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2019年3月

福岡の収穫結果(3/17)

最初にタワーレコードへ行った。頼みの<オールデイズ>コーナーも縮小気味で、結局は獲物なし。
他店の営業時間まで間があったので、ジュンク堂書店に向かう。途中で複数女性から嬌声が上がったので、ふと見ると、漫才コンビのミキがタクシーから降りてそそくさとビル内に入って行った。ごく普通の兄ちゃんたちだった。後で調べたらM-1関連のライブが行われていたようだ。実はウチの娘がミキ・ファンで、非常に悔しがっていた。ははは。
そんなこんなもあって書店の後グルーヴィン・レコードへ。
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●メアリー・ラヴの<ケント・ソウル>盤。●サイラス・ホーガンの『トラブル』。<Pヴァイン>経由の国内盤の方で、まだ読んでないが高橋英明さんの解説も楽しみである。●タイトルにそそられた感もある<アーフーリー>盤の『ドント・ユー・フィール・マイ・レッグ』。これは聴き終えた。クセのある声と歌い方が面白いブルー・ルー・バーカー、アンニュイ系のウィー・ビー・ブーズ、真っ直ぐな歌唱のベイビー・ディー、<アポロ>3人娘のコンピ盤だ。手堅い演奏陣が盛り立てるのも印象的。ジャズとブルースの蜜月時代の賜物である。
毎度福岡の締めはジューク・レコード。●ステイプル・シンガーズ『フリーダム・ハイウェイ』。<ソニー>のコンピ盤の方。●ユージン・エヴァンス、グロリア・ウォーカー、ビリー・ソウル、パターソン・トゥインズ、トーマス・ベイリー、コディ・ブラック、サム・ベイカーら<ハリウッド><フェデラル><デラックス>のコンピ。<ケント・ソウル>盤。●日<アーカイヴ>(よく知らん)の「ロバート・クラム・コレクション」の一枚『ホウカム・ボーイズ』。オリジナルは<シャナキー>発のよう。●<Pヴァイン>紙ジャケのリル・サン・ジャクソン。60年の<アーフーリー>録音。聴き終えた。行ったことはないが、テキサスの夕暮れ時の抜けかけた暑気を思わせる。This is BLUES!!!
今回は少なめだったが、まぁこんなもんでしょう。タワレコの衰退(超個人的意見)が残念。あぁ、ディスクユニオンがほしい・・・。

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泉山真奈美さんの一冊

今日はマイカーを点検に出したり、ショッピングセンターに行ったり、私にしては活動的だった。車を引き取った後、なかなか行き出せなかった古書店「タケシマ文庫」へと。

店内は雑然としており、注意して歩かないと背後の本の山を崩したりしそうだ。ジャンル分けも大まかにはできているが、キッチリとまではしていない。実は、こういう感覚の本屋は好きで、背表紙の追い甲斐がある。例えば、「汽水社」みたいに判りやすく整理され、一冊一冊の状態も比較的良い本屋のタイプとは違う感じだ・・・結果的には双方とも内容が充実しているので、満足感は味わえる。
懐かしい名前、泉山真奈美さんの2001年<ロッキング・オン社>から出ていた『DROP THE BOMB!!』を見つけた。
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泉山真奈美さんは、マーヴィン・ゲイ・フリークとしても著名で(もちろんそれだけではないが)、『ホワッツ・ゴーイン・オン・デラックス・エディション』の解説の、偏愛とも評された細かく熱い文章は白眉だった。実は、SNSでご交流頂き、私みたいな素人でも気を遣って対応して下さっていた。しかし、ネット検索すると彼女に批判的な意見も散見され、気の毒な感じもあった。一本筋の通ったガンコな人なので反発も受けやすいのかなと思う。
70年代ソウルを基点とするなら、泉山さんは新しい世代、私は旧世代方向を主に向いているが、ブラックミュージック好きは変わらない。最近、お名前を聞かないが、2015年には洋楽の訳詞集を出されている。しばし、感慨に耽ろう。

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本日の収穫

本日はゆめタウンはません店へ。いつもの紀伊國屋書店へ行き、『ブルース&ソウル・レコーズ』の最新号を購入。

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『レコード・コレクター紳士録2』を立ち読みしていると、ヨメさんが「あっちにCDが並んでるよ」と。確かにCDとDVDのワゴンセールをやっていた。あまり期待せずに掘っていると、サニーボーイ"ジョン・リー"ウィリアムソンの<ウルフ>盤があった。こんな珍しい事もあるんだなあ。
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