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2014年5月の音楽メーター

5月の音楽メーター
聴いた音楽の枚数:19枚
聴いた時間:423分

スーパー・デューパー・ラヴスーパー・デューパー・ラヴ
ファンキー・ソウルの大名盤!見かけたら買いましょう!太鼓判、何個でも押します。60年代ソウルの熱気に通じる。サム&デイヴ風とか「ショット・ガン」風もあり。怒涛のように突っ走る姿は潔い!
聴いた日:05月31日 アーティスト:シュガー・ビリー
ブラックナスブラックナス
ソウル曲を度々取り上げているが、ここではより強烈にカークの世界に「取り上げる」より「取り込んでいる」感じだ。フリーキーなリード音は破壊的にはならず、ユーモラスで人間的。尚かつシビア。聴く前は、ソウル・ミュージックの料理具合が気になったが、彼の音世界に圧倒される結果となった。
聴いた日:05月30日 アーティスト:ローランド・カーク
クラウディア・リニアクラウディア・リニア
アイケッツの出身者だからか、ティナ・ターナーの影がちらほら。前半はストーンズ的空気を時折感じる。後半はアラン・トゥーサン絡みで俄然音が引き締まる。私がLPで持っていたら、ほとんどB面ばかり聴くだろう。スワンプ・ロックの好盤の態。結局、彼女の存在を生かすどころか消したのでは?
聴いた日:05月29日 アーティスト:クラウディア・リニア
Show And TellShow And Tell
私みたいにオールド・ソウル・ファンと、ディスコ系のダンス・ミュージックファンではこのアルバムの感じ方がだいぶ違うだろう。しかし、曲自体はよく出来ており、演奏も素晴らしい。ヴォーカルに着目して買ったのに、そっちが印象に残った。スウィートなバラードもあります。
聴いた日:05月27日 アーティスト:エルシオン・フィーチャリング・ライモン・ウィルソン
驚愕の発掘ライヴ1968 ~ ライヴ・アット・アヴァン・ギャルド[解説/歌詞付]驚愕の発掘ライヴ1968 ~ ライヴ・アット・アヴァン・ギャルド[解説/歌詞付]
音質の良さは評判通り。演奏しているさまが見えるようだ。2枚のスタジオ・アルバムのはざまの時期のライブで、色んな試みも感じられる。熱情的な部分ばかり着目しがちだが、渋い展開もある。基本に忠実なブルースマンだと思う。
聴いた日:05月26日 アーティスト:マジック・サム
Complete Recorded Works In Chronological Order, Vol. 1, 1933-1935Complete Recorded Works In Chronological Order, Vol. 1, 1933-1935
どことなく陰りのある声。リトル・ブラザー・モンゴメリーのピアノを従えた曲は奔放なピアノが面白い。ヘンリー・タウンゼントのギターをフィーチャーした曲では、いわゆる痒い所に手が届くギターが堪能出来る。全7集有るシリーズの一作目だが、妙に続きが気になる。機会が有ったら買おう。
聴いた日:05月26日 アーティスト:Walter Davis
One Man BandOne Man Band
ポップスがフィリー・ソウル化する状態のよう。歌声は女性シンガーに聴こえる事もある柔らかさ。どちらかと言えば、本編よりボーナス・トラックが良いか。微妙だが。ライナーで鈴木啓志さんが「このシンガーを知るにはもう一枚CD化が必要か」と述べられているのはごもっとも。
聴いた日:05月23日 アーティスト:Ronnie Dyson
グリッツ・エイント・グロサリーズグリッツ・エイント・グロサリーズ
一曲目「ジャスト・ア・リトル・ビット」の新鮮なファンキー感覚がミルトンのセンスを物語る。器用な人はディープとは対極になりがちだが、この人には通用しない。
聴いた日:05月22日 アーティスト:リトル・ミルトン
Soul SurvivorSoul Survivor
炎の熱より人間の温もりを感じる。ちょっと曲が短い。声を聴けるだけで安心する人だね。プロデュースはクイントン・クランチ。
聴いた日:05月21日 アーティスト:James Carr
オールド・オリジナル・ココモ・ブルースオールド・オリジナル・ココモ・ブルース
