Rolling Stones

ローリング・ストーンズの黒人音楽カバー【番外編】~「ライド・エム・オン・ダウン」

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この曲も、ストーンズは上手くカバーしている。原曲は、シティー・ブルースの薫りもする洒落っ気のある歌。メンフィス・スリムばりの豊かな声も小粋な雰囲気に一役買っている。

ストーンズはこれをロックンロール化して乗りの良さで勝負。キースだろうか、独特の間で弾かれるギターや、バタバタと重なってくるドラムなどテンションが上がる。バタバタドラムはオリジナルでも聴けるが、味付け程度。しかし、その味付けの仕方がブルース演奏の胆である。

ミックのハープは短めだが渋い。ジミー・リードの、空間を切り裂きながらフワッと漂うハープとはまた違う味わいで良し。これ真似したら面白くないだろう。さすがは一流職人である。

Eddie Taylor Ride 'Em On Down

https://www.youtube.com/watch?v=JdyYsMtiPlk

The Rolling Stones Ride Em On Down

https://www.youtube.com/watch?v=6lfFEpQB_gc

元々のオリジナルはこちら。

Bukka White-Shake Em On Down

https://www.youtube.com/watch?v=lPp-KCrmBkU

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ローリング・ストーンズの黒人音楽カバー【番外編】~「ブルー&ロンサム」

思い出したようにやっている企画。番外編として、『ブルー&ロンサム』から何曲かピックアップしてみよう。今回は、アルバム・タイトル曲の「ブルー&ロンサム」。4曲カバーしているリトル・ウォルター物の中で唯一のスローだ。

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個人的に印象深いのは、ルーサー・タッカーのギターだ。彼のひた走る指遣いと、時折り噛みつくようなウォルターのヴォーカルの絡みがこの曲の魅力の殆どだと思う。

二人に比べると、リズム隊は控えめに聴こえるので、遠近感=空間が発生しそれが味わいに繋がっている。時代の音と言えばそれまでだが、音数の少なさや強弱の差は「無音の音」を生み出すというのは確かにあると思う。

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今回のストーンズのカバーを聴いて意を新たにした。ギター陣はディストーションで粘り、気合い十分のミックのヴォーカルを盛り立てている。リズム隊も前に出て厚みが生まれている。ドラマチックなブルースだ。

いささかこじつけめくが、ストーンズは「ブルー」、ウォルターは「ロンサム」に重きを置いている気がする。自然にそうなってしまう面もあるだろう。

※蛇足だが、リトル・ウォルターは乱暴者として有名だ。得てしてその手の人間は寂しがり屋が多い。感情が屈折し拳に訴えてしまう。しかし、彼の音楽は乱暴者のレッテルが嘘のように繊細な一面がある。ハープをアンプリファイドしたのも、大音量を欲したと思いがちだが、細かい表現の為もあったと思う。「ロンサム」という言葉が悲しいくらいに似合う男だ。

THE ROLLING STONES Blue and Lonesome

https://www.youtube.com/watch?v=cuqqRAoCFIc

Little Walter - Blue and Lonesome (Take 1)

https://www.youtube.com/watch?v=bhm_R6NrAhI

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ブルー&ストーン

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全国のブルース・ファン、ストーンズ・ファンは、この年末年始『ブルー&ロンサム』と『BSR』誌の付録CDを散々聴き比べていたのではないだろうか。

『BSR』誌付録CD史上最高傑作の呼び声高い?今号盤は、確かに面白い。ただ、繰り返し聴くと統一感の無さが気になる。コンセプトが『ブルー&ロンサム』のオリジナル曲を配列通りに並べるという点にあるのだから已むを得ない話だ。

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そう考えると、ブルース度の濃さは共通していても、それぞれ特色のある曲群に統一感を齎したストーンズが凄いのだ。しかも、オリジナルに近づきつつも自分たちのバンド・サウンドを崩していないという平衡感覚のレベルの高さ。例えば、マジック・サムやオーティス・ラッシュのモダンでスマートな部分を控えて、内に潜む黒々とした「とぐろ」を引きずり出すような生々しい迫力はどうだ。アルバム全体で言えば、ミックの鬼気迫るヴォーカルと隅々まで魂の込もったハープ。キースとロンの抜群のタイム感。いつもと違うが聴き応えのあるチャーリーのドラム。ベースも指圧のようにツボを抑えている。ピアノもここぞという時にコロコロとよく転がっている。クラプトンは相変わらず丁寧に弾き始めるが、徐々に熱を帯びてくる。

