ジャッキー・シェイン
2017年に<ヌメロ>からリリースされた編集盤でその存在を知った、トランスジェンダーのソウル歌手、ジャッキー・シェイン。
YouTubeをサーフィンしてたら、動くお姿が拝めました。
妖艶と言うのともちょっと違い、単純にカッコイイ。ソウル系の歌手には、女性歌手が男性的な迫力を見せたり、男性歌手が美麗なファルセットを聴かせたりと、ある意味「性」を超越したような所がある。「性」が逆転したり、ないまぜになったり。彼女はないまぜな感じと言おうか、その凛々しさは観る者を強く引き付ける。
ヒット曲の「エニイ・アザー・ウェイ」はやや女性的。
片や、「ドント・プレイ・ザット・ソング」は、ゴツゴツした男っぽさを感じる。
生まれた性別は男で、自分は女性であると悟ったが身体的に女性になる事はしなかったそう。偏見の多い時代でもあり、見世物扱いされたり、ギャングから脅されたりと苦難の道を歩んでいる。今回の<ヌメロ>のリリースがなければ、あまり知られる事もなかったであろう。
尚、彼女はまだ健在である。
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- ジャッキー・シェイン(2018.11.21)
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