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2013年2月

それがどうした

●娘の運転もマシになってきている。特に私は土日しか一緒に乗らないから、変化が判る。通勤経路に難所が殆どないとはいえ、この調子なら、どうにか仕事のスタート時期には間に合いそう。ただ、ひとつリズムが狂うとバタバタしがちだ。

●電気シェーバーの外歯が一部欠けていて、剃りにくい状態だった。ケガするような事はないが、気になって普通に剃れない。本日、外歯だけ買い求める事が出来て、めでたく懸案がひとつ解決。

●懸案といえば、昨年の人間ドックで高血圧を指摘されてから、専門医の診断を受けるよう紹介状を書いて頂いているが、まだ受けてない。家庭用の血圧計で測るとやはり高い。根っからビビリ症なので気になってはいる。近々連休を取る予定なので、疲れがある程度抜けてから受けてみたい。
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●マイルス・デイビスの口癖は「ソー・ホワット」(それがどうしたの意)だそう。曲のタイトルにもなっている。不遜な物言いに聞こえるが、彼の強烈な自立心の表れだと思う。自分の感性と哲学を信じ、自分が納得するアドバイスや知識は過不足なく吸収し、妥協せず突き進む。「時代がマイルスに追いついた」といわれるアルバムを出し続けるには、そんな姿勢が必要だろう。結果を残した人物が発する「それがどうした」は、たまらなくヒップだ。ビビリ症ではとても無理な話。

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昨日と今日と

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●昨日は、熊本県立図書館で開催されている「本活フェア」に。図書館蔵書のアウトレットや一般の方からの寄贈書を無料で配布するもの。凄い賑わいだった。端から順番に見るというより、空いているブロックからチェックしていく方が無難だ。結構こういうのも楽しい。いきなり子安美知子さんの『ミュンヘンの中学生』に出会え嬉々。池田晶子さんも丸谷才一さんも手に入った。以前は文庫本とかは探しにくくて汚いものが多かったが、今回は昔の物でも状態が良かった。調子に乗りすぎ単行本11冊、文庫・新書25冊の収穫。来た人みんなドッサリ抱えてた。

http://book.akahoshitakuya.com/home?t=own_book_status

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●今日は、娘がグランメッセで「ラーメンまつり」のバイトをするので朝から送った後、JAの植木まつりへ。植木よりは食い気で、サツマイモの「ほりだしくん」をいつも買う。そこでイモ天も売っていたので食べたらやはり美味しかった。ヨメさんは花と大納言を買う。その後、業務用食材や用具を扱っている丸菱へ。私は長崎書店で暇つぶす。ここの本(専門部門)の並べ方はいつも感心する。思考の補助線となっている。これぞ本屋だ。丸菱はバレンタイン間近で若い女の子や母と娘の姿が多ござんした。

♪Harold Melvin & The Blue Notes "If You Don't Know Me By Now"
http://www.youtube.com/watch?v=nbaSh8i5eyE
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お祝いモードも不安がちょっぴり



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●娘の通勤に関して心配事がある。見事なペーパードライバーなのだ。日曜日に車の通りの少ない場所をぐるぐる廻らせたが、カーブの曲がり方がぎこちない。

●数日後、ヨメさんが思い切って、勤務地まで走らせた。ほとんど直線道路なのだが、緊張からかハンドルを強く握り過ぎ、左に寄り気味になるそう。戻すのに難儀し、右手が強ばったと嘆いていた。その後シップをする始末。

●いずれにしても、十分バスの便もあるので、練習を重ねながら様子を見よう。娘は甘ちゃんでマイペースな性格なので、一刻も早く社会人の自覚を持って欲しいところ。そうすれば、自ずと、必要な事を吸収していく姿勢を持つ筈である。

♪Rahsaan Roland Kirk "Domino"
http://www.youtube.com/watch?v=hlW1-jlP594

※画像は関係ないけど、こんな感じの弁当をいつも食べてます^^

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デビッド・ラフィンの謎

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●デビッド・ラフィン『デビッド』<モータウン/Hip-Oセレクト>(04)

http://www.allmusic.com/album/david-unreleased-lp-more-mw...