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2012年に発表された、かつてチェッカーボード・ラウンジで行われたマディ・ウォーターズのライブにストーンズが飛び入り参加した様子を収録したDVDは話題を呼んだ。印象的な場面の一つにバディ・ガイの速弾きに熱い視線を送るキースの姿があった。あれは完全にロック・スターではなくギター少年の眼差しだ。押しも押されぬ地位にいながらまだ学ぼうとしているのだ。いや、学ぶというか心底ブルースが好きなのだろう。恐らくワクワクしながらバディの指使いを見ていたに違いない。このDVDにおけるミック、キース、ロンの姿はストーンズで演奏している時と違う。ミックはどのタイミングで歌い出そうかと集中している。キースとロンは殆ど不動の姿勢で熱心に弾いている。

DVDで観られたように、彼らがブルースに対して抱く深い敬意と情熱が、このアルバムからひしひしと伝わる。その上で、若い世代に興味を持ってほしい為、音を分厚くしシャッフル・ビートを目立たせ、スロー曲ではより深みを持たせながらエキセントリックに攻める局面も持つ。ブルース・ファンの中には音の分厚さに引く人もいるかも。リトル・ウォルターやリトル・ジョニー・テイラー、エディ・テイラーやジミー・リードの艶っぽさには及ばないと言う人もいるかも知れない。しかし、ストーンズの思惑はそれをコピーする事ではない。「変わりゆく変わらぬもの」として、新しく創造し、次の世代に遺産を渡しているのだ。もちろん我々オールド・ファンも大いなる刺激を受けた一枚である。

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【映画】『ローリング・ストーンズ・サム・ガールズ・ライブ・イン・テキサス'78』

http://www.hmv.co.jp/product/detail/4220876

直感的な第一印象というのは、重要な意味を含んでいる場合がある。改めて対象を考察する際、想起すれば案外役に立つ。

ローリング・ストーンズの『サム・ガールズ』は78年発表。私が大学生の時だったが、初めて針を落とした時、非常に瑞々しい印象を受けた。これは今までのアルバムと微妙に違う、しかし、ストーンズサウンドに間違いない。嬉しい裏切りはストーンズへの愛着を深め、とても愉しい時間を過ごせた。当時はストーンズファンの悪友が一人いて、交互にアルバムを買い集めているような状況。『レット・イット・ブリード』やら『イッツ・オンリー・ロックンロール』やらと買い揃える中、リアルタイムなアルバムという理由も有るだろうけど、二人の間でも『サム・ガールズ』は話題を呼んだアルバムだった記憶がある。世間的には、パンクとディスコに影響を受けたアルバムなどと言われていたが、批評として薄っぺらな決めつけなのは、音を聴けば解る。

映画の冒頭は現在のミック・ジャガーへのインタヴュー。当時のパンク・ムープメントはストーンズにとって一大事だったかという質問に「ジャンル毎に素晴らしい曲・クソな曲があるだけで、パンクだから最高なんてことはない」と一刀両断・・・というかもっともなお答え。とはいうものの、ライブ構成の序盤にやり慣れたロックンロールを並べて、身体が温まった所で『サム・ガールズ』の曲群へ向かう所は、やり損じたくないという本音が見える。インタヴューでも「新しい曲はとにかく間違えるなよ」という思いが強かったらしい。ディスコと揶揄された「ミス・ユー」はビリー・プレストンが何気なく弾いていたフレーズにミックがアイデアを加えていったらしい(因みにキースはドラッグ問題で檻の中)。ディスコを意図したわけではないと。

また、ミックはこの頃ニューヨークに住んでいてシュガーヒルギャングとかも聴いていたらしい。『サム・ガールズ』でもしばしば聴かれる喋るようなヴォーカルは、当時まださほどは注目を浴びていなかったラップからの影響との事。

