ドゥ・ザ・ブルース!
※本文を書くに当たり、秋元伸哉さんのライナーを大いに参考にしています。
①最も音圧が強い曲を最初に持って来たのではないかと思うほど強烈!②変幻自在なギター。③重量感のあるベース音に切れ味鋭いギター。本盤の基本形だ。④ゲイトマウス・ブラウンのハープ・プレイが聴けるというだけでも貴重な曲。さすがは何でもござれのマルチ・ミュージシャン。しかも全ての楽器演奏のレベルが高い。⑤強烈なブギ・ビートに始まり、後半に圧巻のギター・プレイ。サックスも良い。⑥自然な歌い口で熱量十分なエディ・ボイドのヴォーカル。間合い抜群のロックウッドがバックアップ。⑦ミシシッピ州立刑務所内にて録音。ハープもギターも聴き応えあり。突進力は今ひとつだが、その分いなたさが味わい深い。⑧ギターはニューオーリンズのウォルター・ネルソン。⑨レイ・チャールズとギター・ブルースという妙な取り合わせ。NY進出前にヘンリー・ストーンの下で録音したそう。ギターが本人かどうかは不明。やや無難か。⑩どっちかと言えばまったり系が続いた後、豪快路線に戻る。重厚なベース音に支えられ、終始ギターが弾きまくる。
⑪ボブ・マーリーとは無関係。ジミー・スプルーイルのギター。⑫快適なジャンピン・サウンド。ギターはジミー・ノーランらしい。サックスやピアノも光る。⑬変則?シカゴ・ブルース。女性の声が洞窟の奥から聞こえてくるような。ダミ声ヴォーカルもほど良い。ハープはキャリー・ベルではないかと。<ワンダーフル>傘下の<Mパック>からのリリースというのも貴重。⑭ギターにエディ・テイラーとフロイド・ジョーンズをフィーチャーしている贅沢さ。ピアノはレイジー・ビル・ルーカス。本人は、ハープ、ヴォーカルとも突き刺すような感じでグッド!⑮さすがの秋元さんもヴォリュームを下げるという迫力。リトル・スモーキー・スマザーズの兄。⑯一転して正統ブルース・フロム・デトロイト。⑰テキサス・ホンカーのナイスなシャッフル。ピー・ウィー・クレイトン参加か?⑱トランペッターのせいかジャズっぽい出だしだが、アイク・ターナーと思しきギターが絡む部分が一番の聴き所か。⑲ルイジアナのブルースマンらしくスワンプ感が溢れる。デビュー・シングル。⑳ワイルド・チャイルド・バトラー。⑲に続くサザンビートでアルバムは閉じられる。アラバマ出身のハーピスト。
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