チャールズ・ブラウンと深い暗がり
昨年購入したコンピ盤から、チャールズ・ブラウンの曲だけピックアップしてみた(エイモス・ミルバーンとの共演除く)。
マディ・ウォーターズは、「音符と音符の間の溝を表現しなければいけない」と言った。あの独特の深くて黒い空間は、<チェス>の音作りという側面もあるだろうが、良質のブルースに出会った時、常に感じる。本盤で聴かれるチャールズ・ブラウンのサウンドも、欝々としているようで艶があり、吸い込まれていくような深い暗がりが確かに存在する。ブルースは暗い音楽ではなく深い音楽。ファン各位には既定の事実だが、ここに気づかなければ、ブルースの面白みは無いのと一緒である。
Black Night
https://www.youtube.com/watch?v=-71jfEwX-xQ
Sing My Blues Tonight
https://www.youtube.com/watch?v=N9F_gdm1_9k
Trouble Blues
https://www.youtube.com/watch?v=PKMEzu5j-gA
LOVE'S LIKE A RIVER
https://www.youtube.com/watch?v=yKAH6VBm_F4
drifting blues
https://www.youtube.com/watch?v=fUyC2l--fSw
Merry Christmas Baby
https://www.youtube.com/watch?v=-RJJwk-Opw4
【オマケ】Merry Christmas, Baby, 1984 L.A.
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