Books

勉強の哲学

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●千葉雅也著『勉強の哲学 来たるべきバカのために 増補版』<文春文庫>(20)


 


 



学校の勉強に限らず、知識の習得に必要な、意識の持ち方から実践に使えるツールまで述べられている。学習意欲のある人や、社会人としての教養を身に付けたいという人向けではあるのかも知れないが、実は今の世の中で全般的に感じ取れる「勉強不足」に対する警鐘も込められている気がする。




先ずは自分の所属する環境のノリにあえて乗らない。逆に言えば環境のノリに乗っていると「勉強モード」にはならないという事だろう。ネット・ニュースやSNSなどに絶えず流れる情報に乗ってしまうのも悪例として上げられている。



環境のノリに乗らず立ち止まる姿勢をアイロニー(ツッコミ)と名付け、環境から大きくずらす姿勢をユーモア(ボケ)と名付けて「ノリの悪い人」を目指すのが深い勉強の始まりであると。




更に、言葉の意味や使い方を正確に行う「言語偏重の人」になる事。自分自身が無意識に拘っている「享楽的こだわり」をあぶり出す為に「欲望年表」を作成してみる事。自分の感覚だけで取捨選択しないよう、小説的な描写を心がけた日記の作成。入門書や専門書の選び方からノート術など、多岐に渡り、徹底して論じられている。




私個人としては、年表作成をスタートしてみたが、まだまだ。手書きのメモ活用や日記に至っては中々進まない。取り敢えずは「言語偏重」を意識した読書等試みている。

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図書カードの収穫

書評投稿サイト『本が好き!』さんから頂いていた図書カード2,000円分をようやく使った。


 


いつも購入している『ブルース&ソウル・レコーズ』誌の最新号と、『本の雑誌』のバックナンバー(2月号)を購入。『本の雑誌』は大抵立ち読みで済ませているが、本号の特集が「街ノンフィクションを読め!」という興味ある題材だったので。図書カード利用で手出しは713円と相成る。


 


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たましいの場所

歌や文章の魅力は、歌手や筆者の人間性が伝わるところだろう。本書も早川義夫さんが全てをさらけ出していて、込められた思いに肉迫する事ができる。
題材は、歌や音、評論家、哲学者小林秀雄や池田晶子の寸言、純粋なエロに基づく恋愛観、書物、家族や知人、動物たち等々、自らの周囲に正対し、考察と言うより自分の感性で反応して言葉が紡がれている。
しゃちこばったものではないが軟弱でもない自分の信念を大事にして、尚且つ自分の厭な部分も見詰める姿勢は、簡単に真似のできる事ではない。しかし、感性主導の姿勢は誰もがある程度は試みる事ができる。しかししかし、早川さんのように、さりげなくも徹底はできない。
近いようで遠い存在、それだけに、読むたびに新しい発見があり魅力的なのだ。

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鷲田清一著『二枚腰のすすめ』

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●鷲田清一著『二枚腰のすすめ』<世界思想社・教養みらい選書>(20)


 


悩む人は気持ちが行き詰っている。ネガティブな思考は硬化する一方で、中々軟らかくならない。ああでもないこうでもない、あちらでもないこちらでもない、と出口へのキッカケさえつかめず堂々巡りの状態に苦しんでいる。

読者としては、気分的に叱咤激励してあげたいところだが、鷲田さんは実にしなやかに言葉をかけておられる。穏やかな筆致なのだが、悩みへの共感の思いは伝わるし、的確な指摘も読み取れる。そっと肩を抱きながらも背中を押しているような、優しさと力強さを感じる。

よく登場するアドバイスの一つに「周りに目を向けなさい」というのがある。自分の頭の中だけで解決しようとすると本来目を向けるべきものに気付かない。自分がやりたい事の何が他人の為になるのかという考えや、自分にストレスを与える存在の立場になってみるとか…考えの角度や方向を変えてみる事で、行動に移せる面はあるかも知れない。

悩みのタネの逆パターンを考えてみるというのも、相談者の目のウロコをはがす手立てになりそうだ。これがいわゆる「二枚腰」の基本的なスタイルだ。物事には二面性があり、相談事の行く末を案じ過ぎて煮詰まっている相談者に別の可能性を披露している。

ひとつの問題の原因をひとつに固定してしまっている相談者には、人生の流れには好不調のリズムがあり、「不運続き」というのは自分がそう思ってしまっているからと仰る。これもまた物事の二面性を語っている。

