●CMで聞いた。東洋医学では男は8の倍数、女は7の倍数に体調を崩しがちになるとか。私は今月5日、8の倍数=56歳になったばかり。因みに女性の56歳も7の倍数なので、毎年56歳の方は具合が悪いという事になるのか。いずれにしても、健康が気になる年頃ではある。
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●8の倍数に達して4日後(8日の月曜日)、胃腸炎に罹った。午前中から、お腹を押さえつけるような鈍痛がほぼ途切れなく続く。腹の下しようも半端なかった。昼飯は食べたが、帰宅しての夕飯は食べ切れず。暫く我慢するも、とうとう夜間診療の病院へ。注射や点滴をしてもらえば、少しは良かったかも知れないが、2日分の薬だけ貰い帰った。その晩は何度もトイレと寝床を行ったり来たり。尾籠な話で申し訳ないが、尾籠が尾籠を呼び、尾籠に尾籠を重ね、尾籠から逃れる術もなく、過去最大級の尾籠地獄に翻弄されてしまった。
●腹痛もさる事ながら、腹が膨れて強張っている。ズボンのベルトがようやく締まるぐらい。胃腸にガスが溜まっているからで、ガス抜きの薬は貰ったものの、簡単には改善しなかった。食欲も無くなり、アイスクリームとかリンゴとか、食べやすくて栄養になる物を意識して摂った。しかし、結局、一週間で3㎏ほど痩せ、椅子に座ると自分の骨格を感じるまでになった。「鈍痛」とはよく言ったもので、激痛ではないが、効果的なボディーブロウのようにしつこく続く痛み。力も出ず、一度座り込むと、立ち上がるのに声を出して、勢いを付けなければならなかった。声も枯れてか細くなり、すっかり病人モードに・・・。
●勤務の都合上、中々病院にも行けず、土曜日にやっと点滴。そこから徐々に快復し、日曜の夜はわりと食べた。でも、ビールを飲む気にはなれなかった。せっかくの土日も集中して身体を休めた。発症して一週間を過ぎた頃には、端正な尾籠様もお出ましになり、正常に空腹を感じ、身体も通常ペースで動くようになった。めでたしめでたし。
●病気の間は、本を読んだりテレビを観たりするのにも気力が出ず、何もしないで良い時は極力休んでいた。ただ、音楽だけは、健康時と変わらず愉しめた。音楽は気持ちを集中させなくても堪能できるんだな。聴いている音楽について考えを纏めようとすると、散漫になるが、ただ身を委ねるだけならいつもと同じ心地好さを感じた。この辺りに音楽の本質的な魅力があるに違いない。
♪DeeDee Warwick "Who Will The Next Fool Be"
http://www.youtube.com/watch?v=swW6hJH1drM
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