Etta James

マイ・マン・イズ・ミュージック

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●エタ・ジェイムス『フーズ・ブルー? レア・チェス・レコーディングス・フロム・ザ・60s&70s』<ケント・ソウル/クリンク>(11)

http://diskunion.net/portal/ct/detail/53C110510001

リリース当初は、未CD化曲多数という状況だったが、今は大方CDになっていると思う。もっとも、彼女の多彩な才能が一枚にパックされているという意味では、十分存在価値はある。

さらに印象に残ったのは、彼女のバイオグラフィーが丹念に紹介されている翻訳ライナーだ。今回は、こちらをかいつまんで紹介したい。

母親が14才で生んだエタ(本名ジェイムセッタ・ホーキンス)は、母親との繋がりはあったものの、親戚や里親のもとを転々とする。特に里親は、彼女に音楽に限らず色々な経験をさせた。中でも、シスター・ロゼッタ・サープも歌っていた教会に通ったのが、歌手を目指す大きなキッカケとなる。地元では、名前は売れるようになった。

サンフランシスコに住む母親の兄夫婦に預けられて環境が変わった。ギャング連中と付き合うようになり(シュガー・パイ・デサントもその中にいた)鑑別所送りも経験する事に・・・。しかし、歌う事は止めなかったので、ジョニー・オーティスや、恋人ハーヴェイ・フークア、レナード・チェスなどに才能を認められ、開花していった。反面、ドラッグ中毒になり、刑務所暮らしも経験する。付き合う男もDV野郎かジャンキーかという悲劇。それでも、例えば亡くなったレナード・チェスが、家の契約書をこっそり送っていたりと、援助の手を差し伸べる人も多かった。

ついに、更生施設で完全にドラッグと手を切る。音楽面でも幅が広くなり、グラミー賞は3度受賞。それ以前には、リズム&ブルース・ファウンデーションからパイオニア賞を受け、ロックの殿堂入りも果たす。94年の授賞式には、プレゼンターとして、恩人の一人ジョニー・オーティスに賞を手渡すという一幕もあった。

その後、ドラッグは止めても、健康問題は続いていた。肥満解消のため胃のバイパス手術を受けたり、鎮痛剤中毒や尿路感染症、院内感染による敗血症、アルツハイマー症と彼女の「ブルース」は止む事がなかった。それでも、歌い続け、決して過去の人にはならず、死を覚悟したような遺作まで、最後の最後まで歌い続けた偉大なるシンガーである。

I'm so glad

https://www.youtube.com/watch?v=3W67N1lFr7E

Seven Day Fool

https://www.youtube.com/watch?v=p8mXRpfnnBQ

You Can Count on Me

https://www.youtube.com/watch?v=GE7FqqDZGiU

Don't pick me for your fool

https://www.youtube.com/watch?v=f5tH1_AHzo4

My Man Is Together

https://www.youtube.com/watch?v=R6f-PxZf1f8

I'm Sorry For You (Live)

https://www.youtube.com/watch?v=GnXVOMGOWt8

Let Me Know

https://www.youtube.com/watch?v=B73g_8a7_9w

What Fools We Mortals Be(母親の作品)

https://www.youtube.com/watch?v=Bar93JTZgmQ

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レコード棚を順番に聴いていく計画 Vol.27

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[35枚目]●エタ・ジェイムス『ザ・ドリーマー』<ヴァーヴ>(11)

http://diskunion.net/portal/ct/detail/XATW-00124443

  私にとって、エタ・ジェイムスは、黒人音楽の魅力に気付かせてくれた恩人の一人だ。ずっと活動を追いかけていた訳ではないが、名前を聞くと、離れている友人の近況に触れるような感じだった。そんな私にとっては思い入れが先行する一枚。同じ気持ちの方も多いだろう。病魔と闘いながらリリースし、結局遺作となってしまった。ジャケット写真のうつむき顔も生気が足りないように見え、妙に胸が痛む。

全体的にゆったり目の曲を歌っているのも、体調と結びつけて考えてしまう。実際所々で、彼女の持ち味であるパワーが十分に発揮出来ていない。それでも静かな感動が伝わるのは、当方の思い入ればかりではなく、彼女の、歌に対する思い入れの深さによるものだろう。

