ネット社会
たくきよしみつさん著・講談社現代新書の『デジタル・ワビサビのすすめ 「大人の文化」を取り戻せ』を立ち読み。
http://takuki.com/wabisabi.html
数年前に、連続的に発生した、自分のバイト先等で商品の入った冷蔵ケースに寝転がり、ネットで発信するという事案。ネットで流せば大問題になると解るはずなのに何故やったのかという素朴な疑問は誰しも感じたはず。
...
本書に「解答」があった。以下、文章どおりではないが・・・。
インターネットが普及する以前の世代は、ネットを新しいツールとして経験した為、世界に向けた公共性のあるものだという事は、概略として頭にある。ところが最初から身近にネット社会がある世代は、仲間内のツールとして大いに活用している。それで逆に、公共性の高さに気がつかないのだという説明。
じゃあ、事件が騒がれ始めて追随するヤツはどうなのだとも思うが、ネット社会に関する基本的な認識の違いは、確かに本書で述べられている通りなんだろうなぁ。
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