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勉強の哲学

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●千葉雅也著『勉強の哲学 来たるべきバカのために 増補版』<文春文庫>(20)


 


 



学校の勉強に限らず、知識の習得に必要な、意識の持ち方から実践に使えるツールまで述べられている。学習意欲のある人や、社会人としての教養を身に付けたいという人向けではあるのかも知れないが、実は今の世の中で全般的に感じ取れる「勉強不足」に対する警鐘も込められている気がする。




先ずは自分の所属する環境のノリにあえて乗らない。逆に言えば環境のノリに乗っていると「勉強モード」にはならないという事だろう。ネット・ニュースやSNSなどに絶えず流れる情報に乗ってしまうのも悪例として上げられている。



環境のノリに乗らず立ち止まる姿勢をアイロニー(ツッコミ)と名付け、環境から大きくずらす姿勢をユーモア(ボケ)と名付けて「ノリの悪い人」を目指すのが深い勉強の始まりであると。




更に、言葉の意味や使い方を正確に行う「言語偏重の人」になる事。自分自身が無意識に拘っている「享楽的こだわり」をあぶり出す為に「欲望年表」を作成してみる事。自分の感覚だけで取捨選択しないよう、小説的な描写を心がけた日記の作成。入門書や専門書の選び方からノート術など、多岐に渡り、徹底して論じられている。




私個人としては、年表作成をスタートしてみたが、まだまだ。手書きのメモ活用や日記に至っては中々進まない。取り敢えずは「言語偏重」を意識した読書等試みている。

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