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2015年3月

レコード棚を順番に聴いていく計画 Vol.9

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[15枚目]ザ・トニーズ『ライブ・@・チョコレート・シティ』<オルフェウス>(02)

http://diskunion.net/portal/ct/detail/58C060408204

 

フィーチャリング・ドウェイン・ウィギンスと銘打っているが、ティモシー・クリスチャン・ライリーやオリジナルのサポート・メンバーも数名入っている。トニ・トニ・トニ+α といった感じか。

  最初から最後まで乗せまくる強烈さ!スタジオ録音では甘さが目立つヴォーカルも、出し切っている感がある。曲の良さやテクニックの確かさはもちろんだが、それ以上に、満ち溢れるライブ感を特筆すべき。8分台、9分台の曲もあるがダレる局面全くなし。観客との交歓の雰囲気も楽しく、抜群の臨場感。ライブ盤らしいライブ盤だ。見かけたら買いましょう。

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[16枚目]●トレイ・ソングズ『アイ・ガッタ・メイク・イット』<アトランティック>(05)

http://www.treysongz.com/

http://diskunion.net/portal/ct/detail/XAT-1245297968

よく出来たアルバム。彼ならではの個性というのは今一つ感じないが、素直に乗れる。諸々考えなければ十分愉しめる。現代R&B好きなら買って損はない一枚。プロデュースは、本人と、高校生の段階から彼を発掘したトロイ・テイラー。

やや絞るような歌い方は、切迫感やセクシーさも醸し出す。バラード物の方がより生きるかな。ラストにはアレサ・フランクリンが登場するが、ささやかな味付け程度。

サンプリング素材は、レオン・ハフ、エボニーズ、コン・ファンク・シャン等。トゥイスタ、オーガナイズド・ノイズ、ジュヴナイル等も参加。

"Kinda Lovin'"

https://www.youtube.com/watch?v=6Ug3e5cye9I

"Make Love Tonight "

https://www.youtube.com/watch?v=9YG5Ma7ozeU

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レコード・ジャケットには音が付きまとう

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●高地明編著『ブルース・レコード・ジャケット』<スペース・シャワー・ブックス>(14)

昔の知り合いに、ブルースに詳しくはないがブルースのアルバムを結構持っている人がいた。彼曰く「ジャケ買いしてるだけ」との事。

統計を調べた訳ではないが、音楽の内容を知らなくても気をそそるジャケットは、音楽も良い。逆に、こりゃないよと言うタイプのジャケットにも優れた物はあるが・・・。但し、ジャケが良くて中身が悪いというのはまずない。

本書はブルースアルバムのジャケットを、イラストレーター、フォトグラファー、企画制作者、レーベル等様々な角度から捉えて紹介した一冊である。ブルース・ファン向けではあるが、冒頭の私の知り合いの様に、無心で眺めても楽しめる。

ふと考えると、LPがCDになり「ジャケ買い」という言葉もあまり聞かなくなった。ましてやダウンロードともなると・・・。

音楽はあくまで音楽そのもので表現するのは当然だが、付加価値があればより楽しい。しかも、想像力を刺激する付加価値だ。話は変わるが、今の世の中、付加価値でさえも売り手の想定内にあるような気がする。付加価値とは「これですよ」と提示されるものではなく、買い手が自分なりに味わうものだと思う。

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レコード棚を順番に聴いていく計画 Vol.8

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[14枚目]●アレサ・フランクリン『レア&アンリリースド・レコーディングス』<アトランティック/ライノ>(07)

http://diskunion.net/portal/ct/detail/54C070906701

原題は『rare&unreleased recordings from the golden reign of the queen of soul』。別ヴァージョン、没テイク、デモ録音、シングル盤のB面を集めたもの。マニア志向に思えるが、純粋にソウル・ミュージックの素晴らしさを伝える一枚(2枚組)である。女王と称される実力者だから、没テイクや未完成作品にも聴きどころがあるという理由からではない。穿った見方をすれば、商業ベースのアレンジをされていない分、よりピュアで、感動がダイレクトに伝わると言えるかも。だから、本盤の方が素晴らしいとか価値があるとは言えないが・・・。少なくとも、編集盤とは言え、数有る名盤と肩を並べる充実度だ。