鷲田さんは、相談への「回答」より相談に「乗る」という姿勢で臨んだ。実は、相談する側も悩み事に「乗る」姿勢が必要ではないかと。自分はどうすべきかに頭が向かい過ぎ、実は悩み事に正対していない、悩み事を深く考察していない場合もある。自ら悩みに「乗る」事が行動に繋がるのではないかと思う。鷲田さんも、「あなたはまだ何もしていない内から悩んでいる」と指摘されている場面もあった。

さて、読んでいて他人事に思えない悩みもあれば、努力すれば案外簡単じゃないかと思うものもある。ドシッと重いものもある。これも考えてみれば私の興味の向く方向や、考察の甘さがもたらすものだろう。全ての悩みには「乗り切れてない」からだろう。

誰しも自分の人生に完璧に乗っている人はいないのではないか。少しでも自分らしく「乗る」為に我々は生きているのだろう。


 


 

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スタックス・レコード・ガイド・ブック

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スペース・シャワー・ブックス、初版2018年。『ブルース&ソウル・レコーズ』編。執筆陣は新井崇嗣、出田圭、岩間慎一、小出斉、鈴木啓志、林剛、日向一輝、平野孝則、濱田廣也の各氏。

 

メンフィス・ソウルの代名詞とも言える<スタックス>でリリースされた、ほぼ全てのアルバムを紹介している。<スタックス>を知る為の10のキーワードを冒頭に、レーベル・カラーで「ブルー期」「イエロー期」と分けてのアルバム紹介。再建された後にも言及。重要ミュージシャンはまとめて紹介し、編集盤や関連人物にも丹念に目を向けている。<スタックス>に関する一級の事典で、読み物としても面白い。

 

 

 

 

 

 

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『BSR』誌エルモア・ジェイムズ特集号

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●エルモア・ジェイムズ特集は、ディスコグラフィーに沿ったレーベル遍歴を軸に、不世出の音楽人生に迫る。また、ワダマコトさんによるサウンド解説も興味深かった。ラジオの修理を生業としたエルモアの発想と技術を生かされどのようにギターが改造されたのか。爆音の秘密が明かされる。

 

●アナーバー・ブルース・フェスティバルの秘蔵音源が発表されたのに合わせ、運営者が語るフェスへのインタビュー記事も面白かった。フェスの実情や、ブルースマンの素顔から内容の濃いイベントだった事がうかがえる。

 

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●「語りたい逸品」の秋元伸哉さんご紹介のキャデラック・ベイビーの作品集、ますます欲しくなる。

 

●中河伸俊さんによる「Food For Real Life」。デイブ・バーソロミューの「モンキー」の邦訳。こんなに解りやすく奥の深い歌詞だったのか。

 

●付録CDは、エルモアの69年発編集盤『ザ・レザレクション・オブ・エルモア・ジェイムズ』。

 

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Hawaiian Boogie (Version 1)

 

Quarter Past Nine

 

Sho' Nuff I Do (Alternate Take)

 

Early in the Morning

 

One More Drink (Take 1)

 

Strange Kinda Feeling (Take 5)

 

Make My Dreams Come True (Take 2)

 

LATE HOURS AT MIDNIGHT

 

Elmo's Shuffle (Take 5)

 

Can't Stop Lovin'

 

MAKE A LITTLE LOVE

 

Hawaiian Boogie (Version 2)

 

 

 

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ミシシッピ=アメリカを生んだ大河

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●ジェームス・М・バーダマン著、井出野啓貴訳『ミシシッピ=アメリカを生んだ大河』<講談社選書メチエ>(05)


 


アメリカ全土の地図を眺めると、ほぼ真ん中を縦に走る亀裂のように存在するのがミシシッピ川だ。

著者曰く、アメリカ東海岸と西海岸は話題に上る事が多いが、ミシシッピ川周辺で起こった事柄もアメリカ史を語る上で重要である。むしろ「アメリカの心臓部」と呼ぶべき地域であると。

流域面積でいけば、アマゾン川、コンゴ川に次ぐ世界第三位のミシシッピ川は、曲がりくねりの厳しい部分があったり、川底の深さもまちまちだったりする難敵である。探検の時代から、水上交通に必要な船の研究、橋の建設などの開発史から話は始まる。

次に、ジャズの発祥地ニューオーリンズや、ブルースの重要地域であるデルタ地帯を詳説。

南北戦争や、奴隷解放の歴史を交えて、マーク・トゥエインやフイッツジェラルドといったアメリカ文学の柱となる作家たちの話。他にも興味深いアメリカの歴史が語られている。

私は黒人音楽が好きなので、ニューオーリンズやミシシッピ・デルタ、更にはメンフィスやシカゴの音楽史におけるポジションは興味はあり、ある程度ミシシッピ川の存在意義とともに理解はしている。本書によって、更にその興味の範囲は広げられた感じだ。


 


 

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ヒトのオスは飼わないの?

