CUSTOM

ソウル・イズ・アライヴ!

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●Rockedge&beetnic『ソウル・ミュージック・ラヴァーズ・オンリーvol.3』<マジックスティック>(11)

http://locosoul.net/?pid=54783218

横須賀の老舗ソウル・バー『カスタム』の、30周年を祝してリリースされた本シリーズも3作目となる。お店のオーナーのshunさんとはmixiでの知己でもあり、私自身あまりヒットしたソウル曲を知らない事もあり、買い求めたのがキッカケで、3作共揃えた。最早、純粋に、このシリーズが気に入っている。

今回は80年代の曲で固めてある。ライナーを読むと、UKとNYが多い。ルーラル志向の強い私には、やや敷居が高い面もある。また、電子音が主流なので、ミックス手法の基本と成っている打ち込みサウンドに自然と馴染む。何度も書いているが、私は打ち込みが苦手である。ただ、全面的に拒否する訳ではない。自分なりの仕分けラインは、昔のビートの延長線上にあるかどうかだ。

本シリーズのサウンドは乗れる。題材が80年代でも関係ない。シリーズ・タイトルにも謳ってある通り、先ずクリエイター側が、ソウル・ミュージックを正しく深く愛しておられるからだ。どんな年代の曲でも“ソウルフルな部分”を抽出する手腕に長けているのだろう。

ルーサー・ヴァンドロスやアレクサンダー・オニールといった、解りやすい、王道の継承者だけでなく、マイケル・ジャクソンのスパイシーなシャウトや、オラン“ジュース”ジョーンズの軽み、ラリー・ブラックモンの粘り気なんぞも“ソウルフルな部分”だ。

軸のぶれない流れの中では、苦手だったソウルⅡソウルや、普段だったら先ず聴かないグローヴァー・ワシントンJr.も心中に沁み込む。自分の耳範囲の狭さに、またもや気付かされるのだ。

デレゲイションやスレイヴなど、興味は有ったが未聴のアーティストも、感じが掴めて良かった。

シリーズも3作目になると、お二人がよく使われる繋ぎのフレーズ等も覚え、そういう意味でも楽しめる。是非、4作目もお願いします。さぁ、次はどこへ行くか?個人的にはあれこれ考えるが、それを書くのは無粋というもの。まっさらな気持ちで、新しい出逢いを待つ。

♪試聴用
http://www.youtube.com/watch?v=2ah0ppyyvwo

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黒のミルフィーユ・・・RockEdge&beetnick『ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリーVol.2』(B面)

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♪A面及び1作目
http://hajibura-se.cocolog-nifty.com/blog/custom/index.html

B面は、A面に比べてアクティヴな感じがした。曲と曲の転換部分とか特に面白い。曲の終盤近くに次の曲の導入部が入り込み、スッと入れ替わる所とかね。

さて、A面は、人々のざわめきと遠くに聴こえるマーヴィン・ゲイの声で終わったが、B面の冒頭はそれを引き継ぐ。が、やがて“皮膜”のようなものを突き抜け、レイ、グッドマン&ブラウンの安定感のある歌声が現れる。まるで、これから展開する世界こそが“現実の世界”だと宣言しているかのようだ。

日頃、ブルースやサザン・ソウルを中心に聴いている私としては、26・ラティモア発28・エディケンや29・テディペンを経由して31・メイズに繋がるラインは非常に気になる。実際に堪能したが、必ずしも他の曲群とトーンを異にする訳ではない。おそらく、こういった人気のある曲の目立つ部分には、“普遍的なブラックネス”が含まれているからだろう。この辺を追究すると抜け出られなくなりそうなので、推測に止めておく。

