2021年11月
2021年11月28日(日)
7時15分起床、約7時間半の睡眠。体重74.0kg。朝はレーズン食パンとインスタントコーヒー。朝灯油を買いに行った時は車のブレーキの異音はしなかったのだが、ショッピングセンターへ向かい10分ほど走るとやはり音がする。予定通り車を引き取りに来てもらった。
ショッピングセンターでは、カスタードケーキとサブレの安売りに長蛇の列。私も並んでごっそり買ってきた。お昼は冷凍食品、炒飯と上海焼きそばをヨメさんと分けて食べた。テレビで女子駅伝観戦。車は残念ながら我が家に持って来ている途中で音が鳴ったとの事で再度預かってもらう。どうしたものか。
夕食は、赤飯、カマの塩焼き、豚肉と大根と揚げの煮物、ブロッコリー。本日は夜から仕事につきビールは飲めず。明日だ。
2021年11月27日(土)
2021年11月23日(水)勤労感謝の日
2021年11月21日(日)
レコード棚を順番に聴いていく計画 Vol.79
[88枚目]●ジャネイ『サタデイ・ナイト』<イルタウン/モータウン>(97)
※本文を書くに当たり、出田圭さんのライナーを大いに参考にしています。
94年発売の1stアルバムが話題を読んだ後の2ndが本盤。1stの充実度は高い評価を受け、現代R&Bの名盤をリストアップする際には、必ずと言って良いほど登場する。本盤も彼女たちの実力が十分発揮された一枚であり、アルバムの発表が本盤で途絶えているのは、不思議でもありそれなりの理由があったのではと勝手に推察してしまう。
レネー・ヌーフヴィルとジーン・ノリスが出会ったのは、フィラデルフィアのテンプル大学。DJジャジーF&ザ・フレッシュ・プリンスの「サマータイム」などに参加した後、ザ・45キングを中心に立ち上げられ、後にクイーン・ラティファが中心となったユニット「フレイヴァー・ユニット」の一員に。ノーティー・バイ・ネイチャーも参加していた同ユニットは、所謂「ソウル・ルネッサンス」という黒人音楽の新しい動きを促進した一団でもある。そういった背景を考えると、ジャネイの音楽にトレンディーでありながら確固たるポリシーを感じるのも肯ける。
1stでも全面的にプロデュースしたノーティー・バイ・ネイチャーのケイジーが、本盤でも協力している。余談だが、私はケイジーのプロデュース作品が好きで、知らないミュージシャンでもケイジー関連作だから買ってしまうという事が何度か有った。特にタメの効いたリズムを中心に展開する部分が気に入っている。本盤でも十分味わえる。
ジャネイはスタイリッシュでクールなイメージで捉えられがちだが、しなやかな力強さがあり、ハーモニーの美しさが絶品で、繰り返し聴きたくなる良い意味での麻薬性がある。更に2人とも作詞作曲が出来る為、サウンド・プロデュース能力にも長けている。本盤だと、①~⑦と⑰がレネーの作詞、⑪⑫がレネーの作詞作曲、⑩⑬⑮がジーンの作詞作曲、⑭が共作の作詞にジーンの作曲。関わっていない⑧⑨がカバー曲となる。
①アシュフォード&シンプソン「イット・シームス・トゥ・ハング・オン」をさりげなく使った曲。②力強さと美しさのジャネイの魅力が存分に味わえる。ファンキーなタッチも潜んでいる。③ベースのメリハリが効いている。ギターとピアノの"装飾"も良い。⑤端正なハーモニーで始まり、乾いたドラムと弾むベースの中を低音から高音まで歌声が舞う。⑥アンタッチャブルズのエディF.の作曲&プロデュース。親しみやすいメロディーだ。⑦ヒューバート・ロウズ「ホワット・ア・ナイト」をサンプリング。声の張り具合が心地好い。⑧シック「グッド・タイムズ」をカバー。シックとジャネイには共通したものを感じるが、良い意味で裏切っている。重めのリズムを基本にヴォーカルも元気に跳ねている。⑨ビリー・ジョエル曲のカバー。ビリーの作る曲に込められた、独特の愁いを上手くR&B化している。
