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2014年11月

どす黒いカオス

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●ハウリン・ウルフ『ライブ・アンド・クッキン』<チェス>(72)

http://ongakumeter.com/m/B0002J51Q2

<チェス>作品では唯一のライブ盤である。但し亡くなる一年前の物だ。晩年のウルフは、心臓病+交通事故で体調が悪く、ライブも椅子に座った状態だった。とはいえ、ダミ声のドスは十分効いており、若干歌う場面が少なくも感じるが、事情を知らなければ違和感はない。

  演奏陣の素晴らしさも助けになっているかと。お馴染みヒューバート・サムリンのギター(+J.W.ウィリアムス)、ドラムがフレッド・ビロウ、ベースがデイヴ・マイヤーズ、ピアノがサニーランド・スリム、サックスがエディ・ショウと万全の布陣。ウルフのハープも加え、全員が熱気ある演奏を聴かせている。

  突出したプレイに合わせると言うより、相手に被せてきたり、ずらしたりといった一進一退的攻防だ。混沌としているようで調和が取れている。そしてもちろん、ブルース・フィーリングに満ち溢れている。

  十分名前が売れている時期、アルコールを提供しないノース・サイドのクラブ。ウルフは敢えて有名曲を連ねず、ブルースの何たるかを真摯に伝えたかったのかも知れない。目論見は成功している。

♪"I Didn't Know"

https://www.youtube.com/watch?v=9x_mZn3oLXU

♪"Mean Mistreater"

https://www.youtube.com/watch?v=px2xyaoc8TE

♪"I Had A Dream"

https://www.youtube.com/watch?v=Z-WMVWn3Gt4

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名コンビの逸品

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●メンフィス・スリム『ザ・カム・バック』<ユナイテッド/デルマーク>(02)

ブルース界にも幾多の名コンビが居る。メンフィス・スリムとマット・マーフィーもその代表格だ。安定のピアノにコクのある歌声がプラスされて唯一無二の存在感を見せるメンフィス・スリム。自在に翔び回るマット・マーフィーのギターは、スリムの音世界を痛快に彩る。結果、ブルース・ファンに「定番のサウンド」が刷り込まれてゆく。

  本盤は、<ユナイテッド>作品を<デルマーク>が編集したシリーズの2作目(&ラスト)。私が手に入れたのは同内容で<Pヴァイン>から出た国内盤だ。

  「定番のサウンド」は、ディープ・ブルース系にも、リズム&ブルース~ジャンプ・ブルース系にも映える。正に不動の魅力だ。本盤は、加えて話題性もある。タイトルにもなっている代表曲「ザ・カム・バック」の別ヴァージョンは、アレンジ前の素朴なブルース感が沁みる。無難にこなすマット・マーフィーのヴォーカル曲も有り。2つのデモ曲も面白い。フレッド・ビロウ(登場はこれだけ)のハンド・ドラム!?に初期ゴスペルを思わせる、アーシーな女性コーラスが加わった物が一つ。もう一つ「シーズ・オールライト」のデモは、録音状態の所為もあり、粒子の粗い音世界が独特の感覚を醸し出している。いずれもYouTubeで拾えず残念。

♪"Nat Dee Special"

https://www.youtube.com/watch?v=92MRaCBpI_s

♪"The Comeback"

https://www.youtube.com/watch?v=X_cHTCg4dU8

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モア・モア・ラティモア

※リリース順ではなく、私が購入した順番でレビューしてます。

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●『ディグ・ア・リトル・ディーパー』<グレイズ>(78)...
http://ongakumeter.com/m/B00K0PDRRS

ラティモアは豊かな低音が第一の魅力か。しかし、中低音といった感じで、へヴィーというよりは心地好い張りを感じる。ジョージ・ジャクソン作の4曲目など、南部風味も手伝ってかクラレンス・カーターを連想した。高音部に関してもやや矯めてから吐き出す感じで哀切感を呼ぶ。ソウル・シンギングの善き体現者だ。演奏陣には後期<フェイム>のスワンパーズも一役買っている。また、元ステッペンウルフのギタリスト、ラリー・バイロム。ブルージーではないが伸びのある音を聴かせる。ラストはロッド・スチュワートの「今夜きめよう」。大胆にブルース化していて思わずほくそ笑む。何よりロッドが喜ぶのじゃないかな。

♪"Long Distance Love"
https://www.youtube.com/watch?v=oDwsWq4ppi8

♪"Out to Get'cha"
https://www.youtube.com/watch?v=tDf5t6DsTcA

♪"Ain't Nothig But A Sweet Woman's Love"
https://www.youtube.com/watch?v=GZfO8a8OVF0

