2024年2月9日（金）空から何かが降ってきた

晴れ。寒い。石油ストーブをひさしぶりに点けた。朝食は、じゃりパン（コーヒークリーム）半分、デニッシュベーグル、はちみつバターパン、ほうれん草のおひたし、インスタントコーヒー。

ウォーキングの終了間際、来ているジャンパーコートの左肩にポタッと音がした。雨は降っていないので、鳥のフンなのは間違いない。車に乗った後、ティッシュで拭こうと思いコートを脱いだ。確かにフンが付いていたのだが、違うものもあった。これがよく判らない。魚の背骨の一部のようだが微妙に違う気もする。しかも、この大きさだとフンと一緒に排出された感じでもない。よほど大きい鳥なら別だが。もしかしたら、くわえていた骨を、フンと同じタイミングで落としたのかも知れない。正体不明の面白さ。

熊本は、明日あたりから花粉が飛びはじめるらしい。こればっかりは降ってきて欲しくない。

お昼は、高菜チャーハン、キャベツと玉ねぎとジャガイモの味噌汁、丸天、ブロッコリーの茎の浅漬け。食後に、フルーツサンドクッキー、ミニ黒棒。

夕食は、ハンバーグ、豚肉と大根の煮込み生姜入り、ブロッコリー。食後にチョコナッツバー。

明日から3連休ですか。年金暮らしには関係ない。ところで、バイトのマニュアルそろそろ来んかな。

♪ Champion Jack Dupree - Rub A Little Boogie

にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村

2023年9月9日（土）甘い蜜、苦い汁

晴れ。朝食は、ウグイス豆あんパン、栗あんパン、インスタントコーヒー。

馴染みのショッピングセンターへ。食材や明日のバイト用のパンなど購入。娘がくじ引きで500円の商品券を当てた。娘は小さい頃、たまごっちを当てた事があり、それ以来ここぞというくじ引きの時には引かせる。まあ、そんなに上手くいくものではないが、結構何回か当てている。

お昼は回転寿司。

人生において、甘い蜜を吸う経験と苦汁をなめる経験のどちらが多いかと言うと後者の方が多く思える。いや、ほとんどそちらと言っても過言ではない（私だけか？）。辛い経験の中で嬉しい事があると、より嬉しく感じるとも言うし。

また、生まれた条件により甘い蜜吸い放題の人生を送る者も居る。若い頃はそういうのも羨ましく思ったりしたが、歳を重ねるとあっさりした味を好むのと一緒で全く羨ましくない。そもそも、他人に対して羨ましいという感情が薄れた。結局、大して苦い汁を飲まなくなったからだろう。そして、甘い思いもしないから、他人に対して素直な気持ちで接する事が出来るようになったのではと思う。

夕食は、ギョーザ、ピザ風焼き茄子。最近では珍しい2日連続アルコール。

明日はバイト。苦い汁を飲まなければ良いが。

♪ Champion Jack Dupree - Junker's Blues

 

にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村

日本語で感じるブルース

チャンピオン・ジャック・デュプリーの『ニューオーリンズ・バレルハウス・ブギー』。＜ソニー＞の＜ルーツン・ブルース＞シリーズで、93年にリリース。40～41年、彼の最初期の録音集だ。

「チャンピオン」の呼び名は伊達ではなく、ボクシングの腕も相当なものだったよう。力強いピアノの響きに、腕っぷしの強さを連想してしまう。

内容の良さに加え、編集盤として、ブルースの魅力を日本語で伝えようとする姿勢にも触れたい。こういう場合ギクシャクした訳もあったりするが、風情の伝わる良訳である(沼崎敦子さん)。タイトルも全て邦題で、私のように英語が不慣れな人間には歌世界がぐっと身近に感じられ嬉しい。

特に訳さなくても意味は通じるが、日本語にする事で味わいが増す例は、5曲目「黒人女のスウィング」"Black Woman Swing"、あるいは「だいじょうぶだよ」"That's All Right"あたりか。最も感心したのは、本盤唯一のトラディショナル曲"Oh, Red"を「ああ、レッド」と訳す感覚。なるほど、英語での「オー」は正確な日本語では「ああ」或いは「嗚呼」となるはず。ブルースならではの詠嘆調とも言える。

現代ではあまり使われない日本語を使った例では"Junker Blues"を「ぽんこつブルース」(憂歌団の曲名にありそう)、"Hurry Down Sunshine"が「早く沈め、おてんとさん」と訳されている。歌詞もきちんと訳してあるが、詩を感じる素養が私には無いので、読みが甘いかも知れないが、おてんとさんに向かって早く沈めと願うのは、「明日になれば何とかなる」というささやかだが切実な希望の表れではなかろうか。おてんとさんという太陽を人格化したような表現が、より距離を近づけ現実化させたい思いを感じさせる。

詩的な表現としては"New Low Down Dog"が「新・卑劣な犬」。なんとも面白い。

※リンクを貼っている曲名の中で「雑草あまたの女」となっているのは「雑草あたまの女」が正解。たぶんハッパまみれの女とかそんな感じでしょうか。次に原題の曲名を貼っておきます。

♪黒人女のスウィング

♪だいじょうぶだよ

♪ああ、レッド

♪ぽんこつブルース

♪早く沈め、おてんとさん

♪新・卑劣な犬

にほんブログ村