たな上げ
恥ずかしい記憶は消え去らない。
小学校のホームルームの時間か、何らかの話し合いの場だった。私がある発言をしたら、ひとりの女子が「〇〇くんは自分の事を棚に上げていると思います」と指摘された。聡明な女子だったので説得力があり、わたしはとにかく恥ずかしかった。
しかし、本人としては、そんな気はなかったと思う。自分自身の自分勝手さには意外と気づかないものだ。自己弁護ではないが、小学生なら尚更だ。
この経験は、ある種"教訓"にはなった。意見を思い付いても、果たして自分にその意見を言えるだけの"資格"があるのかというためらいの気持ちが少なからず出るようにはなった。それでも、勢いで言ってしまい、後で反省する事もある。
誰しも、意見を述べたり自己主張をしたりする時、うっかり自分の事を棚に上げてしまう可能性はある。要はそれに気付けば良い話だろう。
なんでこんな事を書いたかというと、国際問題でも社会問題でも、ニュースの主役になっている"過激"な人達を見ていると、自分勝手の極北にいるような、そんな感じがしたからだ。
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