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●『イット・エイント・ホウェア・ユー・ビーン』<グレイズ/パーロフォン>(76)
http://ongakumeter.com/m/B00GZ3RUHW

こちらはキーボード奏者としてのラティモアも楽しめる。1曲目から、ベースと電子ピアノがメロウに絡み、しなやかで黒いグルーヴが生まれている。ライナーで新井崇嗣さんが表現されているように「夜の帳」を彷彿とさせる。考えてみれば、『ディーパー』の方は陽光が似合う感じだ。しかし、もちろん、本盤が暗いという訳ではない。ディープな曲調の物でも沈鬱には感じない。逆に、アッパーな曲もスタイリッシュに決まっている。ベティ・ラヴェットもそうだが、「マイアミ・ソウル」とは沈み込まないディープさと、抑制の効いた明るさの両方を兼ね備えているようだ。だから何度でも聴ける。

♪"It Ain't Where You Been"
https://www.youtube.com/watch?v=3SfpofKEzTE

♪"Something 'Bout 'Cha "
https://www.youtube.com/watch?v=6t0CK45nUQw

♪"Sweet Vibrations"
https://www.youtube.com/watch?v=3HZq58wImJI

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めざめ

ねえ、私たちって遊んでるの?遊ばれてるの?

Unnamed

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ショートカット

NHKのテレビ番組で、交差点右折時のショートカットの危険性について語られていた。横断歩道を通過中の高齢者が事故に遭うケースが多いらしい。正しく曲がれば、進行方向のレーンに正対する形となる。横断歩道も端から端まで視界に入る。ショートカットだと斜めに入るので、ピラーの死角が生まれる。動きが活発でない高齢者を確認出来ない事は十分有るだろう。急ぐあまり、というかほとんど何も考えずにショートカットしている車両が多い気がする。また、程度がひどいヤツに限って、事故を起こしても自分が悪いと思わないだろう事が、とても空しい。

♪ Paul Gayten "Driving Home"

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我が家の12月

●過日、腸の内視鏡検査を受けたヨメさん。ポリープが見つかった。組織の検査結果は12月初めに出る。画像で見た限り悪性ではないが、絶対とは言い切れないとドクターは言う。とにかく内視鏡手術と1週間弱の入院が必要との事。大事に至らないよう祈るのみだ。

●バイト中の娘が職を変わる。これも12月初め。社会保険もあると言う。パソコンを扱う仕事で、以前勤めたバイトの関連となる。その時の評価がまあまあ良かったようだ。娘も、親父に似たのか要領が悪く、レスポンスも鈍い。地道に仕事をしていくタイプのよう。うまくいくよう祈るのみだ。

♪Tammi Terrell "Hold me oh my darling"

https://www.youtube.com/watch?v=pZ5b0su4OvA

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誰も負けてはいない

●思わず俄テニス・ファンになってしまった錦織圭選手の活躍。テニス解説者・神尾米さんのジョコビッチ戦の分析を聴いていたら、相手が立てた作戦への対応能力が素晴らしかったと感嘆しきりだった。最終的には負けたものの、実力が世界のトップクラスである事は間違いない。負けたのに負けた気がしない試合ぶりだった。

●沖縄県知事選の日は、熊本市長選でもあった。盛り上がりに欠けたという意見も聞くが、各候補の特色は判りやすかったと思う。後は自分が共鳴する部分がどれだけ多いかの話だ。盛り上がり云々は、あくまで総括的意見。それで今回の選挙を全否定するのはナンセンスだ。また、沖縄もそうだが、負けた候補の今後の動きが気になるシチュエーションでもある。

...

♪Babyface "Knockin On Heavens Door"

https://www.youtube.com/watch?v=_VNd4YY6FC8

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大はぎ

フチ子ー、危ない!(@_@)

F

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裏トレンドとしてのサザン・ソウル=ブルース

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●『BSR』誌の<マラコ>特集を承けた形にもなっている、中河伸俊さんのサザン・ソウル=ブルースに関する記事。とても興味深かった。アメリカで出版された書籍のタイトルでもある『サザン・ソウル=ブルース』は、黒人社会で根強く生きているタイプの音楽だ。時代のトレンドではない。だが、黒人大衆音楽のトレンドとしては存在している状況が、本記事や濱田編集長のライブ・リポートで了解出来た。

