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情念レディー


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●バーバラ・メイソン『ザ・ベスト・オブ・ブッダ・イヤーズ』<ブッダ>(01)

<ブッダ>在籍期間は71~75年。3枚のアルバムを残しているが、本ベスト盤は、最初の2枚からセレクトされている。
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ゆったりとしたバラードに、艶っぽい歌声を乗せるのが基本パターンだが、過剰な色気は振り撒かない。大人の女性らしくシックだ。それでいて、情熱も感じるし、あどけなさも感じる。

もちろん基本パターン以外もある。テンポ・アップした曲のドライヴ感も中々。緩急自在だ。特筆すべきは、どのタイプでも繊細な感情表現が成されている事だろう。

代表曲の「イエス・アイム・レディ(ready)」は、男女のその時を迎え、憂いを帯びた歓びが滲み出ているかのよう。

http://www.youtube.com/watch?v=2JGPcOkebXc

「ワン・トゥー・スリー(ユー・ハー・オン・ミー)」は、三角関係の歌か、片想いの歌か。“スリー”の歌い方に微妙な変化を付け、発せられる度にドキドキして、切なさを増す。

http://www.youtube.com/watch?v=fis_lnTsGSc

「ミー・アンド・ミセス・ジョーンズ」の「ミセス」を「ミスター」に変えた曲では、ため息混じりの「ミスター」に、狂おしい気持ちが込められている。若干、力入り過ぎかな。

http://www.youtube.com/watch?v=DxgGrjHWW2E

いずれにしても、魅力的なシンガーである。

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