さて、ライブ開始!映画の音響のおかげ(ボブ・クリアマウンテン)もあるだろうが、全編にわたり音圧とビートのタイトさに圧倒される。聴き慣れた「プラウン・シュガー」や「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」も少し性急な感触。ドラッグ問題で微妙な位置にいたキースもやたらと元気だ。ロン・ウッドは何度もタバコを口にするが゛、映画の中ではキースは一度しか口にしていない。それだけ集中してたのではないのだろうか。曲もロックンロールが中心で、疾走感が常に付きまとうライブだ。それでいて、パンクと大きな違いがあるのは彼らが一流のロック職人であり、数々の修羅場を乗り越えていて、自分たちの愛する音楽を自分たちの音楽として昇華させている点だ。「ジャスト・マイ・イマジネーション」や「ラブ・イン・ヴェイン」もストーンズの曲になっているのだ。年季と感覚が違う。

『サム・ガールズ』の2年前が『ブラック・アンド・ブルー』、2年後が『エモーショナル・レスキュー』。ストーンズ・ファンならピンと来るが、『サム・ガールズ』を機に彼らはまた一つ大きく転がったのだ。しかもストーンズらしさを失わずに。変わりゆく変わらぬもの。そういう観点からも貴重なライブ映像といえる。

♪"Beast Of Burden"
http://www.youtube.com/watch?v=EFF7nZBTJkM

♪"Miss You"
http://www.youtube.com/watch?v=pggf6PO_D1Y

♪"Shattered"
http://www.youtube.com/watch?v=MYvy3kBYN4Q

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ローリング・ストーンズの黒人音楽カバー@YouTube(4)

今までは私の思いつきで曲を並べてきましたが、どうしても抜けそうなので今回見つけた『ローリング・ストーン』誌のサイトでまとめてあったディスコグラフィーに沿って今後進めて行きたいと思います。但し、これは米盤のみ取り上げているようなので注意してやっていきます。

http://www.rollingstone.com/artists/therollingstones/disc...

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イギリスでは『ザ・ローリング・ストーンズ』、アメリカでは『イングランズ・ニューエスト・ヒットメイカーズ』のタイトルで両方とも64年に発表したのが彼らの最初のアルバムです。因みに彼らのレコード(シングル)デビューは63年「カム・オン」ですが、どちらのアルバムにも入っていません。尚この曲は紹介済みです。ところで英盤と米盤は内容が違います。今回『ローリング・ストーン』誌を参考にしましたので、米盤の順番に沿って文章を書いた後、確かイギリスと内容が違ってたような・・・と調べ直して気がつきました。それで、英盤にしか入っていないボ・ディドリーの「モナ」とかはまた後日取り上げる事とします。それと、シングルオンリーの曲に気がつけばなるべく年代順に作っていくように心がけます。

さて、この1stアルバムを改めて見てみますと、英米両方とも12曲中オリジナルは3曲という少なさ。諸般の事情も有るかと思いますが、この事自体がストーンズらしさを表している気がします。クレジットが解らない時点で、私の頭の中で、どれがオリジナルだったか解らなかった瞬間がありました。「リトル・バイ・リトルって誰の曲だっけ?あ、こいつらのか」といった調子です。もちろんカバー中心のバンドとか次元の低い話ではないです。ブルースとロックンロールを“体現”している為、他人の曲も自分たちの曲も、曲自体の良さを生かしながらストーンズ・サウンドとして完成させているのだと思います。これはブルースマンが他人の曲でもよく「あれは俺の曲だ」というのに近い感じもします。ストーンズの場合サウンドに時代的変化を与えロックサウンドにしている部分が異なるとは思いますが。しかし、黒人物に片足突っ込んだロック・サウンドなので、オールドテイストで尚かつ新鮮なのです。正に「変わりゆく変わらぬもの」です。世界中にストーンズ系バンドというのはいますが、彼らにマネしたいという思いを抱かせるのは、ストーンズの音楽に対する想いの強さと、ロックンロールとブルースに対する「音楽見識」の深さだと思います。黒人音楽の遺産を示してくれた功績はもちろん大いに称えるべきところです。

http://en.wikipedia.org/wiki/The_Rolling_Stones_(album)

