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ストーリーテラー・芭蕉

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朝から病院へ。血圧は徐々に下がりつつある。それでも140台-90台はあるのでまだまだ努力が必要。あと3キロぐらいは減量したい。薬の効果ではなく、生活改善により下げるのが理想である。

大きい病院なので暇つぶしに本を読んでいる。今日持っていったのは池内紀著『読書見本帖』。さまざまな作品を、角度を変えて読み取る試みが成されている。今日読んだのは『奥の細道』に関する一章。ある程度知られている事らしいが、『奥の細道』には、かなりフィクションが混ざっているらしい。例えば、泊まる宿は、各地の名士が用意してくれたかなり上質の宿ばかりだったのに、あばら家のような場所に疲れた身体を横たえるような「イメージ先行」の表現が多いとの事。「一家(ひとつや)に 遊女も寝たり 萩の月」という句が詠まれた経緯も、哀れな身分の遊女たちの身の上話を襖越しに聞いたのがキッカケのように述べられているが、そういう事実は皆無だったらしい。『奥の細道』と違って、随行した門人・曾良の付けた日記は簡潔明瞭で、芭蕉のフィクションを“暴く”証拠になるとの事だ。

もっとも、芭蕉は紀行文を目指したのではなく、詩的表現を重んじた叙情溢れる一編を残したかったのだろうと池内さんは説く。従って、旅の途中で詠まれた句ばかりで構成もされていないらしい。そういった事柄はもちろん、作品の素晴らしさを汚すものではない。池内さんの話は、芭蕉と曾良の関係にまで進むのだが、ここはあえて転記せずにおこう。

本日も弁天山公園でウォーキング。帰宅後は洗車した。明日は天草までドライブの予定。

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