アメリカの光と影は、どちらも濃密である
●『物語アメリカの歴史 超大国の行方』<中公新書>(91)
https://www.chuko.co.jp/shinsho/1991/10/101042.html
アメリカは何につけ「あけすけ」なんだろうな。曖昧さを許さない。
美しい部分も醜い部分もストレートに提示する。ごまかしもごまかしとして押し通す。
初期の大統領は将軍上りが多いとか。戦争の勝利者がヒーローとして奉られる。しかし「戦争」といっても元々そこに住んでいたインディアンやメキシコ人を追い出すもの。どうひいき目に見ても正義の戦いではない。これでは人種差別も平気なはずだ。
このあけすけさ、良い方向に進むか悪い方向に進むかで状況は変わるだろう。魅力を感じると共に辟易する、ある意味人間臭い国だ。
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