibbert
http://ongakumeter.com/m/B000003QJA

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■ビヨンド・ボディ・アンド・ソウル(紙ジャケット仕様)
聴いた日:08月09日 アーティスト:ソウル・ジェネレイション
http://ongakumeter.com/m/B000E1KMSK

■Turn Me Loose
聴いた日:08月08日 アーティスト:Ledisi
http://ongakumeter.com/m/B002GJWTXE

■Cheaters Never Win
聴いた日:08月07日 アーティスト:Tony Borders
http://ongakumeter.com/m/B000RMIY9K

■For Lovers Only
聴いた日:08月06日 アーティスト:The Temptations
http://ongakumeter.com/m/B00005UNBF

■Arrival
聴いた日:08月05日 アーティスト:Kindred the Family Soul
http://ongakumeter.com/m/B001FES0A2

■Intimate
聴いた日:08月04日 アーティスト:Smokey Robinson
http://ongakumeter.com/m/B00001QGQ3


▼わたしの音楽メーター
http://ongakumeter.com/u/3231?invite_id=3231

▼音楽メーター
http://ongakumeter.com/

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2011年8月の読書メーター

読んだ本の数:2冊
読んだページ数:326ページ
読んでた本の数:2冊
読みたい本の数:1冊


▼マイページ
http://book.akahoshitakuya.com/u/2741

▼読んだ本
137
■レコード・コレクターズ 2011年 09月号 [雑誌]
ロバート・ジョンソン特集、コレクターズらしい視点で面白かった。
読了日:08月27日 著者:寺島実郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/13052505

Ho
■星への旅 (新潮文庫)
生と死の間には「切れ目」があるように通常感じるが、本書は、死者の目から見た風景や感慨をリアルに描く事で何の抵抗もなく死の世界が覗ける感じ。人間の生々しさと「生々しくないもの」の対比も印象的。
読了日:08月13日 著者:吉村 昭
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/12837260

▼読んでた本
■レコード・コレクターズ 2011年 09月号 [雑誌]
著者:寺島実郎
http://book.akahoshitakuya.com/b/B005EYPZZM

■名短篇、ここにあり (ちくま文庫)
著者:
http://book.akahoshitakuya.com/b/4480424040

▼読みたい本
■世界屠畜紀行
著者:内澤 旬子
http://book.akahoshitakuya.com/b/4759251332

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