①エディー・フロイド曲「グルーヴ・ミー」は、オリジナルに比べズシンと重たい。第一声の「フゥッ」が呻きにも似て軽く衝撃を受ける。

②⑦のオーティス・レディング曲も、バラード系を選んでいる。⑦は最初の方声嗄れが目立つ。

タイトル曲で、ボビー・ブランド曲③やラストのリトル・ミルトン曲のような“ブルーズン・ソウル”はしっくり来る。

ロック調④⑥やアップ・テンポのブルース⑨は、バンド・サウンドの中のヴォーカリストを意識した感じも。演奏陣がよく守り立てている。

名曲「ミスティー・ブルー」⑤。実にしっとりと歌い上げている。しかし、今まで聴いた「ミスティー・ブルー」の中でもっとも悲しくやるせなくなる。

ジャケット写真は悲壮感が漂うが、インナーでは笑顔を見せている。満ち足りた表情のようで、少し淋しげにも見える。

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Groove Me

https://www.youtube.com/watch?v=IDUwa6dixII

Dreamer

https://www.youtube.com/watch?v=XDGslRy2lPI

Misty Blue

https://www.youtube.com/watch?v=aplWMBC5HRo

Too Tired

https://www.youtube.com/watch?v=QEjaCVBVetM

Let Me Down Easy

https://www.youtube.com/watch?v=puX8n67s5xg

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歌の人

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●エッタ・ジェイムス『ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・エッタ・ジェイムス~チェス・イヤーズ』<スペクトラム/ユニバーサル>(05)

http://ongakumeter.com/m/B0009F2C3Y

3枚組CDだが、安価で求めやすい。

エッタの<チェス>在籍期間は60年~75年。リズム&ブルース、ブルース、ソウル、ファンク、ゴスペル、ロック、ジャズと、曲に含まれているフィーリングも考慮に入れれば、黒人音楽史的視点(曲の表情の変化)から見ても本盤は愉しめる。

ディスク1は60年~62年。リズム&ブルース期の初期と言えるだろうか。シュガーコーティングされたR&Bの世界が目立つ。ハーヴェイ・フークアとの共演曲「If I Can't Have You」などは思わずニンマリしてしまう。

ストリングスの調べに乗って、時にジャズっぽく展開されたりも。全体的にこの時期は、パンチ力より、バラードの切なげな歌い口にスポットが当たっている感じだ。もちろん、深みや渋みは十分感じ取れる。

ディスク2は62年~67年。個人的には最も好きな時代だ。強烈なドライブ感、感涙を誘うバラード、どす黒いブルース、と聴き所満載。今回YouTubeで動画を選ぶのに、各ディスクから一曲と決めたが、本ディスクは何を選んだら良いか迷うぐらいの充実度だ。ジャンル的には、ロッキン・リズム&ブルースと、正統派ブルース、初期ソウルの時代と言えるだろう。ストリングスからホーンズ中心に変わったのも特徴の一つ。ストリングス使用の曲が一曲だけあるが、キレ重視の使い方でディスク1とは異にする。

喉を締め付けるような唸り、圧力のあるシャウト、フッと引いた時の色っぽさ・・・これらがエッタの歌唱で際立つ魅力かと思うが、本ディスクではそれらを堪能出来る。また、全般的に丹念に歌いこなした結果、演奏陣との一体化を成している。「南部詣で」の成果も大きい。

ディスク3は67年~75年。60年代ソウルのピークと70年代ソウルの初めからニュー・ソウルやジャズ・ソウル的様相をも窺わせる。オーティス・レディングやウィルソン・ピケットといった、アップテンポの曲を持ち味とするシンガーの物は特に映える。また、シャウトの極みが味わえる「アイ・ファウンド・ア・ラブ」も、聴いていて、凄まじさに震える。

ディスク3でちょっと残念なのは、ジャズ・ソウル的展開を見せる曲。卓越した演奏でグルーヴを生み出す意図は解るが、曲が始まり2分近くもエッタが歌い出さないのは興醒め(あくまで個人的意見)だ。曲は悪くないが、形として“エッタ主導”でないのがシックリ来ないのだ。

エッタ・ジェイムスは、とかく「迫力の人」と取られがちだが、それだけでなく実に器用な人だ。「歌の人」という大まかだが奥深い表現が適切だと思う。或いは、亡くなる直前まで、声はかすれ、艶を失っても尚真摯に歌い続けた姿勢からは、「生涯一歌手」という表現も頷ける。そのベースにはブルースが在る。ブルース性を強く感じる場合の彼女に、個人的には特に魅力を感じる。

自分の好みや時代性といった物に囚われなくても、多彩な曲をこなす「歌の人」ぶりが愉しめるセットではある。

♪Etta James/ Harvey Fuqua "If I Can't Have You"
http://www.youtube.com/watch?v=BoX1OhZwjvQ

♪"TWO SIDES TO EVERY STORY"
http://www.youtube.com/watch?v=0z7mWb2Vdg4

♪"I found a love"
http://www.youtube.com/watch?v=TkRI_9WPEIg

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ドリーマー

●歳のせいだろうか、若い頃に比べて夢を抱かなくなった。その代わりと言っては何だが、自然の美しさや子供の笑顔等、実際に目にした日常の安らぎに感じ入るようになった。もちろん幸せだらけの世の中ではない。頭に来る事もあれば、悲しい気分になる事もある。でも、そういう感情も含めて、現実的に幸福感を感じる。夢を抱くのも現実あっての事なのだ。あるいは、もしかしたら人間は、生まれてからずっと夢の中にいるのかもしれない。