  <コロムビア>で思ったほどの実績を出せなかったアレサを、<アトランティック>に迎え入れたのはジェリー・ウェクスラーだ(思い入れ豊かなライナーを、デヴィッド・リッツと共に書いている)。ジェリーの基本方針は「アレサのやりたいようにやらせる」だった。アレサは、実質的プロデューサーとしてアルバム創りの中心に立ち、積極的に動いた。結果、67年作『貴方だけを愛して』から『アレサ・アライヴス』『レディ・ソウル』『アレサ・ナウ』の充実した4作品を、僅か2年間でリリースする。それでも、ジェリーによれば、スタジオの雰囲気は穏やかだったとか。さぞかし、満足いく作品が次々と生まれていったのだろう。本盤からもそれは感じ取れる。

  録音はニューヨークだが、ジェリーが起用したのは<フェイム>のミュージシャン達だった。ソウル・シンガーとバック・ミュージシャンは、一体となって音世界を創る。単なる歌伴ではない。ジェリーは(恐らくアレサも)感覚重視の演奏に感服した。<フェイム>側もアレサの才能に驚嘆した(ピーター・ギュラルニック著『スウィート・ソウル・ミュージック』に詳しい)。

  一流は一流を知る、いや、ソウルの体現者はソウルの体現者を知ると言う事だと思う。優れたソウル・ミュージシャン同士の相乗効果が本アルバムに結実しているのだ。しかも、相乗効果の途上の様子まで窺える。<フェイム>に限らず、チャック・レイニー、エリック・ゲイル、コーネル・デユプリー、或いはダニー・ハザウェイらニューヨーク勢も同様だ。真っ黒なグルーヴを生み出している。

各々の曲についてのレビューはまた後日。ゆっくりと辿りたい曲群だ。アレサ・フランクリン自身、「アルバムは私一人で創れるものではない」と言う。それは確かにそうなのだが、彼女の類い稀なる歌唱力と向上精神、そして染み込んだブラックネスが、バンドやスタッフの感性を揺り動かしたのも事実だ。

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店長!

「店長!お客様がパンツの補正受け取りに・・・ちょちょっ、店長!まさかそれ?何でそんなに短く、それじゃ半ズボンじゃないスか!エッ?子供の新入学の事考えたらこんななった!バカか、あんた!買う時も散々もめてたじゃないスか!あのタイプ、怒らせたら恐いですよ・・・ここは僕が時間稼いどきますから何とかして下さい!泣いてる場合かよ!恐くないと言えば嘘になります。でも、行くしかないっしょ!」・・・以上アパレル君でした。

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バーバラに外れなし!

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Barbara Carr - Bone Me Like You Own Me

https://www.youtube.com/watch?v=zZWe2w03hU4

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Barbara Lynn - Good Woman

https://www.youtube.com/watch?v=XXH_jh6PXkE

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Barbara Acklin - Love makes a Woman

https://www.youtube.com/watch?v=YDqvG9cK3es

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Barbara Lewis -- Baby, Im Yours

https://www.youtube.com/watch?v=xKZ7o7EXHFM

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Yes, I'm Ready - Barbara Mason

https://www.youtube.com/watch?v=y70rva97auM

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スターとセレブ

少し前の話。アカデミー賞の授賞式でのリポーター。続々とセレブ達が入場しますみたいな事を言っていた。

「スター」はもはや死語なのか。それにしても「セレブ」=「由緒ある富豪一族若しくは何をやっているか不明だが豪奢な生活を送っている人々」というイメージがある。有名な映画俳優や女優は金持ちだろうが「セレブ」とは違うんじゃないかと疑問が湧いた。