●記事では、サザン・ソウル=ブルースの“底力”の一例も述べれられている。セクシャル・ソングに関してだが、庶民的でユーモア溢れるスケベ感覚はこのジャンルならではの強みだと。現代R&Bでも“ベイビー・メイキン・ミュージック”という言葉がある。これは一見オブラートに包んでいるようで実は直接的ではないだろうか。一方、ブルースのボーディーさは、直接的なようでいて、対象物や対象行為に対して絶妙な距離を保っている。正に良質な下ネタだ。明るい笑いが先行する。私は英語が出来ないので、言い回しを即刻理解は出来ないが、視覚だと解りやすい。一例。それは、ミリ...ー・ジャクソン大姐御の劇場ライブを観ていた時。歌いながらか喋りながらか忘れたが、ステージを降りてゆき、観客席のわりと前の方の、スーツを品良く着こなした紳士の股間を勢いよく掴んだのだ。当の紳士は驚きながらも楽しそう。場の雰囲気も盛り上がった。私はその時、性的なユーモアとは斯くあるべしと、ミリー姐さんに確と教わった気がした。やはりこういう事は年上の女性から教わるものか、なんちゃって。脱線すみません。

●サザン・ソウル=ブルースは、<マラコ>の続編かも知れない。80年代の<マラコ>は、一般的に黒人音楽の低迷期と言われていた時代の裏トレンドだったのでは。必ずしもディープさを追求して固陋にならず、幅広い聴き手に対応して曲創りをした結果、愛されるレーベルとなった。いろんな原因があるだろうが、実力者揃いだったのも大きな要素だと思う。サザン・ソウル=ブルースの範疇に入るレーベルや歌手連中も聴き応えがあり味もある。しかし、総体的に<マラコ>の域には達していないだろう。だが、裏トレンドとしては十分成り立っていると思う。中河さんや『サザン・ソウル=ブルース』の著者曰く、ビジネス的には厳しい状況だが、聴く者がいる限り希望が持てるのではとの事。全く同感である。提供媒体に変化はあるかも知れない。しかし、世の中の人全てが音楽を聴く余裕を失いでもしない限り、間違いなく存在する。むしろ表トレンドよりも、流れは逞しいと信じる。

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タイムライン

●「時代に乗り遅れている」と考えるのは、「時代」を先行して考えるから。自らの人生の時の流れを優先すると、その時々の出来事が、自分の人生のタイムライン上で発生しているだけ。それに、自分側に引き寄せて考えれば、必要なものがよく見える。「時代」とやらに惑わされることもなく。

♪Louisiana Red "I'm a Roaming Stranger"

https://www.youtube.com/watch?v=JfQd_E3wlXE

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私が気付かなかったマラコ

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●『BSR』誌最新号のマラコ特集。岩間慎一さん、林剛さん、濱田廣也さんの座談会を読んでいると、自分の視点の硬直化を意識せざるを得ない。マラコがカバーする音楽領域の広さについては、了解はしていてもおぼろげな知識の範疇を超えていなかった。私が選ぶマラコ・アーティストは、レジェンド・クラスのシンガーばかりだった。他レーベルで煮詰まり気味のベテランが居れば、マラコ行きを期待するというそれこそ煮詰まった考え。今回の座談会では、スターばかりに目を向けず、トレンドありきのマラコを丁寧に解説してあった。

●マラコについては、特に私と同じような視点を持つ人たちの間で、音に深みがないという話もしばしば聞く。個人的にはそんなに嘆くほどのこともないんじゃないかと思っていた。何しろ歌のレベルが高い連中なのであまりバックを気にしないのだ。座談会でも特徴的な音はないが信頼できるサウンド作りと書いてあった。世代的にも80年代をよくご存じの方々なので、我々だと敬遠しがちな電子音も信頼感の文脈で語られている。思わず聴いてみたくなる。

  ●マラコ創業者の一人、トミー・コウチ氏のインタビューも秀逸。「何かを受け継ごうという高尚な考えはなかった。ただ、好きな音楽を追いかけただけ」という発言は、正に固い頭をほぐしてくれた。思えばそれは、正しい黒人音楽的思考。70年代と80年代では、音楽界の変化は激しい。しかし、重要な部分は揺るぎないのだ。素晴らしい音楽は変わった部分と変わらない部分を併せ持つ。確かにいまだに電子音には慣れないが、マラコへの信頼は元々人一倍強いつもりだ。

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時代おくれ

●ひさしぶりに繁華街の書店へ。CD売り場をチェック。ソウル/R&Bのコーナーは訪れる度に私の好み(その時々の嗜好)から外れていく。以前は、<エイス>盤も<Pヴァイン>経由とはいえある程度揃っていた。が、今は・・・。<チェス>や<アトランティック>の1000円シリーズは離れた場所に設置されており、気付くのが遅れた。しかしここも数は少ない。欲しい盤はネットで買えば済むし、そうする事もあるが、やはりレコード店で見て回るのがそもそもの楽しみ。泣く泣く保留したりするのも物量有ってこそ。贅沢な悩みを抱えてみたい。