本日の一曲目は「ルート66」。ストーンズはチャック・ベリーのヴァージョンを参考にしていますが、本当のオリジナルはボビー・トゥループが1946年に作詞・作曲したポピュラー・ソングです。同年、ナット・キング・コール版、ビング・クロスビー&アンドリュー・シスターズ版でそれぞれヒットしました。

♪ストーンズ版。チャック・ベリーのサウンドから乗りの良さを抽出した感じですかね。

http://www.youtube.com/watch?v=kjEIWIsPN9k 

♪チャック・ベリー版(61年)。ジャズ風味が若干残ります。以前も書きましたが彼のジャズ感覚には見逃せないものがあります。興味のある方は映画『真夏の夜のジャズ』での彼の演奏を是非。ジャズフェスという場も有るでしょうが、彼のジャズ感覚に基づくグルーヴがよく解ります。61年といえばリズム&ブルースのシッポがまだ残っている頃だからでしょうか?いずれにしても彼の軽快さ・洒脱さはジャズ感覚の濃さに裏打ちされていると思います。

http://www.youtube.com/watch?v=tg2EbJy-9dc 

♪ナット・キング・コール版を聴くと、まったくジャズ小唄ですね。

http://www.youtube.com/watch?v=dCYApJtsyd0   

この曲に関してはストーンズがロックソングに押し上げた感もあります。

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続いてジミー・リードの「オネスト・アイ・ドゥー」。

♪ストーンズ版はギターとベースがよりクッキリしてるんで、オリジナルより締まった感じがします。しかし、チャーリーのドラムのノッタリ感はさすが。夏の暑さを感じます。このドラムの貢献度は高いですよ。もしチャーリーがニューオーリンズの音楽に関わってたら凄かったかもよ。ジョー・モデリステをもっと緩めた感じになってたりして。あと、ジミー・リードのハープの味はさすがに出せないですね。

http://www.youtube.com/watch?v=U-CwxpRi7zo

♪オリジナルは59年。前述のハープサウンドもそうですが、この気だるさに潜む哀しみ(ペーソス)は素晴らしいです。よくこの曲に手を出したなあと思います。歴史に残る名曲。好きこそものの・・・ですかね。

http://www.youtube.com/watch?v=iBluIjvjIhQ 

最後にチャック・ベリーの「キャロル」。

♪ストーンズ版。チャック・ベリーの曲を性急的に演奏する基本パターン。ロックの乗りの誕生。それにしてもミックにもこんな顔立ちの時代が有ったのね。

http://www.youtube.com/watch?v=PDUoOZwv5QU    

♪チャック・ベリー版ですが割とシャープな仕上がり。聴きなれた「キャロル」とちょっと違います。

http://www.youtube.com/watch?v=VdqL8nbNbKg  

♪あ、たぶんこっちですね。最初の録音だと思います。

http://www.youtube.com/watch?v=S7GGjUX6xQU  

Hail
♪最後にオマケ。キースとチャック・ベリーの共演。というより競演。中々すんなり始まりませんが辛抱して下さい。気張る御大面白い。キースの曲の合わせ方もいかにもって感じ。

http://www.youtube.com/watch?v=PEA6gzAAPfc  

それではまたいずれ。

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ローリング・ストーンズの黒人音楽カバー@YouTube(3)