調べてみたら、映画スターの事を「ハリウッド・セレブリティー」と元々言うらしい。つまり、英語に添えば「セレブ」が正しかった。むしろ、日本語での「セレブ」が意味合いが変化したもののようだ。

対象となる相手に拠るのはもちろんだが、一般的には大富豪にはやっかみ、映画スターには憧れを抱くケースが多いと思う。その違和感はどうしましょう。と言っても仕方がないが・・・。

「スター」という言葉、個人的には好きだ。オールド世代だけに、外来語も新しいタイプのものは馴染みにくいという側面もあるんだろうな。

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レコード棚を順番に聴いていく計画 Vol.7

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[13枚目]●ジャヒーム『ゲットー・ラブ』<ワーナー>(01)

http://ongakumeter.com/m/B00005899K

今をときめくジャヒームのデビュー盤。ヒップホップ系のイントロの後、早くも3曲目から歌唱力が光る。少しザラついたセミスウィートなヴォーカルは、たちまちジャヒームの世界へ誘う。プロデューサーは複数居るが、私が知っているのはケイジーぐらい。リル・モが1曲参加しているが、さほど目立たず。サンプリング素材は、ウィリー・ハッチ、マリリン・マックー&ビリー・デイヴィス・ジュニア、バリー・ホワイト。効果的な背景となる。

ミッドもスローも、ラップ入りもデュオ曲も、好曲目白押し。朝昼晩、何時聴いてもOK。一人でも二人でも、大勢でも愉しめる。デビュー盤でこの完成度は流石である。

Could It Be

https://www.youtube.com/watch?v=6U6MsUQotfE

Lil' Nigga Ain't Mine

https://www.youtube.com/watch?v=dcIgzWOiloc

Ready, Willing & Able

https://www.youtube.com/watch?v=PymWqoM_C7k

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レコード棚を順番に聴いていく計画 Vol.6

M

 

[12枚目]●V.A.『ア・チェンジ・イズ・ゴナ・カム/モダン・ゴスペル・ジュウェリー』<ジュウェル/Pヴァイン>(89)

http://www.fanfan1.com/products/detail/719959

 

G

<ジュウェル>作品を音源とした70年代ゴスペル集。80年に2枚組LPでリリースされた時より、収録時間の関係で1曲少ない。編者は「サムズ・レコード・ショップ」の店主・佐藤修さんだ。

ラインナップを見て、先ずは、ロスコー・ロビンソンやクラレンス・ファウンテンに胸がときめく。もちろんそれ以外の組も、決して聴き劣りするものではない。

  先ずは、ヴァイオリネアーズ(4曲)。バリトンとファルセット(或いはハイ・テナー)のスムーズな兼ね合いや、的確なシャウトは、ゴスペルの基本型を教えてくれているようだ。

ビル・モス&ザ・セレスシャルズ(2曲)。ふくよかなリードは、余裕と温かみを感じる。タイトな伴奏陣にも注目。「アイ・ドント・ウォント・トゥ・ドゥ・ロング」などは、リー・ドーシーを思わせるような乗りだ。因みに、最近の<マラコ>リイシュー・シリーズで一枚出ている。その紹介文で知ったのだが、現代のゴスペル・シンガー、J・モスの親父さんだそうだ。

Can You Use Me (Just As I Am) - Bill Moss & the Celestials

https://www.youtube.com/watch?v=2J-RG9o_9cA

ブルックリン・オールスターズ(4曲)クラレンス・カーターばりの、低音で張りのある声が印象的。もう一人のテナー系リード・シンガーに比べ、こちらは説教師風にも聴こえる。コーラスの雰囲気が昔風で、このグループのサウンドが、本盤の中では最も保守的かも知れない。

The Brooklyn Allstars - Serving The Lord

https://www.youtube.com/watch?v=ZyYZkd9IKLs

アルバーティナ・ウォーカー&ザ・キャラバンズ(1曲)。凄い面子が行き来した名門中の名門。ここではアップ曲で、至福の時を創り上げる。流麗なギターも入ったりして、全体に古臭くない。長生きの秘訣か。

