« 上玉のブツ | トップページ | 映画『それでも夜は明ける』 »

あゆみ

41lphqo3zal__sx230_


ブログでも何度か書いたけれど、私の黒人音楽聴き始めは、結構バランスが取れていたと思う。<Pヴァイン>が<チェス>のシリーズを出していた。<ヴィヴィッド>が<スペシャルティ>のシリーズを出していた。『レコード・コレクターズ』が創刊した・・・従って、ブルース~ゴスペル~ジャンプ/ジャイヴと幅広く聴けた。中村とうようさんの編集盤や<エイス>のコンピなどで、リズム&ブルースやドゥーワップも聴いた。ソウルは、アレサの『レディー・ソウル』とオーティスの『ライブ・イン・ヨーロッパ』ばかり聴...いてた。「チェイン・オブ・フールズ」は殆ど脳内定住曲となった。

当初、欠けていたのは70'sソウルと戦前ブルースだったろう。戦前はサン・ハウス辺りから聴いていったようだ(厳密には戦前じゃないけど)。あと、ストーンズがカバーした曲というのをラジオでやってて、そこで初めてロバート・ジョンソンを知ったりした。

実は黄金期のソウル・ミュージックやファンクが一番遅く把握したような・・・今でも把握できているとは思えないが。ソウルではマーヴィン・ゲイが一番の恩人だろう。彼の音楽を繰り返し聴いて、グルーヴというのが何となくとはいえ判った。

後は、入り浸っていた喫茶店で仲間が出来た事や、熊本だとどうしてもレコードに限りがあるので、通販に頼った事で、より範囲が広がったと思う。音楽雑誌も助けになった。『ブラック・ミュージック・リヴュー』で年末に行われていた各ライターさんが選ぶ今年の10曲みたいなので、高橋英明さんと殆どかぶった時は何だか嬉しかった。ライターさんに関しては各自の得意分野を把握し、この人がこのアルバムでこういう事を言ってるなら間違いないだろうと、自分で判断していったし、やがて自分で判断できるようになった。今、Facebookで多数の音楽ライターさんとご交流頂いているのは、夢のような話だ。

それでも何となく思うのは、もし、今の時点で私が黒人音楽リスナーの入口にいたとしたら、どうだろうか?音はネットで聴ける。ライターさんに質問があれば聞ける。それはそれで便利だ。ただ、人間に必要なのは知識ではなく自分の頭で考えること。根が怠け者の私は、自分の頭を働かせないような気もする。まあ、ちょうど好い感じで時代を歩んでいるのかも知れない。

♪Aretha Franklin "Chain Of Fools"

http://www.youtube.com/watch?v=gGAiW5dOnKo
もっと見る

|

« 上玉のブツ | トップページ | 映画『それでも夜は明ける』 »

Life is...」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1184591/55749610

この記事へのトラックバック一覧です: あゆみ:

« 上玉のブツ | トップページ | 映画『それでも夜は明ける』 »