久し振りにやってみましょう。色々調べていると新しい発見もあります。先ず「タイム・イズ・オン・マイ・サイド」。私の好きな曲の一つです。アーマ・トーマスがオリジナルではなく、ジャズ・トロンボニストのカイ・ワインディングが最初にリリースしています。

http://en.wikipedia.org/wiki/Time_Is_on_My_Side

ストーンズの前にこの二つを並べてみましょう。

♪アーマ・トーマス(64年・B面として取り上げた)

http://www.youtube.com/watch?v=gFj0RfZb6iM

♪カイ・ワインディング(63年)

http://www.youtube.com/watch?v=5uyY13H41oE

ジャズというより黒々としたゴスペル感覚に溢れ、アーマもその辺をうまく受け継いでいる感じがします。因みにオリジナルのバック・シンガーは、シシー・ヒューストン、ディオンヌ・ワーウィック、ディー・ディー・ワーウィックという叔母・姪・姉妹の強烈三本柱です。ゴスペルにならなきゃおかしい面子ですね。ああ、そうだった。ストーンズの話だった。ストーンズ版はどうしても軽いですよね。メロディーが光っているのでヒット性は十分あります。ストーンズも64年にカバー。という事はカイ・ワインディングを先に聴いたんでしょうかね。

Time

♪ストーンズ

http://www.youtube.com/watch?v=l2RZLp5kLyw

女性のカバーという連想からマーサ&ザ・ヴァンデラスの「ダンシン・イン・ザ・ストリート」。勿論ストーンズのカバーではなく、85年デヴィッド・ボウイーとミック・ジャガーの共演でリリースされたものですね。モータウン・サウンドのしなやかさ・軽快さに比べ85年という時代性からビートが重いですね。しかし、ミックの太い声には似合います。ボウイーのか細げな声がうまく絡んでます。ミックを表に出して正解でしょうね。個人的にはヴァンデラスとマーヴェレッツは好きなので、何度聴いてもワクワクしますね。ミック&ボウイーのカバーを最初に聴いた時は思わずにんまりしました。

Dan

♪ヴァンデラス

http://www.youtube.com/watch?v=CdvITn5cAVc

♪ミック・ジャガー&デヴィッド・ボウイー

http://www.youtube.com/watch?v=gaZCZnmdmbA

最後に<モータウン>繋がりでスモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズの「ゴーイン・トゥー・ア・ゴーゴー」。65年の作品です。ストーンズは81年アメリカ・ツアーのライブ盤『スティル・ライフ』(リリースは82年)でカバーしています。確かスタジオ録音は無かったと思いますが、もし間違ってたらご指摘下さい。これはストーンズの好カバー曲の一つだと思います。今回ご紹介した女性アーティストの2曲は正直言ってオリジナルより一歩下がっている印象ですが「ゴーイン・トゥー・ア・ゴーゴー」はストーンズのオリジナルのようなカバーセンスだと思います。飛ぶように軽快に歌うスモーキーに比べ、ストーンズのタイトでリフの効いたビートに乗る、ミックの圧力的ヴォーカルがかなりカッコイイです。同じ曲だけど別の曲というカバーの理想系がここにあります。

♪ミラクルズ

http://www.youtube.com/watch?v=sWt4Hz1KGcQ

Still

♪ストーンズ

http://www.youtube.com/watch?v=4V3u_eFNwEM

個人的にはこの企画非常に好きです。また頑張って書いてみようと思います。

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ローリング・ストーンズの黒人音楽カバー@YouTube(2)

Shake Slim
Just
ストーンズのアルバムでどれが一番好きかと言われたら、やっぱり『メインストリートのならず者』を上げますかね。最高傑作かどうかは難しいところですが、ストーンズをまとめて聴こうと思ったら絶対に外してはならないアルバムだと思います。ストーンズの魅力の一つである猥雑さというのがたっぷり味わえる一枚です。今回はその中でも好きな曲「シェイク・ユア・ヒップス」から・・・。

♪湿り気のあるロックサウンドに仕上がっています。ミックの時々力む姿がブルースというよりロック。

http://www.youtube.com/watch?v=EVJUJxCQp0I

♪オリジナルはもちろんスリム・ハーポ。ストーンズファンでまだスリム・ハーポを聴いた事がない人は是非御一聴を。ストーンズの魅力が再認識できるし、ストーンズファンが最も入りやすいブルースへの入り口です。ミックと比べるとヴォーカルが乾いており、粋な感じさえします。ハープの金属音もカッコイイ。

http://www.youtube.com/watch?v=2J9hz2Kw8kA

♪それではもう一曲スリム・ハーポのカバー「アイム・ア・キング・ビー」。今回改めて聴いてみたら、悪くないんだけど表面だけなぞったような感じが否めません。ミックのヴォーカルがまだ弱いのも一因かな?