と思ったけど、少しだけ考えてみる。大和田俊之著『アメリカ音楽史』に、ヒップホップDJの元祖、DJクール・ハークに関する一節がある。ジャマイカ出身の彼は、かの地特有の“サウンド・システム”をブロンクスに持ち込み、ひたすら踊れる音楽を提供していた。彼は楽曲の“ブレイク部分”を好んだ。「ブレイク」とは歌や演奏が休止する部分。リズムが重要である黒人音楽に於いては、「ブレイク」のキメ方が雌雄を決する場合もある。卑近な例はジェイムス・ブラウンだろう。ヒップホップ初期に、サンプリングソースとして多用されたのも頷ける所だ。

クール・ハークの斬新さは元ネタをそのまま使った事だ。他人の黒い感覚をストレートに生かし、そこに自分の黒い感覚を重ねていったのだ。考えより感覚を先行させて。しかも、スープみたいに混ぜ合わせるのではなく、ミルフィーユのように、各層の中身が判る状態で重ね、食すれば独特の味わいというスタイルだ。

クール・ハークのミックス精神は、恐らく現代まで基本的には続いているのだろう。本盤を聴いてもそう思った。ブレイクに限らず、歌い口やハーモニー、リズムパターンなど各曲のブラックネスを際立たせた上に、DJのブラックネスをコーティングしている構図が感じ取れたのだ。コンピレーションやメドレーとは異質の「作品」として完成している所以である。

本盤から離れついでにもう一つ。25・スティーヴィー・ワンダー「パスタイム・パラダイス」。ライナーで「カスタム」のオーナー、shunさんも触れられていたが、オリジナルよりカヴァー曲「ギャングスタ・パラダイス」の方が有名だ。私も同感だが、個人的にはこういった“陰影”のある彼の曲は好きだ。「ゴールデン・レディ」とかメアリー・J・ブライジ等にフルカヴァーされた「オーヴァージョイ」とか・・・。明るくて、小さな子供でも歌えそうな曲がどうしてもメジャーだが、深く内省した所から滲み出てくるようなこの手の曲も併せて彼の魅力ではないかと。人間の喜怒哀楽を、あまねく表現できるアーティストなのである。

32・ナタリー・コール→33・パティ・ラベル→34・ベティ・ライトの熟女3人衆(曲発表時は熟女じゃないだろうけど)。特に、パティとベティの存在感たるや。歌手が歌唱力にも増して必要なものが何かを、彼女たちは教えてくれている。

しかし、更に強烈なスウィートソウル責めが・・・。35・アトランティック・スターも佳曲だが此処では露払い状態みたい。36・エンチャントメント→37・ブルー・マジック→38・ニュー・バース→39・レニー・ウィリアムスと、ジックリ聴かせてくれる。端正な美しさに包まれる黒い情念が心を惹き付けて止まない。これぞモダンなソウルミュージック。アーシーとコンテンポラリーの中間点だ。レニーの曲になると、一緒になって「オ・オ・オ・オ・オ」と歌いたくなってくる。

これだけ盛り上がると、締めがどうなるかだが、粘着度の高い40へ任せる。リック・ジェイムスの歌唱がスムーズな分、ティーナ・マリーが熱唱。だが全くクドくない。心地好い余韻を残してアルバムは閉じられる。

※今回は脱線して、CDレビューとしては不十分に終わった。書き直そうかとも思ったが、これが私自身のミルフィーユかとも思い、敢えてそのままにした・・・ちょっと食えないかな?

♪Stevie Wonder "Pastime paradise"
http://www.youtube.com/watch?v=_H3Sv2zad6s

♪Betty Wright "No Pain No Gain"
http://www.youtube.com/watch?v=bzutgGxXIkk

♪Lenny Williams "Cause I Love You"
http://www.youtube.com/watch?v=QbzkwLWK-Ps

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RockEdge&beetnick『ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリーVol.2』(A面)

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横須賀のソウルバー「カスタム」の30周年を記念し、昨年リリースされたアルバムの第2弾。

http://locosoul.net/?pid=36643417

http://diskunion.net/portal/ct/detail/120120HH005

お店を訪れたブラザー+シスターやソウルファンからリクエストの多かった曲を中心に、MIXCDとして作成されたものだ。前作との構成上の大きな違いは、2枚組である事。とはいえ、表記が「Disc1と2」ではなく「SideAとB」。見た目は2枚組だが、本質的には一枚のアルバムという事だろう。