アーネスト・フランクリン(1曲)は男声と女声の掛け合いが印象的。

ソウル・スターラーズ(4曲)も、多くのスターを輩出した名門だ。ここでは、豪快バリトンのJ・J・ファーレイを2曲に、マーティン・ジェイコックスのしなやかなテナー2曲と、好配置。ゴスペル・シンガーには「雷様」が無数にいる。ファーレイのシャウトも凄い。その雷撃度は、本アルバム中最高ボルトだ。マーティンが地味に聴こえるが、こちらも中々の実力者。良い意味でクセがある。後にスターラーズは二つに分裂するが、どちらも実績を残したそうだ。

ザ・ホプソン・ファミリー(1曲)。シスター・ロゼッタ・サープを思わせる、弦楽器の音の連なりに、一瞬色めく。実はマンドリン。ゴスペルでは珍しいが、親しみやすい音色である。家族グループなので、男女のリードは夫婦かと。その丁々発止が絶妙。これだと、夫婦で口喧嘩しても歌になってしまうんじゃなかろうか。娘だったら親子喧嘩ね。

ロスコー・ロビンソン(3曲)。優しくもあり、激しくもあり、安定感も情熱も最高クラス。ただただ聴き惚れるのみ。魂が鷲掴みにされる。

Roscoe Robinson / I'm a soldier for the lord

https://www.youtube.com/watch?v=OL7-Kv9VqVQ

Roscoe Robinson / Life is like a mountain railroad

https://www.youtube.com/watch?v=joFRoj5vIKo

クラレンス・ファウンテン(1曲)。ロスコーより声の総出力は控え目だが、コクのある伸びやかな歌い口からの炎熱シャウトは、何度聴いても痺れる。硬軟裏表緩急自在縦横無尽の名唱。本盤の中ではこの曲が一番好きだ。

メディテイション・シンガーズ(2曲)。ローラ・リーの母親等が結成し、ローラ自身もある時期まで参加していた。最初の曲が彼女のリードのようだ。この2曲はかなりソウルっぽい。

※ゴスペル独特の厳粛な雰囲気が、ソウルとの目立った違いかと。ゴスペル聴かず嫌いの人には、古臭かったり、渋過ぎたり感じるのかも。そんな人たちには入りやすいアルバムだと思う。70年代というソウル全盛時代を生き抜いたゴスペル作品たち。そこを味わった上で、是非、さらに時代を遡って、ヴィンテージ期のゴスペルを体験して欲しい。黒人音楽に興味があるなら、旧いブルースとゴスペルは必修科目だと思うが、そこまで言うと押し付けがましいか。いずれにしても、何か話題性がなければ、この手のアルバムが作られにくいというのは、やはり淋しい。常備してほしいタイプのアルバムだ。

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クラレンスに外れなし!

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Clarence Carter - Patches (High Quality)

https://www.youtube.com/watch?v=IvfsfS6NVUc

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Clarence Reid - Masterpiece

https://www.youtube.com/watch?v=jV1uwUS0chw

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Clarence Fountain- Precious Lord

https://www.youtube.com/watch?v=YUVv3TiebrE

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Okie Dokie Stomp - Clarence Gatemouth Brown (Live 1966)

https://www.youtube.com/watch?v=7wq_2A7sDAk

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CLARENCE "FROGMAN" HENRY: "ain't got no home", 1956

https://www.youtube.com/watch?v=XT6cDQhyaxA

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CRIPPLE CLARENCE LOFTON 'Pine Top's Boogie Woogie'

https://www.youtube.com/watch?v=SH6lcGHRJgQ

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永遠のソクラテス

●プラトン著・副島民雄訳『ソクラテスの弁明・クリトン・パイドン』<講談社文庫>(文庫初版72)

