ブラックミュージック10選・第8回
http://www.w-dreamlibrary.com/blackmusic/pg773.html
企画をお手伝いした『週刊ドリームライブラリ』さんの「ブラックミュージック10選」第8回は、色気~エロ気について取り上げてみました。
ブルースのダブル・ミーニング、不倫・間男から男性のファルセット・ボイスなど、男女間のどうしようもない交わりをさまざまな方法で表現しています。他にもスライド・ギターやハスキーだったり潤いのある歌声が醸す艶っぽさも例に上げられます。
下世話な物を取り上げるのは、黒人音楽に限りませんが、ストレートだったり、音の感触として含ませたり多様だと思います。
全くの私見ですが、全ての感情は悲しみに支配されていると思います。時には怒りや喜びが底辺に悲しみを湛えている事があると思います。下世話なあれこれにもふと悲しみを感じる事が誰しもあると思います。しかし、そこに感じ取られる悲しみはマイナスにはなりません。人間の活力につながる感情だと思います。黒人音楽の表や裏に見て取れる悲しみも、そうです。ただ単にエッチなネタで場を盛り上げるだけでなく、どこか心に幸福感を残してくれる音楽だと思います。
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