前作にも増してオリジナルをジックリ聴かせる姿勢だったりするのは、オールドファンには嬉しい部分だろうか・・・もちろん、MIXの面白味は十分に堪能できる。

A面はダンサブルな曲が続く。それぞれのテンポの違いはあるが、一定の間を置いた“通奏打ち込み音”が流れ心地好い繋がりを生んでいる。ベタだけど⑤~⑦のラインとか好きだ。

⑫ザップ/ロジャー、⑬ブーチー辺りはリストを見た時から興味があった。通奏音もそこで途切れるが、アルバムとしての流れに大きな変化までは訪れない。今回は、リック・ジェイムスも含めファンク勢も目立つ。もっとも、取り上げられた人達は、声質に味が有ったり、マイルドだったりするので、ソウルミュージックとしての流れにマッチしているのではないだろうか。それでいてファンカーとしての魅力も匂い立つけど。

A面B面共、終盤は強烈にスウィート。特にB面は凄いが、ここはA面の話。ラストはマーヴィンの「レッツ・ゲット・イット・オン」。導入部が面白い。これだけの曲に手を入れるのも難しいと思うが、雰囲気は崩れずすんなり聴ける。ラストは、酒場の賑わいのような音風景に変わると同時に、マーヴィンの声が遠くに聴こえる。まるで今までの展開が、レコードの中の世界である事を強調しているかのよう・・・A面の冒頭には、カセットのボタンを押す音が入れてあるのでテープを流している感覚なのかも知れない。でも、最後の方にはLPのスクラッチノイズが含まれているようにも聴こえた・・・まあこれは私の妄想かも。

B面は後日。

♪前作について
http://hajibura-se.cocolog-nifty.com/blog/custom/index.html

♪New Edition "Mr. Telephone Man"
http://www.youtube.com/watch?v=gFjhdqB4_EY

♪Dramatics "Oceans of thoughts and dreams"
http://www.youtube.com/watch?v=fQixK_SOhdc

♪Marvin Gaye "Let's Get It On"
http://www.youtube.com/watch?v=BKPoHgKcqag

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『ソウルバー・カスタム 30thアニバーサリーMIXCD』・・・共有財産と共有空間

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横須賀に在る老舗ソウル・バー『カスタム』の、30周年を記念して創られたMIXCD。店内でリクエストの多かった定番曲を中心にリミックスしたもの。米軍基地に近い土地柄で、自ずと本場のブラザー&シスター達の好みを反映したものにもなっている。尚かつ、サンプリングの元ネタとしても有名なものが多いので、ソウルや現代R&B、ヒップホップ系を一通り聴いている人なら十分愉しめる。

http://locosoul.net/?pid=25857327

http://www.youtube.com/watch?v=5LGj5QkoEGI

内容をご紹介する前に、少々戯れ言を・・・そもそも、サンプリングという手法が、黒人音楽の世界を中心に発達したのは象徴的だと思う。常に過去のアーティストへのリスペクトを忘れずに、影響を受けながらも新しい音を創造する姿勢が到達した、一形態だと言えそうだ。

そこでは、元ネタを「利用する」というより、「共有する」という感覚の方が近い気がする。もちろん、音楽には著作権が有り、守られて然るべきものだ。私が言わんとする「共有」は、表面に現れるメロディーやフレーズだけではなく、下地となる「黒っぽさ=ブラックネス」の部分に関わるものだ。フレーズを借用しても、フレーズに練り込まれたブラックネスまで感覚的に把握していなければ、サンプリングやミックスが“決まらない”と思う。

20年代の音楽も、現代の音楽も、ブラックネスが有るからこそ、時代の中で息づき、人々を魅了してきたのだ。そして、共有の財産として光り輝いているのだと思う。

「共有」について、更に妄想を拡げると、アーティスト+アーティスト、アーティスト+リスナー、リスナー+リスナーの3通りが有るのではないだろうか。そして、『カスタム』のようなお店は、共有財産を愛でる、リスナー+リスナーを中心とした「共有空間」なのかも知れない。

