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DNAの有効活用

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●レイラ・ハザウェイ『Where It All Begins』<スタックス>(11)

http://www.hmv.co.jp/product/detail/4203090

レイラ・ハザウェイの新作のジャケットには、父親ダニー・ハザウェイのアルバムジャケットがフィーチャーされている。オマージュか、DNAの表明か、ついつい余計な事を考えてしまう。

もちろん、そんな事を気にする必要はない。ただ、レイラ・ハザウェイというミュージシャンの音世界に耳を傾けさえすれば良いとは思う。そこで1曲目。結構ズシリと来た。ファットな音使いの中、ザラザラした声でなすりつけるように歌う。特異な感じを受けるが耳に残る。

しかし、2曲目は静かなネオソウル系の曲で、その先は聴きやすい丁度クリセット・ミッシェルみたいな感じのR&Bが続く。レイラの方が、声質の関係からか「まったり」している。

ダニー・ハザウェイの件を再度持ち出すが、現代のR&Bの感覚に近いものが彼の音楽にはある。ジャズ系のグルーヴ、優しい曲調・・・多くのミュージシャンが彼をリスペクトしている話も聞く。

曲調という事では、レイラとダニーは似ているかも知れない。ニューソウルとネオソウル。時代のキーワードからして似ている。だが、2人の「オリジニリティー」には明らかな違いもある。ダニーの方がレイラより内省的な部分が大きい。レイラの方が若い女性らしい明るさを感じる。

冒頭のアルバムジャケットの話。やはり彼女はDNAに言及したかったのだろう。ダニーの音楽性は自分の中に生きているし、自分ならではの音楽性はそこから発展したものであると。

♪"Strong Woman"
http://www.youtube.com/watch?v=tUyedB1HXfE

♪"If You Want To"
http://www.youtube.com/watch?v=B8yCyAiDubM

♪"Wrong Way"
http://www.youtube.com/watch?v=GqQXBX0EHAk

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