ブラックミュージック10選・第1回
http://www.w-dreamlibrary.com/blackmusic/pg553.html
お世話になってます文章投稿サイト『週刊ドリームライブラリ』さんから、ブラックミュージックについて、素人でも分かるように10曲ぐらい選んで書いてみないかとお話を頂きました。
まず、ブラックミュージックがジャンルではなく「概念」であるという立ち位置で、色々なアプローチを考えた結果、「特色」を10点上げて全ての時代に共通するんだよという部分を強調しようと一応の目安を立てました。2月終盤からほぼ2か月、震災の数日前までかかり校了を迎えました。
私がもし、自分ひとりでこの企画を立て、書き進めたらもっと時間がかかり、或いは途中で止めたかも知れません。集中力が途切れなかったのは、ひとえに編集長さんの的を得た質問や見事な校正のおかげです。
そもそも、私がブログを始めたキッカケは、ブラックミュージックの魅力を、知らない人に伝えようという面があったのですが、やはり関わって下さるのは元々黒人音楽の知識を持っているか、音楽ファンの方でした。編集長さんは、ジャズは聴かれるようですが、ブルースやソウルに関する知識は皆無に近い状況でした、しかし、それだけにこちらの表現が甘いと「わからない」と正直に言われます。すると、こちらも違う表現を考える事になり、私としても大変勉強になりました。黒人音楽ファンの方が読まれると、そっちの方にまで行く必要はないんじゃないのと思われる部分があると思います。ある意味、黒人音楽以外の部分に近寄っている書き方かと思います。
前段として、もう少し書きたい事もありますが一応ここで止めます。第1回に選んだのはデューク・エリントンの「ピーナッツ・ヴェンダー」です。昔、中村とうようさんが編集した『ブラックミュージックの歴史』というアルバムの最初の方に収録されていたのをご記憶の方も多いかと思います。正直そこからのパクリなのですが、私自身が黒人音楽を聴く角度が変わった一曲でもあるのです。この企画のスタートに相応しいか考えましたが、やはりここから始めて意表を突いてみたいと結論しました。
宜しければ、読んでみて下さい!
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