正直読み難いが、ソクラテスの、真理を捉えんとする熱意は伝わってくる。被告の身なのに、自己弁護ではなく、普遍的真理の説明を第一義としている。結局、真意は通じなくてもどかしいのだが、本人はそんなレベルを超越している。超越していたからこそ、死罪になったのだと思うが。ギリシャ時代に於ける「国家」や「神」の絶対性。ソクラテスはそれらを蔑ろにはしていないが、超越した論理(正鵠を得た論理)は絶対的なものを騙っていると取られてしまうのだろう。

「ソクラテスの弁明」「クリトン」に比べ、晩年に書かれた「パイドン」は、ソクラテスの思想が総合的に纏められており、ドラマチックな箇所もあるので、比較的読みやすい。 人間の死後、肉体は朽ち果てるが霊魂は不滅で、一旦ハデス(一種の黄泉の国)へ向かい、善き霊魂は再び肉体へ戻る。というのを論証している。現代から見れば、非科学的だと一笑に付されるだろう。でも、ここで語られているのは、そもそも科学的事実ではない。善く生きる為の指標のようなものかと。目に見えないが、とても大事なものなのだ。 ソクラテスが言うような霊魂が、本当に自分の中にあるとしたら・・・自分の、一生という時間軸が無限の拡がりに繋がる気がするのだ。つまらない人生なんてひとつもない事に気付く。

ソクラテスの思想で、理解しやすく好きなものが2点ある。本書の内容からは逸れる部分もあるが・・・。 一つは「無知の知」。平たい書き方をすると(というかそれしか出来ないが)、自分の知らない事柄を把握する事だ。これを徹底すると中途半端な理解が無くなる。逆に、確実に知っている事の少なさに気付く。すると、知識を得る以前に必要な普遍的真理が朧気ながら自覚される。 もう一点は、「善く生きる」という事。品行方正に生きるとか、他人の助けになるように生きる、というのとも違う。それも「善く生きる」事かも知れないが、それらは「行動」の結果であり、その行動に至った「意識」の方を意識すべきだと思う。私の考えでは「自分が心から納得する事」だ。社会と関わる以上、ストレスは必ず発生する。その時、周りに振り回されずに、しかも自分勝手にならないようにする為には、(普遍的な)確信を持って行動すべきだと思う。そういう「意識」の部分が「霊魂」なのかも知れない。

紀元前に生きた人の思想が、いまだに紹介され続けているのは、単なる知識や教養のレベルを超越している。そこを先ず納得してみようか。

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2015年2月の音楽メーター

2月の音楽メーター
聴いた音楽の枚数:4枚
聴いた時間:74分

Blues in the Key of CBlues in the Key of C
2015. 2. 15. ぐるぐる倉庫菊陽店にて購入。
今やCDSの顔の一人のデビュー盤。イチバン作。リトル・ミルトン(ミルトン・キャンベル名義)がギターと音創りでフォロー。やや深みに欠けるが味はある。歌は上手い。
聴いた日:02月17日 アーティスト:Charles Wilson
World Gone WrongWorld Gone Wrong
ボブ・ディラン、つくづく凄い。ブルース、フォーク、カントリー、黒人白人共有のトラッド・ソングのカバー集の体だが、カバーというよりオリジナルになっている。独特のダミ声はディープの極み。ギターの音色も美しく完璧である。
聴いた日:02月16日 アーティスト:Bob Dylan
Personal WomanPersonal Woman
デビュー曲は変なクセを感じるが、やがてそのクセが魅力に変わる。特にバック・コーラスとのコール&レスポンスが活き活きしているゴスペル調の曲は全開だ。ちょっと運が無かったのかなぁ。
聴いた日:02月06日 アーティスト:Rozetta Johnson
ザ・ソウル・パワー・ストーリーザ・ソウル・パワー・ストーリー
トミー・ヤングとジョージ・パーキンズに尽きるのだが、短命レーベルのこじんまり具合が微笑ましい。
聴いた日:02月03日 アーティスト:オムニバス,トミー・ヤング,ジョージ・パーキンス,アフリカン・ミュージック・マシーン,シャイ・ホリデイ

わたしの音楽メーター
音楽メーター

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