いよいよ本盤の話。第一印象は、「とても真面目に創ってあるな」。当たり前だ、と怒られそうだが、日頃MIXCDとやらにまともに立ち向かった事のない“保守的な”私が、思わず襟を正して聴き入るような作品群だった。

定番曲の、馴染みのフレーズだからという部分も大いに有るだろうが、結構大担なミックスが為されている部分でも、戸惑いながらもブラックネスは感じる部分がある。“共有財産”を把握出来ているからこそ成せる業だろう。

冒頭に、私も知っているビギーと2パックが登場。オールドソウルに傾倒しながら、対立していた二人に思い至り、この黒々としたCD自体を彼らに捧げたくなった。

あまり内容について細々書くのも無粋だが、一曲目(1トラック目)、アイズリーズの「ビトゥイーン・ザ・シーツ」で気分が乗ったものの、ルーサー・ヴァンドロス熱愛派が聴いたら絶句しそうなミックスを始め、私の耳からしたらアヴァンギャルドに聴こえる序盤でした。やっとモーメンツで落ち着いた次第。

テディ・ペンダーグラスの男っぽさが強調されたミックス、パティ・ラベルやスモーキー・ロビンソンといった定番の流れ。ボビー・ブランドを突き破るようにして出てくるウィリー・ハッチ辺りまで聴き進むとMIXにも慣れてくる(遅い!)。この後のマーヴィン・ゲイ→スタイリスティックス→ダイアナ&マーヴィン→もう一回スタイリスティックス→メイン・イングリーディエント→マイケル・ジャクソンが、一番美しくポピュラリティーのある流れかと。特にメイン・イングリーディエントが好い抑えになって、マイケルのバラードが一段と光る。一瞬スモーキーかと思う瞬間も。彼がこういう路線に落ち着いていたら果たしてどうなっていただろうとボーッと考えていたら、フェイバリット・シンガーのボビー・ウォーマックに集中出来なかった。続けて、デブラ・ロウズで雰囲気が一新し、ここからEW&Fまでは、女性・中性ライン?プリンスとかはこの位置しか入りようがないでしょ、というハマリよう。この辺の流れも面白い。

さて、いよいよ『カスタム』も閉店間近。いつの間にか店内は常連さんばかりとなり(「メンバーズ・オンリー」)、ブラックフットのシャウトに合わせて「タクシー!」を呼ぶ者も現れ、ドゥーワップに先祖返りしたようなタヴァレスのドリーミーな曲が、お客さんを見送る。それぞれに、心に残る共有空間から、一人(時には二人)の空間へと戻っていくのでした・・・。

変な終わり方となったが、再度纏めると、オールドソウルファンが通常あまり馴染まない打ち込みやMIXの世界でも、創る側にソウルが財産だという意識があるため、十分楽しめる一枚になっているのは確か。かといってオールドに気を遣い過ぎず決めるべき所はバシバシ、ズンズン攻めているのも良い。

♪Luther VanDross "A House is not a Home"
http://www.youtube.com/watch?v=Gu2JBMNBbKo

♪Willie Hutch "Baby come home"
http://www.youtube.com/watch?v=RomJgCFUBbo

♪J.BLACKFOOT "TAXI"
http://www.youtube.com/watch?v=KGpv2Erf79Q

※『カスタム』のマスター、shunさんとはマイミク関係で、以前甥が横浜で結婚式を挙げた際にお邪魔しました。短い時間で、お腹も一杯で、「共有空間」を堪能しきれない部分もありましたが、雰囲気は楽しめました。今回当CDを聴き、shunさんの解説と『カスタム』の歴史を読む事で、30年間の“伝統”の磐石さを感じ取れました。これもブラックネスという共有財産と、それを愛でる人間性が有ればこそかと思います。

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