http://www.youtube.com/watch?v=JSioYLhyVec

♪本家は、ヴォーカルと音世界全体がストーンズに比べ軽いんだけど深みがあるんですよね。このブルース魂是非聴き取ってください。

http://www.youtube.com/watch?v=26VCVItGMIo

♪おまけとしてマディの晩年のライブを観てみましょう。少々衰えて貫禄だけで何とか保っている感じですが・・・スタジオ盤はスゴイですよ。

http://www.youtube.com/watch?v=x9p_NFyVNuM

♪マディが出たついでに、彼のカバー曲「アイ・ジャスト・ウォナ・メイク・ラブ・トゥー・ユー」。ビートを効かせてストーンズの世界にしているのは正解でしょう。

http://www.youtube.com/watch?v=D7eoUPmQRJE

♪これと比較するのはキツイですわ。チェスサウンドの独特の空気感がよく出ています。名曲・名演奏・名ヴォーカルです。

http://www.youtube.com/watch?v=RnlvHP1AXPo

♪エッタ・ジェイムス版をおまけに。こちらはリズム&ブルース仕上げ。色っぽい部分もよく聴いて下さい。

http://www.youtube.com/watch?v=KUgvVAFFzN8

さて、次回はどうなりますことやら・・・。

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ローリング・ストーンズの黒人音楽カバー@YouTube(1)

Stones Berry
Rudolf
前から何度か試みていた企画。どうせならYouTubeを使ってやってみます。今回はチャック・ベリー絡みで見てみましょう。

♪記念すべきデビュー曲「カム・オン」・・・ちょっとテンポが速いような感じ
。ミックのヌメッとした歌い方が功を奏してます。

http://www.youtube.com/watch?v=ojnndsmdNyg

♪本家のは軽快ですね。しかしギターはしっかり抉ってます。コーラスは娘さんだそうです。

http://www.youtube.com/watch?v=gzaKwUKOvbw   

♪これはストーンズではないですが、キースが麻薬裁判の判決を受けてリリースした「ラン・ルドルフ・ラン」。「ハーダー・ゼイ・カム」のB面でしたが、私はこっちばっかり聴いてましたね。キースのロックンロール感覚がいかに素晴らしいかこの曲でよく判ります。ミックのヴォーカルだとこの疾走感は出ないんですよね。ロックンロール職人です。

http://www.youtube.com/watch?v=Ym62kKIydo8   

♪キースの疾走感に比べて本家は独特の「タメ」が魅力です。色んな人がチャック・ベリーをカバーしてますが、微妙なタメまではマネできません。まあ、する必要もないですが・・・。因みにこれはクリスマス・ソング。

http://www.youtube.com/watch?v=KCTeXUkTFwQ   

♪「アラウンド・アンド・アラウンド」きっかりカバーしてますね。ちょっとまともすぎる感じもします。私は「カム・オン」のブルースに近い感じがストーンズのオリジナリティーを感じます。

http://www.youtube.com/watch?v=UnEkVC6i9tM   

♪本家のはライブ映像しかありませんでした。ライブだけに割りと派手めにやってますね。それにしても元気だなあ。

http://www.youtube.com/watch?v=RnL3U4xrfmc   

♪ついでにトム・ペティ&ハートブレイカーズのもの。ストーンズ系ですね。

http://www.youtube.com/watch?v=PvTWf1QW0dY   

♪思わず面白かったのでこれも。デイヴィッド・ボウイ版・・・ハードロック化
してますね。

http://www.youtube.com/watch?v=mAngg5v4hxo  

※チャック・ベリーという事で、ミックとキースにまつわる話を思い出しました。二人がまだ知り合ったばかりの頃、「チャック・ベリーはハヴァナ・ムーンみたいな曲も聴かなきゃダメだよ」とキースがミックに言ったそうです。私も初めてこの曲聴いた時、チャック・ベリーの裾野の広さみたいなのを感じました。

http://www.youtube.com/watch?v=Gll9untMKlY

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