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●エッタ・ジェイムス『ドリーマー』<ヴァーヴ>(11)

http://www.hmv.co.jp/product/detail/4223647

エッタ・ジェイムスが亡くなった時、追悼記事を書きたかったが書けずじまいに終わった。時間的余裕もなかったけど、まずは、彼女が最後に収録したアルバムを聴いてみてからの話だと思っていたのだ。

アルバムは重い。だがストレスを感じるような重さではない。但し、エッタ・ジェイムスの魅力に惹き付けられていなければ、この重さは受け止められないだろう。と言うか、そもそも重さまでは感じ取れないだろう。

感心するのは、無理をしていない所だ。体力を消耗しているならしているなりに表現している。迫力はなくても、声が枯れ気味でも、お茶を濁すような事はしていないし、彼女の誠意と歌う喜びは伝わってくる。曲もスローテンポの物が多いが、安易にそれに乗っからず、メリハリを付けようとする姿勢も見える。

最近安売り気味の「歌姫」なんて言葉は彼女には似合わない。「ザ・シンガー」だ。生涯一歌手が、もがきながらも最後に見せた煌めき。歌を超えて、大きな何かが伝わってきた。

私にとっては、黒人音楽を聴き始めの頃に夢中になった一人。本盤は、コレクションとは異質の、彼女からのメッセージとしてありがたく受け取った。そして、こちらもやっとお別れの言葉が言い出せる。ありがとう。こんな素敵な世界を堪能できるようになったのは貴方のおかげです。

♪"Dreamer"
http://www.youtube.com/watch?v=1YymUTuvyno

♪"Cigarettes & Coffee"
http://www.youtube.com/watch?v=AveizbsC720

♪"MISTY BLUE"
http://www.youtube.com/watch?v=3HgE_HctLLo

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骨までブルース

玄侑宗久さんの対談集(『多生の縁』)の中に「不動心」という言葉の説明が載っていました。これは、何事にも負けない強い力、というのでもないそうです。ただ強靭なだけでは「頑固」に繋がります。正しくは、あちらこちらと揺れ動いても、心の芯にブレがない状態だそうです。これだと新しい事をやる場合でも良い結果に結びつく感じがしますね。本の中ではイチローが例に挙げられていました。なるほど、長い期間にわたり素晴らしい成績を残す為には、強いポリシーと柔軟な対応能力が必要だし、イチローはそれが出来ている人物でしょう。

優れたアスリートばかりではなく、作品を生み出し続けなければならない音楽家にも当てはまる言葉かと思います。もちろん、正確には人間全体にあてはまる言葉ですが、アスリートやアーティストといった有名人が、結果が見えやすいというのがありますね。

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さて、今週も通勤のお伴に色々聴きましたが、あらためて感心したのはエッタ・ジェイムスのグラミー部門賞受賞作『ブルース・トゥー・ザ・ボーン』(2004年)。息が長く、あらゆるジャンルに挑戦し続ける彼女の一つの到達点だと思います。

http://www.cduniverse.com/search/xx/music/pid/6733368/a/B...

取り上げているのは、有名なブルース曲がほとんど。しかしながら曲の魅力で聴かせているだけではなく、「エッタ・ジェイムスのブルース・フィーリング」という「不動心」を彼女のヴォーカル・ワークから感じ取る事ができます。マディだろうがウルフだろうがエルモアだろうが、エッタのヴォーカルを通したらエッタのブルース以外の何物でもなくなるのです。そこが凄い!これは中々できる事ではないです。そして力まずにスラッとやってのけた方が却って上手くゆきます。

「不動心」を保つキーワードの一つは「自然体」ではないかと思います。ブルースはトゥー・マッチな音楽と称されます。感情の過剰な入れ込みを要求される音楽といえるかも知れません。しかし、それはただ叫んだり喚いたりするのではなく、その人本人の感情が自然にトレースされた時に成立するようです。これが上手く出来る人が一流です。

ユーチューブでは残念ながら見つけられませんでしたが、ウルフの「スモーク・スタック・ライトニン」でウルフが唸る場面を、エッタはフウ~ウ~と軽く、しかししなやかに表現します。それは色気とは違う、エッタだからこその合いの手だと思います。

そもそも、女性が男性の曲をカバーするのは難しいかも知れません。しかし、そういう意見も思い付かないほどに「彼女の曲」になっているのが素晴らしいと思います。一般的に、黒人女性歌手は、女性性が一歩退き、男性性の裏っ側から少し覗き見えるという状態が多いような気がします。必ずしも当たらないでしょうが、少なくとも私の趣味範囲ではそうです。エッタ・ジェイムスもその範囲に入る歌手となります。しかし、黒人女性だからこういうアルバムが作れたというのも、浅い読みかと思います。

彼女のブルース・フィーリングの根っこがどこにあるのか、というのは判らないし、さほど意味のある事でもないでしょう。これだけの「不動心」があれば、出てくる作品をただ我々は愉しめば好いのです。

♪"Don't Start Me to Talking"
http://www.youtube.com/watch?v=Jihw2AnCugA

♪"Crawling King Snake"
http://www.youtube.com/watch?v=gmaVOBmIUJA

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