さようなら、B・B・キング!
個人的には、彼のアルバムは初期の物とライブ盤数種ぐらいしか持っていない。最初がクック・カウンティだった。BBのライブ盤はどれを聴いても安定している。やがて、ブルースという音楽自体に“ライブ感”が欠かせないという真理に気付いた。それから、リトル・ミルトンやボビー・ブランドのライブに盤にも結構手を出す事になった。キッカケは今思えばBBだったのだろう。
ブルースが好きな人なら、誰もがBBに感謝の気持ちがあるのではないだろうか。他のブルースマンやロック・ミュージシャンを介している場合も加えて。
...もう一点書いておきたい。「スリル・イズ・ゴーン」がブルースかどうかなんて全く意味のない論議だ。彼がこの曲でデビューしたのならともかく、彼の一つの通過点に過ぎない。ずいぶん大きな通過点だが・・・。黒人音楽の伝統性と可能性、双方を示してくれたBBならではの通過点だ。
ありがとう、B・B・キング!
B.B. King - Live In Cook County Jail (Full Album)
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