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泉山真奈美さんの一冊

今日はマイカーを点検に出したり、ショッピングセンターに行ったり、私にしては活動的だった。車を引き取った後、なかなか行き出せなかった古書店「タケシマ文庫」へと。

店内は雑然としており、注意して歩かないと背後の本の山を崩したりしそうだ。ジャンル分けも大まかにはできているが、キッチリとまではしていない。実は、こういう感覚の本屋は好きで、背表紙の追い甲斐がある。例えば、「汽水社」みたいに判りやすく整理され、一冊一冊の状態も比較的良い本屋のタイプとは違う感じだ・・・結果的には双方とも内容が充実しているので、満足感は味わえる。
懐かしい名前、泉山真奈美さんの2001年<ロッキング・オン社>から出ていた『DROP THE BOMB!!』を見つけた。
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泉山真奈美さんは、マーヴィン・ゲイ・フリークとしても著名で(もちろんそれだけではないが)、『ホワッツ・ゴーイン・オン・デラックス・エディション』の解説の、偏愛とも評された細かく熱い文章は白眉だった。実は、SNSでご交流頂き、私みたいな素人でも気を遣って対応して下さっていた。しかし、ネット検索すると彼女に批判的な意見も散見され、気の毒な感じもあった。一本筋の通ったガンコな人なので反発も受けやすいのかなと思う。
70年代ソウルを基点とするなら、泉山さんは新しい世代、私は旧世代方向を主に向いているが、ブラックミュージック好きは変わらない。最近、お名前を聞かないが、2015年には洋楽の訳詞集を出されている。しばし、感慨に耽ろう。

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コメント

ネット漂流中偶然本ページを拝見しました。
私、この作者泉山氏には過去にあるBlack読本でかなり騙されました。この方に偉大なるAmerican Black Musicを聞き分ける力量はあるのか程々疑問でした。紹介されたお皿はほとんどがクズ同然のブラコンもの。後半はこういう方が日本の黒人音楽評論活動していることに滑稽さを感じましたが。鈴木啓二氏の爪の垢でももらったら。っといった感でした。乱筆失礼しました。

投稿: 通りすがり | 2019年7月26日 (金) 20時30分

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