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タイムマシン

●家族連れの買い物で移動中、ドラッグストアの看板を見たヨメさんが「ちょっと寄って」。そこは行った事のない店だった。案内看板を頼りに、狭い住宅街を行き過ぎたり戻ったりして、ようやく到着。さて、帰り。多分方角的にこちらだろうと、一方向を選択して進んだ。すると、見覚えのある交差点が。角に立つ銀行でピンときた。新婚当初に住んでいたアパートの近くだ。さらに進むとバスの終点だった小学校もあった。そこを右に曲がればアパート方面だったが、正面に新しい道路が見えたので、そちらに行った。この新道は時々通る道だ。ヨメさんが見当をつけて探しているとアパートが見えたらしい。「あー、古くなってるー」と、少々感慨深げ。入居当初は目が痛くなるような新築だったのを思い出す。それにしても、何度も通っている道路から見えていたのかと思うと、可笑しい。奇しくも、この日はヨメさんの誕生日の一日前。時の神様の、ちょっとしたプレゼントだろうか。

●タイムマシンや不老不死の薬は、発明されない方が良い。思い出や悔恨の情、期待や不安、死に対する感情などが無くなると考えると怖い。人は哲学しなくなり、想像力は喪われ、創作物は絶える。笑いや涙が無くなる。結局、自ら死を選ぶ人ばかりになるのでは。何百歩も譲って、それでも人間が図太く生きたとしたら、そいつらは人類ではなく、違う生物になっているだろう。何でも可能な世界はデッドエンドだ。出来ない事、届かない思いがある内が花なのよ。

♪"タイムマシンにおねがい"
http://www.youtube.com/watch?v=RjraqYb2EbQ

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