レコード棚を順番に聴いていく計画 Vol.14
[21枚目]●ロバート・ブレイア・アンド・ザ・ファンタスティック・ヴァイオリネアーズ『トゥデイ・イズ・ザ・デイ』<マラコ/Pヴァイン>(86/96)
http://www.allmusic.com/album/today-is-the-day-mw0000609468
ゴスペル黄金期と呼ばれた時代から活躍しているファンタスティック・ヴァイオリネアーズ。ハード・シャウターのロバート・ブレイアを中心とした、演奏も行う8人組である。
ロバートは、豪快というより振り絞るような歌い方が印象的。ただ、彼中心の為、パターンが一定化しがち。鈴木啓志さんが解説で、ヴィンテージ・ゴスペルとコンテンポラリー・ゴスペル間のジレンマについて述べられた上で、本盤の魅力に言及されていたが、私は正直ジレンマで終わった。ゴスペルに関する私の興味は、荘厳なコーラスとリード・ヴォーカルの掛け合いが第一なので、私の好みとは開きがあった。
ブルースを感じる②や、サザン・ソウル調の⑥、パターン外の、ファルセットがリードを取る⑧や⑩が気に入った。特に⑩は、コーラスワークも絶妙で、殆ど甘茶ソウルマナー。
I Call Jesus
https://www.youtube.com/watch?v=fKdnptW2G9A
Nobody But You Lord
https://www.youtube.com/watch?v=WLCVKUvtjPE
I Don't Know
https://www.youtube.com/watch?v=Ja3Ya0w_wN4
最近は二派に分裂しているのでしょうか、Facebookも二つありました。
http://www.thefantasticviolinaires.com/
https://www.facebook.com/pages/THE-FANTASTIC-VIOLINAIRES/118252331530637
https://www.facebook.com/pages/Robert-Blairs-Original-Fantastic-Violinaires/602883866394662
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