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2014年10月の音楽メーター

10月の音楽メーター
聴いた音楽の枚数:4枚
聴いた時間:200分

ディグ・ア・リトル・ディーパーディグ・ア・リトル・ディーパー
2014.10.25 蔦屋書店嘉島店にて購入。
セクシーに男性ソウル歌手というと、身悶えするようなマーヴィン・ゲイの歌声と、アイザック・ヘイズやバリー・ホワイトのような深い低音を思い出すが、ラティモア兄貴には両方の魅力が存在する。ロッド・スチュアートの「今夜きめよう」のブルース化は感心しきり。
聴いた日:10月27日 アーティスト:ラティモア
イッツ・オール・アバウト・ラヴイッツ・オール・アバウト・ラヴ
フィリー系だと、ボビー・イーライかノーマン・ハリスが関わっていると大抵気に入る。これもハリスがフォローしている。ほどよいバリトン・シンガーのダグラス・スコットをリードに、甘茶ではなく渋茶な世界です。
2014.10.25 蔦屋書店嘉島店にて購入。
聴いた日:10月26日 アーティスト:ザ・パースエイダーズ
アンソロジーアンソロジー
2014.10.13 ぐるぐる倉庫菊陽店にて購入。
72年~82年、アトランティック期のベスト盤。中盤からはフィリップ・ウィン独壇場の感。総合的に薄味だが、薄味の旨みはある。
聴いた日:10月17日 アーティスト:スピナーズ
Two Steps from the Blues + 12 Bonus TracksTwo Steps from the Blues + 12 Bonus Tracks
これこそ、聴かなきゃ損をする一枚。ブルースの真髄に触れる貴重盤。
聴いた日:10月01日 アーティスト:Bobby Blue Bland

わたしの音楽メーター
音楽メーター

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2014年10月の読書メーター

2014年10月の読書メーター
読んだ本の数:1冊
読んだページ数:0ページ
ナイス数:38ナイス

ブルース&ソウル・レコーズ 2014年 10月号 [雑誌]ブルース&ソウル・レコーズ 2014年 10月号 [雑誌]感想
特集も良かったが、日本の黒人音楽系ミュージシャンもつくづく多岐にわたっているなぁと痛感。マディもデルタ兄弟も、カラスさんもLeeさんも、レイジー・キムさんもブルース感覚を自分のものとして放出している点は変わりない。
読了日:10月4日 著者:

読書メーター

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はじまりはロマン

●とある屋台の焼き鳥屋さん。某マンション一階の店舗跡で仕込み、表の屋台で焼いていた。残念ながら今は無い。30代後半ぐらいの店主は、饒舌ではないが、間を持たせる程度には喋った。「俺、お客さんが自由にネタを焼いてワイワイ楽しむタイプの店をやりたいんだけどどう思います?」「そんな形の店があるんですか?」「いや、それはわからない。俺の思い付きです」私がそれ以上乗らなかったので話はそこで終わった。

●私と店主の間に焼き鳥屋経営に対する温度差があるのは当たり前だ。私は漠然と、店を構えるんだったら儲からなきゃいけないですよね。そういうタイプの店が実際にあって儲かってるんですか?という質問をしたかったのかも知れない。しかし、店主はただ自分の夢を語ったのだ。彼は儲かる以前にやりたいようにやりたくて、その思いを述べたのだ。店主には妙な落ち着きがあった。焼き鳥の焼き方も丁寧だった。片手間に商売をしていない様子がうかがえた。根底にロマンを抱いているからだろう。今もそのマンション前をよく通る。もし、夢は叶えていなくても、彼なら充実した日々を送っていると思う。

●松下幸之助曰く、その気になれば、道端の石ころからでも学べると。経営の神様が、ロックの神様の「ライク・ア・ローリング・ストーン」を知っていたかどうかは不明だが、共通したものを感じる。飾らず、欲張らず、見栄を張らず、自然体で生きる。経営も人間の行為なんだから、人間本来の美徳を失ってはいけない。ピュアな精神に豊かなロマンが宿るのだ。

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見えない回転・見える閉店

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●今年亡くなられた木田元さん。「わからない事をわからないと意識する」のが大事だと。逆に言えば、わかる事は正確に把握しておられたという事だろう。日々忙しいと、頭は回転させていても、自分でその回転が実感出来なかったりする。正に空回り。一日の内短時間でも、自分なりの理屈を紡ごう。本当に理解している事から、本当に納得している事から。

●通勤途上にある酒屋さんが、少し前から店を畳んでいる。交差点の近くなので、信号停止の時、表に立て掛けてある看板が目についた。お決まりの閉店のご挨拶ではなく、かなりプライベートな事情まで書いてある。今後の事も含めて。文字も印刷してありレイアウトも考えてある。私は、外の自販機は利用した事があるが、店内には入った事がない。さぞかし贔屓客が多かったんだろうな。

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