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2017年12月

福岡買い付けの旅(2)

田口商店を出ると、辺りは暗くなり始めていた。ブックス・キューブリックに立ち寄った後、ジュークレコードへ。ここはある程度前の作品から置いてある。あぁ、こういうの在ったなぁとか、これは何となく記憶にあるなぁとか、自分の知識を総動員して(総を付けるほど大した事はないが)、さらに勘を働かせ、こっちの盤よりはこっちの盤かなぁと取捨選択するその過程が楽しい。体制の整った店舗での盤選びは、音楽に向かう時と同じぐらいに快感がある。ドバッと大人買いができるだけの経済力が無い事も、功を奏している。

リイシュー・レーベルの<エイス>ではなく、オリジナルの<エイス>のコンピ『シング・マイ・ブルース・トゥナイト』は、フロイド・ディクソン、チャールズ・ブラウン、Hボム・ファーガソン、エイモス・ミルバーンというラインナップ。他、ウィルソン・ピケット、エディ・フロイド、マック・ライス、ジョー・スタッブス、ファルコンズらをフューチャーしたデトロイト・ソウルのコンピを一枚。<テスタメント>の名シリーズ『マスターズ・オブ・モダン・ブルース』の、フロイド・ジョーンズ+エディ・テイラー編。サム・ディーズ、ダニー・ホワイト、ビッグ・ジョン・ハミルトン、ジョ・ジョ・ベンソン、ジョニー・アダムスらの<SSSインターナショナル>のコンピ。以上4枚を購入。

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すっかり、夜になり博多駅へ移動。疲れた身体に駅前の華やかなイルミネーションが沁みる。路上マーケットも開設され、バンド演奏も行われていた。すき焼きうどん定食で腹ごしらえした後、駅地下外のグルーヴィン・レコードへ。レイアウトが変更になり、全体量が増えた気もするが、黒物の量はあまり変わらず。『R&Bコンフィデンシャル・No.1』<エイス>(89)は<フレアー>レーベル物。シャーリー・ガンター、アイク・ターナー、エルモア・ジェイムス、サンダース・キング等。あと一枚は、『ウェスト・コースト・ギター・キラーズ』と題され、ラファイエット・トーマス、ピート・ルイス、ジョニー・ギター・ワトソン、ギター・ショーティー等の名が。

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さすがに疲れてきて、駅前のブックオフやHMVはほとんど通過しただけの感じ。丸善書店も音楽関連と、好きな文庫系をニ・三眺めただけで、後は時間まで休憩していた。持参していた田中小実昌さんのエッセイ集も読み上げる事ができた。それにしても、ブックオフは物量に対して、対象物に当たる確率が低い。今後は、時間がある時だけ覗くことにしよう。

以上で終了。早く隠居して、こんな旅を全国的に続けていきたいものだ。こういう疲労なら大歓迎。

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福岡買い付けの旅(1)

昨日は、福岡へ買い付けの旅。あれこれ計画は立てていたものの、なかなか予定通りに事は運ばない。大きなミスは、キャッシュ・カードを忘れてしまった事。今回は、家族とヨメさんのお友達と同行の旅だが、先方は、ジャニーズ嵐のコンサート@ヤフオクドームが目当て。博多の中心街・天神とどれぐらいの距離があるのか存じ上げぬが、一度合流を所望致す。ははー。

自分の責任とは言え、タワレコ選盤中は気もそぞろ。結局今回は、タワーでは買わなかった。気のせいか、行く度に黒物が縮小されてる感じも有り。店内にはストーンズの『オン・エアー』が流れていた。ちょっとベースの音が歪み気味に聴こえたが、実際はどうなんだろうか。

「サイゼリア」で、救世主御一行と食事を済ませ、古本屋の入江書店が近くにあったと頼りない記憶を頼り歩き出すが、脚が疲れるばかり。控えていた住所の付近まで来ると「グルーヴィン・レコード」に着いてしまった。やっと、本格的盤漁りができる。

アーマ・トーマス2000年作、ダン・ペン等プロデュースの<ラウンダー>盤『マイ・ハーツ・イン・メンフィス』、アメリカン・フォーク・ブルース・フェスティバルの未発表曲集『ロスト・ブルース・テープスVol.1』、レッド・ガーランド『グルーヴィー』を購入。

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その後入江書店に辿り着く。ここは音楽関係の書籍も揃っている。中村とうようさんの『大衆音楽の真実』も良い状態で在る。私は持っているので、福岡在住のその筋の音楽ファンの方どうぞ。店全体のスペースも品揃えも私好みである。米原万理さんの『偉くない「私」が一番自由』を購入。紙カバーもオツ。

次は田口商店へ。ここは全体的に設定金額が低めなので思わぬ拾い物に出くわす。黒物は少なめなので、ロック関係に手を出す事もある。今回はグレッグ・オールマンの97年作『サーチング・フォー・シンプリシティー』。この記事を書く際に気が付いたが、買った盤の表面にサインがある。「To名前 Gregg All」と書いてある。むむむ。もう一枚は、初めて聞くがドイツ製作のイギリス<フラッパー/パヴィリオン>産。「R&B、ロックンロールに至る道」というシリーズの一作目。ブラインド・ブレイク&チャーリー・スパンドを皮切りに、ハーレム・ハムファッツやサヴォイ・サルタンズ、ロゼッタ・サープ、ダイナ・ワシントン、ホット・リップス・ペイジ等興味深い面子。

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今回はここまで。また後日、続き書きます。

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グレッグ・オールマン

オールマン・ブラザーズ・バンドより、グレッグ・オールマン・バンドの方が好みである事が判明した。

Gregg Allman ~ Slip Away

https://www.youtube.com/watch?v=x-vRoZwLhxo

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Gregg Allman - At The Dark End Of The Street ( One of Duane's Favorite Tunes)

https://www.youtube.com/watch?v=evXhmt4h4O0

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I Love the Life I Live (OFFICIAL VIDEO) | Gregg Allman - Southern Blood

https://www.youtube.com/watch?v=C_nQKqGmrxg

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医者を呼んでくれ

「先生、時々発作的にテッド・テイラーを聴きたくなるんですけど、病気でしょうか?」

「かなりの重症ですね。まぁ仕方ないでしょう」

「ふむふむ」

「今日はとりあえずリトル・ジョニー・テイラーも出しておきますね」

「ぐふぐふ」

Call The House Doctor

https://www.youtube.com/watch?v=9xBobP_WvXM

ted & little johnny taylor + cry it out baby

https://www.youtube.com/watch?v=Re2SFvDM59g

Ted & Little Johnny Taylor...... FUNKY GHETTO

https://www.youtube.com/watch?v=Xw_vLcR88eA

Little Johnny and Ted Taylor - Walking the floor

https://www.youtube.com/watch?v=hRAtEg41AFc

Make up for lost time

https://www.youtube.com/watch?v=MYy_Mw4PbKA

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