⑩静かなバラード。ここでもヴォーカルとハーモニーの魅力は発揮され、ありきたりの曲では終わっていない。⑪ジャズ的トランペットに始まり、ささやくような声の交歓が曲のベースとなる。⑫⑬とゆったりした曲が続く。⑬は、解説でベイビーフェイスやブライアン・マクナイトもたじろぐと書かれているが、確かに美メロ。⑭は静かな盛り上がりを見せる。⑮も美メロ曲と言えるだろう。ハーモニーも美しい。⑯ウィル・ダウニングとナジェー(フルート)が参加。ボーナストラックの⑰は、バラードの連続から目を覚ますようなダンス・チューン。イージー・モー・ビーがプロデュースでラップも彼ではないかとの事。
オリジナル・アルバムが途絶えても客演は多かったようで、なるほどこのハーモニーなら誰しも惚れ込み使いたくなるだろう。
2021年11月7日(日)
朝はトーストと目玉焼き。風呂掃除を丁寧に。郵便局に行った後、娘を降ろし、100円ショップへ。印鑑とツマミ一袋。続いて道の駅へ。サツマイモ高系14号購入。11月辺りから美味しくなり始めるとテレビ番組で言ってた。
ヨメさん待望の雑誌が発売されてないかと書店巡り。残念。ショッピングセンターで、卵ゲット企画でゴルフボールの掴み取りにチャレンジするも4個に終わる。ショッピングセンター内で豚焼きそば。キャベツ焼きそばって感じ。
プロ野球のクライマックスシリーズは、巨人とロッテがファイナル・ステージへ。夜はおでんとホルモン煮込み。
暑いぐらいの一日だった。明日から仕事は忙しくなるもよう。
【映画】リスペクト
アレサ・フランクリンの人生を、実に丹念に表現した映画だ。
三つ子の魂なんとやらで、幼い頃の経験(喜びも悲しみも)が彼女の人生における光となり影となり表出しているのがよく解った。人前で歌い喝采を浴びる喜びを感じる一方、愛情深いが厳格で絶対的だった父親の存在や、優しく音楽の素晴らしさを教えてくれた母親の死、年端もいかぬ状況での妊娠などなど。
父が売り込んだコロムビアレコード時代、ヒット曲に恵まれなかった状況から、アトランティックレコードのジェリー・ウェクスラーや、フェイムスタジオの面々との出会い。間でのダイナ・ワシントンの強烈な教訓も、目の鱗を剥したに違いない。一方、父親を裏返したようで実は似た部分も感じるテッド・ホワイトとの愛憎半ばする関係。不世出のシンガーをマネージメントというかコントロールしようとしていたのも悲劇の一因ではなかろうか。黒人音楽ファンとしては、ソウル・ミュージック伝説の一場面として語られる、フェイムの連中とのフィーリング任せで曲を創り上げていくシーン。ドラマチックな展開であるだけでなく、黒人音楽の本質をちらつかせている。
スター街道を進む中で、さまざまな曲が取り上げられているが、歌詞が彼女の経験や思いをいかに投影しているかという事実に気付く。スムーズに理解できる巧みな構成だ。そして、苦しい時代も率直に映像化する事で、作品の深みが増している。『アメイジング・グレイス』に至った背景と意味合いも知れて良かった。
アレサは生前、自分の役をやるならジェニファー・ハドソンにと指名していたとの事。ジェニファーもピアノの特訓など、アレサに成り切る努力を惜しまなかったとか。確かに、歌い方もかなり寄せているし、演技そのものも鬼気迫るものがあった。
素晴らしい一編だった。
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