小出斉さんのライナーにも触れてあるが、シティ・ブルース全盛期の30年代シカゴ録音にしては荒々し過ぎる。ギターを掻き鳴らすという表現が正にピッタリ。
聴いた日:05月20日 アーティスト:ココモ・アーノルド
1934-371934-37
ヴォーカルの微妙な気怠さがクセになる。エンドレスでも聴けるね。バック陣も豪華。アルバート・アモンズとか豆撒きしてるのかと思うほど音をばらまいてます。
聴いた日:05月19日 アーティスト:Bumble Bee Slim
Good Time ToniteGood Time Tonite
粋で都会的な感覚。ジャズ的コラボ作品もあり。
聴いた日:05月16日 アーティスト:Big Bill Broonzy
All For YouAll For You
伸びやかな声は摩擦熱を孕み、ある一点で美しく発火する。90’sのサウンドでも姿勢は揺るがない。お約束の、奥方ジェノヴィアとの熱い絡みも健在。テディ・ライリーとの共作はニュージャックかと思いきやバラードで、これがまたいい。
聴いた日:05月15日 アーティスト:グレン・ジョーンズ
Precious Lord: Songs of Thomas a DorseyPrecious Lord: Songs of Thomas a Dorsey
2014.5.3 ぐるぐる倉庫荒尾店にて購入。
1曲を除きトーマス・A・ドーシー作品。偉大なメモリアル作品を、豪華な歌手勢が盛り立てる。単なるトリビュート・アルバムに終わっていない、各人の本気度が素晴らしい!
聴いた日:05月14日 アーティスト:Various Artists
We'll Never Turn BackWe'll Never Turn Back
2014.5.3 ぐるぐる倉庫荒尾店にて購入。
大地に根を張るイメージ。少ししわがれ気味のメイヴィスのヴォーカルは独特の切迫感につながる。全体のプロデュースにも携わるライ・クーダーのギター&マンドリンは静かにサウンドの輪郭をなぞる。レディスミス・ブラック・マンバーゾの地鳴りのようなコーラスも印象に残る。
聴いた日:05月12日 アーティスト:Mavis Staples
Earliest Negro Vocal Groups 3Earliest Negro Vocal Groups 3
1921-24の録音だが、モダンだったり、ヴォーカル・テクニックを愉しめたり、表情豊か。カントリー・ソングとゴスペルの自然な融合みたいなのも。黒人音楽だけでなくアメリカン・ルーツ・ミュージック全般の知識があればまた違う感慨があるかも。いずれにしても、両者とも混血音楽なんだろう。
聴いた日:05月10日 アーティスト:Various Artists
SIR JOE QUARTERMAN & FREE SOULSIR JOE QUARTERMAN & FREE SOUL
2014.5.3 ぐるぐる倉庫荒尾店にて購入。
JB風、Pファンク風、スライ風、色々な表情を見せるが、オリジナリティーも感じる。ラスト4曲はシングル化作品だが、どちらかといえばこちらの感覚が好き。最近、さらに曲をプラスし再編集されているのでそちらを買った方が良いでしょう。
聴いた日:05月08日 アーティスト:SIR JOE QUARTERMAN & FREE SOUL
ザ・コンプリート・レコーディングスザ・コンプリート・レコーディングス
戦前ブルースマンの中でも旧世代の人。メディシン・ショウ等の一座にも在籍。華麗なテクニシャンではなく訥々とした温かみを感じるギタリストだ。さらに、重厚で深みを感じる声が素晴らしい。ゴスペル・カルテットでも通用しそう。戦前ブルース・ファンは必携。全音楽ファンにも強くオススメ。
聴いた日:05月05日 アーティスト:フランク・ストークス
Golden Philly ClassicsGolden Philly Classics
後にテンプス入りするロン・タイソンが在籍。完成度の高いグループ。但し、音創りに華麗さか深みがあれば更に楽しめたろう。甘茶の全盛期にはちと早かったか?
聴いた日:05月01日 アーティスト:Ethics

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