2012年9月の読書メーター
9月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:778ページ
読んでた本の数:2冊
積読本の数:11冊
読みたい本の数:3冊
▼読んだ本
現代社会の理論―情報化・消費化社会の現在と未来 (岩波新書)
専門書の領域ではある。一般読者として捉えるポイントは、「情報」「消費」とも自分が求めている以上のものが現実社会には溢れており、混乱するというのが一点。さらに本書内でキーワードとして章立てされている「環境」「貧困」。こちらも、破壊する必要がないのに破壊している環境と、大国の思惑で、貧困化に追いやられている小国。別の言い方だと、経済的発展の闇の部分を活写している部分が理解しやすいし重要だ。毎日のニュース等でこれらのキーワードに着目できるようになっただけでも読んだ価値あり。
読了日:09月30日 著者:見田 宗介
台風の眼 (新潮文庫)
山河の遠景から、植物、虫、水滴まで、自然の事どもが、存在感、匂い、触感、色彩などを通じ細かく描写されている。そのせいか人物像が薄い。これは良い意味で非日常的な存在として惹きつけられる。時代背景も、占領下の韓国から敗戦後の田舎への疎開。旧制高校から大学へと変わりゆく「東大」時代。新聞記者としての戦時下のソウルやベトナム駐在。いわば舞台も非日常的。現実と異界のハザマをふらふらさせてくれる小説らしい小説。
読了日:09月16日 著者:日野 啓三
民族の世界地図 (文春新書)
大国支配の醜さが印象に残る。各民族の特徴を、次々と展開していくので飽きがこない。こういう知識は頭の片隅に置いておくべき。
読了日:09月09日 著者:
▼読んでた本
高校生のための批評入門 (ちくま学芸文庫)
著者:
群衆 - 機械のなかの難民 (中公文庫)
著者:松山 巌
▼積読本
うらおもて人生録 (新潮文庫)
著者:色川 武大
日本の色を歩く (平凡社新書)
著者:吉岡 幸雄
米原万里の「愛の法則」 (集英社新書 406F)
著者:米原 万里
二人がここにいる不思議 (新潮文庫)
著者:レイ ブラッドベリ
槿 (講談社文芸文庫)
著者:古井 由吉
女と男 ~最新科学が解き明かす「性」の謎~ (角川文庫)
著者:NHKスペシャル取材班
幸せな哀しみの話―心に残る物語 日本文学秀作選 (文春文庫)
著者:
絶対音感 (新潮文庫)
著者:最相 葉月
旅人―湯川秀樹自伝 (角川文庫)
著者:湯川 秀樹
「声」の資本主義 ---電話・ラジオ・蓄音機の社会史 (河出文庫)
著者:吉見 俊哉
取り替え子 (講談社文庫)
著者:大江 健三郎
▼読みたい本
地の果て 至上の時 (講談社文芸文庫)
著者:中上 健次
モードの迷宮 (ちくま学芸文庫)
著者:鷲田 清一
原色の街・驟雨 (新潮文庫)
著者:吉行 淳之介
読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:778ページ
読んでた本の数:2冊
積読本の数:11冊
読みたい本の数:3冊
▼読んだ本

専門書の領域ではある。一般読者として捉えるポイントは、「情報」「消費」とも自分が求めている以上のものが現実社会には溢れており、混乱するというのが一点。さらに本書内でキーワードとして章立てされている「環境」「貧困」。こちらも、破壊する必要がないのに破壊している環境と、大国の思惑で、貧困化に追いやられている小国。別の言い方だと、経済的発展の闇の部分を活写している部分が理解しやすいし重要だ。毎日のニュース等でこれらのキーワードに着目できるようになっただけでも読んだ価値あり。
読了日:09月30日 著者:見田 宗介

山河の遠景から、植物、虫、水滴まで、自然の事どもが、存在感、匂い、触感、色彩などを通じ細かく描写されている。そのせいか人物像が薄い。これは良い意味で非日常的な存在として惹きつけられる。時代背景も、占領下の韓国から敗戦後の田舎への疎開。旧制高校から大学へと変わりゆく「東大」時代。新聞記者としての戦時下のソウルやベトナム駐在。いわば舞台も非日常的。現実と異界のハザマをふらふらさせてくれる小説らしい小説。
読了日:09月16日 著者:日野 啓三

大国支配の醜さが印象に残る。各民族の特徴を、次々と展開していくので飽きがこない。こういう知識は頭の片隅に置いておくべき。
読了日:09月09日 著者:
▼読んでた本

著者:

著者:松山 巌
▼積読本

著者:色川 武大

著者:吉岡 幸雄

著者:米原 万里

著者:レイ ブラッドベリ

著者:古井 由吉

著者:NHKスペシャル取材班

著者:

著者:最相 葉月

著者:湯川 秀樹

著者:吉見 俊哉

著者:大江 健三郎
▼読みたい本

著者:中上 健次

著者:鷲田 清一

著者:吉行 淳之介
読書メーター
| 固定リンク
「Books」カテゴリの記事
- 2025年2月1日(土)1月の振り返り(2025.02.01)
- 2024年11月1日(金)60年代ソウルとは(2024.11.01)
- 2024年10月28日(月)1,980-1,500=480(2024.10.28)
- 【書評】ブルース百歌一望(2024.10.27)
- 2024年10月23日(水)原稿提出(2024.10.23)
コメント