69~71年に録音され、お蔵入りになっていたアルバムに、ボーナス曲やシングル・エディット分をプラスした一枚。デビッド・ラフィン好きを自認するくせに、手に入れるのが遅かった。

冒頭、(遠慮がちではあるが)ストリングスが飛び交うサウンドのせいで、どうもしっくり来ない。ジャクソン5「アイ・ウォント・ユー・バック」のカバーも、マイケル色の払拭には至らない。

本アルバムで鍵を握るのは、6曲目「レイニー・ナイト・イン・ジョージア」かと。この手の曲はソウル・シンガーの試金石になる。黒さが少し抜けたぐらいの曲を、如何に黒く塗り込めるかで、本物ぶりが見えてくるのだ。

持ち前のハスキーな声で丁寧に歌いこなすさまに、深い哀愁を感じる。しかし、重たくはなく、自然な感触だ。

私は、どちらかというと、デビッドのファンキーなタッチに惹かれる。本盤でも、比類なきファンキー・ソウルが愉しめる。だが、彼の歌唱力はそこに止まらない。バラードの歌い口の丁寧さは、ソウルはもちろん、ポップス系でも違和感はない。⑲ではゴスペル調も聴かせる。

生き方の強烈さからの連想で、ついつい、歌世界もファナティックなイメージが拭えないのだが、実は、正統的ソウルマンなのだ。もっとも、正統的だから、ファンキーさも映えるのだろうが。ソウルシンガーにとっては当たり前の論理だ。

アルバムに収録された曲と、選から洩れた曲の表情の違いも面白い。微妙なところではあるが、よく“基準”に基づいて分けられている。私のようなブルース志向が高い者は、断然洩れた方が気になる。ファンキー度が強く、彼の汗や唾や体温を感じ取れる曲が多い。アルバムとして纏められたものが悪い訳ではないが、口当たり(耳当たり)が良すぎる印象なのだ。

最後のブロックは、アルバムに採用された曲のシングル・エディットだ。あまりアレンジを施さずに提供されている感じにソウル・ミュージックに対する率直さを感じる。シングルとしてはそちらの方が正解だろう。

全ての条件を無難にこなし、ある程度の成果を上げているデビッド・ラフィン。果たして、彼の気持ちとしてはどういう路線に進もうとしていたのか・・・「レイニー・ナイト・イン・ジョージア」を聴くたびに謎は深まる。

♪"RAINY NIGHT IN GEORGIA"
http://www.youtube.com/watch?v=buByNSg-oxI

♪"YOU CAN COME RIGHT BACK TO ME"
http://www.youtube.com/watch?v=OcMen3dRh1U

♪"HEAVEN HELP US ALL"
http://www.youtube.com/watch?v=c2pAgw9crs4

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2013年1月の読書メーター

2013年1月の読書メーター
読んだ本の数:2冊
読んだページ数:255ページ
ナイス数:10ナイス

ブッダの教えがよくわかる―幸せに生きる仏の知慧 (日文新書)ブッダの教えがよくわかる―幸せに生きる仏の知慧 (日文新書)感想
とても読みやすかった。もう一歩深く考えることの重要性を感じた。
読了日:1月7日 著者:ひろ さちや
ミシシッピ・ブルース・トレイル 〜ブルース街道を巡る〜 (P-Vine Books)ミシシッピ・ブルース・トレイル 〜ブルース街道を巡る〜 (P-Vine Books)感想
ブルースは土地に根付いているもの。ネイティブなものなのだと思い新たに。土地を舞台にしたブルースマンたちの繋がりも意識できて面白く読めた。文章も、簡潔だけど思い入れを感じる。あとは、写真がもっと大きければねえ・・・。
読了日:1月1日 著者:桑田英彦

読書メーター

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2013年1月の音楽メーター

1月の音楽メーター
聴いた音楽の枚数:3枚
聴いた時間:64分

Blues on the BayouBlues on the Bayou
2013.1.5 ブックオフ渡鹿店にて購入。
このレベルになると存在自体がブルースとなる。インスト曲も、ルシールが「歌っている」ように聴こえる。「名人芸」では済まされない安心感。
聴いた日:01月12日 アーティスト:B.B. King
House Rockin & Hip Shakin 3: Killer Swamp BluesHouse Rockin & Hip Shakin 3: Killer Swamp Blues
2013.1.5 ブックオフ渡鹿店にて購入。
エクセロレーベルのギタープレイにスポット。確かに、通常のエクセロのイメージから外れるものもないではない。「スワンプ」に捉われない方が愉しめるかも。逆に言うと、決定的なスワンプ・ブルースの魅力には欠ける。
聴いた日:01月09日 アーティスト:Harpo,Lonsome Sundown,Lester,House Rockin' & Hip Shakin'
チェック・ミー・アウトチェック・ミー・アウト
2013.1.5 ブックオフ渡鹿店にて購入。
JBファミリー歌姫の一人。①JBマナーのファンク②それ以外のファンク③ミディアム~スローが柱だが、②③が興味深い。ジーン・カーンやオージェイズの解釈が新鮮。タイトルの一部を成しているスピナーズ曲は感涙必至。
聴いた日:01月08日 アーティスト:リン・コリンズ

わたしの音楽メーター
音楽メーター

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