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●米原万理著『ヒトのオスは飼わないの?』<文春文庫>(05/初版01)


 


タイトルと言い、南伸坊さんの表紙イラストと言い、軽妙でユーモラスなエッセイ集を連想する。確かにそうなのだが、稀代の名文筆家はそれで終わらない。深い感情移入と洞察力、思考力、表現力で読む者の手を止めさせない。



ペットとして飼われる犬や猫は、どのようにして飼い主や人間に馴染むのか。自分の居場所だと確信したらどういう風に態度が変わるのか。他の犬猫から教わる事でどのように成長していくのか。新しいペットが登場したらどのような思いを抱き、行動するのか。


時に可愛らしく、時に哀感をにじませ、時に感心させる。愛情がしかと通じたり、逆に動物たちの思惑に沿えなかったり、硬い言い方をすれば動物行動学のテキストとも言える。


ハラハラドキドキの展開、悲しい展開、ちょっとミステリアスな展開もあり、またしても米原節に時を忘れた。彼女の作品に親しめば親しむほど、彼女がこの世に居ない淋しさが募る。


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『BSR』誌151号(2月号)モータウン特集

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モータウンのレコードガイドを61年から67年と区切ったのは、モータウン・サウンドのエキスを抽出した形になっているかと。以前から好きなマーヴェレッツやヴァンデラスのアルバムも、改めて整理がついた。


中河伸俊さんの『Food For Real Life』拡大版は、スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズの「アイ・セカンド・ザット・エモーション」。タイトルの思わぬ成り立ち、「セカンド」の意味合い等とても面白かった。スモーキーの他の作品にも触れられて、彼の作詞のセンスが窺えた。



『語りたい逸品』中田亮さんご紹介の、話題のJBライブ盤、小出斉さんご紹介のピードモント・ブルース集、ともに面白そう。


佐々木秀俊さん+高橋誠さん『ゴスペル・トレイン』で取り上げられた、初耳のユタ・スミス。何と背中に大きな白い翼を付け、初めてエレキ・ギターを使用したという説教師。興味が尽きない。


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ICHIさんの『チタリン・サーキット最前線』。T.J.フッカー・テイラーとの「ブルース」に関する対話から、自らの経験と合わせて紡がれる、ブルースの変遷や、ビジネスとしての音楽活動への思いがよく伝わった。


付録CDは個人的にはそうでもない。せいぜい、アイケッツ。


 


Rev Utah Smith - Two wings


 


The Ikettes I'm So Thankful


 


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黒人差別とアメリカ公民権運動

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●ジェームス・М・バーダマン著『黒人差別とアメリカ公民権運動』<集英社新書>(07)

https://books.shueisha.co.jp/items/contents.html…

黒人音楽を趣味とする私は、黒人文化や人種差別問題等に関しても気にはなっている。ジム・クロウ法、ローザ・パークス、バス・ボイコット、NAACP、キング牧師、KKK、アーカンソー州リトルロック、シット・イン、フリーダム・ライド、ジェイムズ・メレディス、ウィー・シャル・オーヴァーカム、アラバマ州バーミングハム、教会爆破、ケネディー大統領暗殺、長く暑い夏、ワシントン大行進、ミシシッピ・バーニング、マルコムX、アラバマ州セルマ・・・などなど知識としては捉えていた。


しかし、本書を読んで、各事柄の把握が不十分なのを痛感した。もちろん一読して完璧に把握できたとは言い難いが、丁寧に描かれている事でより深く理解できたのは事実だ。「名もなき人々の戦いの記録」と副題にあるように、大局的な、歴史的政治的流れを背景にしながらも、一般の社会人や学生の言動を主体に描かれている為リアリティーを感じたのも一因だろう。

さらに、各事案のあらましは、学術的考察というよりストーリーテリングの感触で語られる。その為映画のような衝撃を伴う。闘争というより戦争であり、悪役の底意地の悪さは、フィクションでは逆にやり過ぎと言われそうな非情さを生み出している。

これらが実際に起きた事であると改めて気づくと、怖ろしさとやるせなさに包まれる。人種差別についてはある程度改善されてはいるものの、日本でも話題になっているヘイト問題などを合わせて考えると人間の醜い部分を見せつけられ、逆に、光明が見える箇所では人間の果てしなき勇敢さも感じる。

 

 

 

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